本映画祭の審査員を務めていただきます、長沼修二様よりコメントをいただきました。
照明技師 長沼修二
1965年生まれ。福岡県出身。
照明技師として映画、TV、CM、MVなど多くの分野で活躍。2004年からフリーランスで活動。2013年からAdachi学園専門学校九州ビジュアルアーツの講師を務める。
主な参加作品として、映画「夏至るころ」、「糸」、「そんな愛のはなし」MV 福山雅治「トモエ学園」、橋本環奈「セーラー服と機関銃」、ユニクロのCMなどがある。
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SNSやYouTubeなど個人で世界に向けて簡単に自己表現出来るようになりました。撮影機材の発
達で安い機材でも映像表現の幅も随分と広がりました。地方だろうが情報を発信して、それを共感してくれる人を探せますし、それを活用してお金を稼ぐ事も出来ます。その全てがアイデア次第で、どこまででも行けます。若くても監督は監督なんです!しかし撮影技術はそんなに簡単ではありません。予測・検証・結果を出して修正して進めるしかないので、どうしても時間がかかります。そこは一番難しい所ですし、私たちも毎回悩んでいますし楽しい時間です。そして新たな発見もそこから生まれたりします。そんな目線で今回観ていこうと思います。台詞や音楽に左右されず、無音で観ても海外の人たちにも意味が通じるかは重要だと思います。そこに音が加われば、どこでも通用します。そんな作品に出会いたいですね。
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