食の危機!?
農漁業が盛んな地域ではなかなか実感が薄いかも知れないことかも知れませんが、わが国の食料自給率は30%台。これでは、気候変動による気象災害による世界的な不作や飢饉、政情変化により日本への食料供給が止まる日がいつ生じてもおかしくない現状です。
また近年のコロナ禍も加わり、現在の格差拡大社会下では、さらに多くの食料難民を生み出しています。
今、世界的な人口増加、気象変動、ウィルス禍などにより、世界中で従来の生活の在り方が見直しを迫られています。特にわが国では、見かけ上は潤沢に整っていた食の供給・消費の在り方、また地方と都市部での消費格差、個人の経済格差等による影響が大きな課題として露呈しています。
対策は!?
政府も不測の事態に備えて、食料安全保障に関する法律を策定し、課題解決に手を付けようとしています。本プロジェクトでは、すでに危機的状況にある各地の食事情に、一石を投じ、その緊急支援と継続的な食の安定を達成するためのモデル事業を生産地と消費地の連携によりで実践し、共同して民の力で全国に「食の自立循環コミュニティ」を広げようとするものです。
どんな対策を具体的に!?
- 1.最新保存技術を最大活用!食料自立循環ふさわしい生産地をモデルに
- ①生産地側の食ロスをゼロに
- ⇒生産時点での廃棄食材、未利用食材の徹底活用、保存加工製品として需給調整
- ②鮮度の高い時点での保存食材加工⇒最新急速冷凍、レトルト、乾燥技術などを駆使した生産地加工場で保存食化。
- 提携消費地と共同で計画備蓄(鮮度×保存力で供給量を補う)
- ③備蓄分は、市場調整分と地域内の非常食、フードバンク等に常備
2.大量消費地域と生産地域のパートナー提携
①首都圏、関西圏、政令指定都市周辺地区、また団体、市民ネットワークなどとパートナーシップを結びます。
②モデル生産地の供給可能量に合わせて、毎年の地域内需要量、受給内容について計画的に生産地と協働、消費地側に食の安心を提供
- ※パートナー生産地区とは、収穫体験、食育、また啓蒙活動など、食に関する総合的な交流を図り、農水産業の人材育成にも寄与
3.生産側モデルコミュニティの全国展開
「食の自立・循環コミュ二ティモデル」に関しては、それぞれの地域特性を活かしたモデルの輪を広げ、ひいては我が国全体の食料自給率を改善、食に安心・安全な地域を拡大。
新鮮保存最新技術を活用した期待効果
1.生産地での食品ロス(未利用・廃棄食材の利用など)、消費地での食ロス(賞味期限内食材の廃棄など)の減少に
2.新型ウィルス禍で、経営危機にある飲食店に、新業態転換の一方策として
3.豊作時に保存食材として備蓄、凶作時の供給力改善に
4.地域単位での食料備蓄力を高め、災害非常時の対応、食の困窮時対応に
5.地域内消費の完全循環、フードバンク等との連携で食の困窮者ゼロに
1期「食の自立・循環モデルコミュニティ」(生産地)長島町について
食の宝庫・鹿児島県長島町は、県の西北端、天草諸島の最南端に位置し、人口約1万人、周囲約50Kmの本島はじめ、大法23の島々で構成されるこの町は、食料自給率200%超(カロリーベース)、エネルギー自給率100%超を誇り、その安心感にも裏打ちされ、そこに住む方は一様におおらかで、自らの島を「長島大陸」と称する開放的な大陸的気質を備えています。
本プロジェクトでは、この町を第1期の生産地モデル地区として、農水産業の作物供給拠点、保存食料開発加工、製造保存備蓄のモデル地区として、まず地域内の完全循環(食の困窮者ゼロ)を達成し、生産地直営の保存加工拠点を開設する計画です。
全国のパートナー消費地に供給を図ります。(消費地の初期モデル地区としては、大規模な農業・環境総合研究施設を持つ大阪府内のベッドタウンを候補に協議中)
長島町モデルでの具体的な準備
STEP1.キッチンラボ開設: (2022年1月~3月 順次稼働開始)
- ①町民参加による長島食材(未利用食材含)を活用した保存食品研究開始
- ②「おやこ食堂」兼「モニター食堂」テスト開業
- ③町内各店の自慢メニュー冷凍食、不揃い野菜半調理食材加などテスト製造
- ④住民集会ラウンジ開放
- ⑤加工設備、施設調査、共同事業者募集、施設取得、開業準備
- ⑥食育、農業リモート講座 試験配信
- ⑦消費地パートナー調査、提携開始
STEP2.加工施設(遊休施設活用)の設備導入、開業予定(2022年2月~5月)
①学校跡地調査、検討、賃貸契約
②共同事業者、協賛事業者募集
③設備導入開始~、加工場稼働、消費パートナー地区への納入開始
STEP3.「ひと・さとアカデミー」(農業人材、農業と文化通信講座)開校予定(2022年1月~6月)
- ①消費地パートナー地区及び全国会員向けの農業、リモート文化講座および、体験実習開始(通信制高校農学科併設)
