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日本の農家を守り、オーガニックのお米を日本のスタンダードにしたい!

衰退していく日本の農家の現状に、日和ファームは「有機栽培」「自然を大切にする農業」「農家が繁栄していく」ということにこだわり立ち向かいます。有機JAS認定徳島産コシヒカリ長生米( ながいけまい)と、その背景をたくさんの方に知っていただくためのプロジェクトです。

現在の支援総額

2,068,728

392%

目標金額は527,000円

支援者数

101

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/15に募集を開始し、 101人の支援により 2,068,728円の資金を集め、 2021/11/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,068,728

392%達成

終了

目標金額527,000

支援者数101

このプロジェクトは、2021/10/15に募集を開始し、 101人の支援により 2,068,728円の資金を集め、 2021/11/29に募集を終了しました

衰退していく日本の農家の現状に、日和ファームは「有機栽培」「自然を大切にする農業」「農家が繁栄していく」ということにこだわり立ち向かいます。有機JAS認定徳島産コシヒカリ長生米( ながいけまい)と、その背景をたくさんの方に知っていただくためのプロジェクトです。

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毎日当たり前に食べているお米。みなさんはどれくらいこだわっていますか?そして実は少し先を見通すと、日本の農家、特に米農家の状況が危機的な状況にあることを、どれくらいご存じでしょうか?

日本の農家の平均所得は142,500円、労働時間は平均の1.5倍の233時間/月とも言われており、時給換算ではなんと611円になります!そしてこのままのペースですと、10年後には45万件の農家が減ることが予測されています。 (詳しくはこちらをご覧ください)。

なぜ、日本の農業はこんな状況に陥ってしまったのでしょうか?私たちは、きちんと考察し、行動に移さなければならない局面に直面しております。

はじめまして!徳島県阿南市の オーガニック認定(有機 JAS )を受けた圃場等で有機栽培や、それに準じた栽培を行い、オーガニック米、または栽培期間中農薬不使用のお米の生産・販売をしております 株式会社日和ファームの代表、平田辰徳と申します。


日和ファームは「有機栽培」「自然を大切にする農業」「農家が繁栄していく」にこだわっています。その理由をたくさんの方に知っていただくこと、また、日和ファームが大切に育てたお米を多くの方に味わっていただきたいという目的で、今回クラウドファンディングにチャレンジする事と致しました。

私は今回のクラウドファンディングを、日本の食糧を守る為に大きく動き出すための第一歩と捉えております。ぜひ下記お読みいただき、みなさまにも、これからの日本の農業のこと・食のこと・子どもたちの未来のことを一緒に考えていただけると幸いです。


2017年、私は、このままでは日本の農業がダメになると危惧し、「米農家を変える」をミッションに掲げ、農業法人「日和ファーム」を設立しました。


日和ファームでの収穫の様子を動画にしました。ぜひご覧ください。



◆日和ファームの特徴①:自然肥料・栽培期間中農薬不使用でお米を栽培 

土地に優しく、農作物にも優しい有機栽培でお米をつくっています。

籾種の用意。消毒のために農薬につけることはせず、60℃のお湯に種を10分浸ける温湯消毒を行います

苗の用意。強い苗に育つよう、特殊な形状のポットへ植え、しっかりと根を張らせます

除草。わたしたちは、自然肥料・栽培期間中農薬不使用で、手作業で除草をしながらお米を育てています 

日和ファームが有機栽培にこだわる理由は、まずは私が美味しくて体によく、環境にもよい食べ物を自分が食べたいし、みなさんに提供したいと強く思ったからです。

そして、世界のオーガニック市場がこの10年で2倍になっている現状に対して、日本国内の有機農業の面積は、日本の農地面積のうちわずか0.5%(2018年時点)。農林水産省は、化学肥料や化学合成された農薬を使用しない有機農業の拡大に向けて動き出そうとしているという状況を踏まえてのことです。

また、日和ファームの圃場となる土地には、元々絶滅危惧種が16種類も存在しており、より「自然を大切にする」有機栽培の重要性を感じたというのも理由のひとつです。

全国10府県が指定している絶滅危惧種で、市の協力を得て保全しているコガマ 


◆日和ファームの特徴②:「企業」として農業に取り組む

企業(農業法人)として実際に農作物を生産する「農家」は全体の約3.7%(※2020年農林業センサス結果の概要を参照)でわずかしかございません。 日和ファームは現在、社員数5名の小さな会社ですが、雇用を守り、大規模化を目指しています。

私が「企業」であることにこだわるのは、世界の農業を分析したところ、日本の農業は大規模化しないと生き残れないという現状があるからです。日和ファームは農業の未来を担い、有機農法にこだわり、純粋な農作物を生産・販売まで手掛けていきます。  

心を込めて大切に育てたお米を、私たちは既存の安い値で買い取られる販路ではなく、独自の販路で多くの方々に届けたいと思っております。


◆日和ファームがつくるお米

そんな日和ファームがつくった「長生米」の食味値は最高ランクのSランクで90点~86点を取っております。  農薬250項目の検査はもちろん全て未検出 。自然の中で作物の「ありのまま」を大切に生育されたからこそ生まれるふくよかな甘みと軽やかな食後感は、世代や年齢を問わずお楽しみいただけます。                    