- ②教室開設、リモート配信施設、会議室、シェアルーム開設)等
- ③講師確保管理、運営体制確立、生徒・受講生募集
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クラウドファンディングについてご協力のお願い
本プロジェクトを実施するにあたり、その活動趣旨を広くPRし、また皆様の共同参加によりスタート資金調達にご支援いただきたく考えております。
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また、保存食糧普及のキャンペーンとして、また終了後の生産地への食糧保存設備導入、継続運営に関しては、順次生産加工体制を含む共同事業体を発足のうえ、体制の充実を図り、新たな共同事業継続モデルとしての運営を成立させ、全国への普及拡大に努めます。
<ステップ1>目標額:300万円(募集期間:2022年12月まで)
本部事務局開設費、開発ラボ設備
キャンペーン初期PR経費(SNS開設など)
その他スタートUP資金に充当
<ステップ2>目標額:800万円(募集期間:2022年2月まで)
保存グルメ食材開発費、キャンペーン運営費、加工設備拡充に充当。
※<ステップ3>目標額:1200万円(募集期間:2022年4月まで)
加工製造設備拡充費等、キャンペーン運営費など
(運営費には、地域の食糧支援の必要な団体、個人への保存グルメ寄附費用を含む)
プロジェクト支援参加方法
A:消費モニターとして
食の自立循環社会づくりにるあなたのご参加をお待ちします。
※メニュー表現の印象など購入決定時アンケートとご利用後の率直なご感想、評価などモニター表にてご意見、審査評価を頂きます
(リターン):別表の「保存グルメ食」の中から、関心ある希望メニューの予約券を購入していただきます。配達便に同封される審査モニターにご記入のうえ、回答。
投票いただいた方にはもれなく記念品を提供。また抽選にて(お弁当仕様のグルメ保存食10日分)が当たります。
1.モニター参加「保存食グルメ食品」モニターお試し予約・引換券:5千円分
(試食品、本製品完成後のお弁当メニュー 5食×3回分)
2.モニター参加「冷凍スイーツグルメ」モニターお試し予約・引換券:5千円分
(試食品完成後のスイーツメニュー 5食×2回分)
3.モニター参加「長島町産 半調理食材(おでん種等)」 1万円
3人前パック×10回分引換券
市場に出さない新鮮野菜類を半調理のうえ急速冷凍し、真空冷凍パックでお送りします
B:プロジェクトへの協賛参加、支援者として
1.「プロジェクト協賛支援」 個人:1万円/口 法人:10万円/口
プロジェクトの趣旨にご賛同いただく個人、団体
お礼カード、参加募集告知印刷物への掲示、Tシャツ(希望により)プロジェクト運営委員会メンバー参加、SNS等への支援・協賛・提供名クレジット、地域提携・共同事業化の個別相談。
2.「島のサブスク滞在利用券」:12万/口(第1期/20口限定)
専用のタイムシェア型宿泊施設での年間30日滞在(宿泊、朝夕2食付き)の予約券提供。
3.「保存食グルメコンテスト2022」協賛参加権:(先着順10社 特別募集)
※2022年4月~(リモート展)、2022年11月にモデル地食のイベントを開催予定
法人申込:20万円/口
並行して開催する「保存食材の人気コンテスト」の協賛参加店、企業を全国から募集します。
ご自慢の冷凍食グルメ、またはこれから冷凍食販売を計画するグルメ食、スイーツの協賛参加、出展参加権(2022年4月~6月WEB上及び該当店舗にて開催、3か月後に人気結果発表表彰)
クラウドファンディング募集プラットフォーム
Campfire 公開予定2021年10月29日(金)
当プロジェクトに関するお問い合わせ
「食の自立・循環プロジェクト」事務局(クリエイションサンク委員会 内)
〒899-1303 鹿児島県出水郡長島町指江1361-7
担当:加納 TEL:070-7476-7175
Mail: kanoh@c-sancc-sanc.jp
※「クリエイションサンク委員会」(聖地創造委員会)
気候変動禍、新型コロナ禍などの影響で、未来に生きるし子孫のためにも永続社会づくりのために人類の叡智と矜持が問われる現代において、それぞれの地域生活に刻まれた歴史文化を探訪し、それぞれの地域にふさわしいあるべき姿、幸せ生活の姿を再認識し、それぞれの聖地たるコミュニティを再構築する活動を実践し共感い合うプロジェクト開発担当者が集う、聖地創造共同体です。
(幹事メンバー)
一般財団法人夢の社
ガレリア・アミカ
一般社団法人ちいき文化ネットワーク
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