日和ファームのお米は、精米の状態を玄米、胚芽米、白米の中からお客様にお選びいただいております。 一杯のお茶碗でも栄養が違ってくるので、胚芽米を以下の理由でおすすめしています。

● 三大栄養素のひとつで人間の体の基礎をつくる重要な成分 「タンパク質」が3倍
● 炭水化物 (糖質)の代謝を促しエネルギーに変える 「ビタミンB₁」が5.5倍
● 骨や歯の形成に必要な栄養素 「マグネシウム」が2.5倍
● 髪や肌の健康の維持に役立つ 「亜鉛」が1.2倍
● 白米からはあまり吸収できない 「食物繊維」が2.5倍


日和ファームをはじめる前、広島の農家さんの元で農業について学んでいるとき、私は日本の農家の現状を知りました。事業収入が1,000万円以下の農家さんが実に90%以上、農業所得の平均も171万円なのです。

【農家の事業収入】

出典:政府統計ポータルサイト農業経営統計調査(2019年度)


農業収入だけでは生活が厳しく、兼業農家の割合が圧倒的に高いということも知りました。

【全国専業農家数と兼業農家数 】
出典:政府統計ポータルサイト農業経営統計調査(2019年度)


農業は儲からない、という事実を知り、私はこれからの日本の農業に対して危機感を覚えました。 お米農家はその中でも特に「儲からない」と言われており、 担い手になりたいという人が少ないうえ、 農家さんの平均年齢も67.6歳と高い状況です。 

そこで諸外国の農業事情と比べたときに見えてきたのは、日本の農地面積の小ささです。

出典:
【日本】政府統計ポータルサイト農業経営統計調査(2019年度)
【アメリカ】所得:欧州連合統計局 農業地域・農場の種類・標準生産量・法的形態・およびNUTS2地域別農場指標(2021)
農地:米国農務省 農場及び農地概要2019
【イギリス】所得:欧州連合農業経済概要(2018)
農地:米国農務省農業資源経営調査(2021)


私は、日本の農家は大規模化していかないと、生き残ることができない、と考えました。農地面積が増えれば、効率化を測ることができます。同時に、農耕機具が高いという問題、販売価格が安いという問題も解決しなければなりません。

農耕機具の問題は、中古で買ったり、シェアをするなどして解決。そして、直接の販路を開拓し、日本の農家の衰退を食い止ていきたいと思ったのです。

そこで日和ファームは、「米農家を変える」ことに企業として取り組むこととしました。


私は東京の門前仲町で育ち、システム開発の会社を経営してまいりました。そのなかで、いずれ一次産業から三次産業まで一貫した事業を展開していきたいという想いが生まれてきました。また、システムを開発する顧客の想いも知りたいという想いもあり、飲食店を大阪に2店舗オープン。

おかげさまで店は繁盛していたのですが、飲食店を経営する中で「飲食店で使用する食材として出回っているものは、あまりいいものと思えない」ということも感じるようになりました。

そこで、利益を追求した2店舗とは違い、利益度外視で、とことん食べ物にこだわった店をやりたいと考えるようになりました。友人に、広島県福山市でオーガニック栽培をしている農家さんを紹介してもらい、農家さんの隣の空き家でランチだけの店をやることを決めたのです。

そこで初めて食べさせてもらった採れたてのオーガニック野菜は、作物本来のみずみずしさや生命力に溢れていて本当に美味しく、身体が元気になったと感じるほどでした。

その感動が忘れられず、私は都会を離れ本当に純粋な農作物の追求を目指すことを決めました。

2017年から2年間、野菜やお米の育て方について農家さんに学び、2019年より徳島県阿南市に移り住み、水稲栽培を始めました。

この土地を選んだのは、日本全国を回って色々な側面から四国に絞ったとき、この長生町の田園風景を目にして、感覚的に「ここだな、ここなら成功しそうだ」と感じたからです。


みなさまにご支援いただきました資金は、キャンプファイヤー手数料を除きまして、20haの有機農地を増やす為の下記内容の一部として使用させていただきます。

設備費  :トラクター、コンバイン、納屋、他農機具 約 5,000万円
人件費  : 年間 約 1,080万円 (絶滅危惧種の保全作業も含む)
農地賃借費:20ha分 年間 160万円


リターンといたしまして、以下のようなものをご用意しております。

・有機JAS認定 長生米 

・農家しか食べられないお米阿波照(AWATERASU)
  ※本当においしいお米は、農家たちのあいだで消費されてしまい、流通しません。阿波照 は、食味値が90を超える(平均は70程度)最高級に美味しいお米です

・日和ファームの水田100坪オーナー権 (こちらのリターンのお届けは2022年の収穫後になります)

・企業オリジナル米と300坪オーナー権 (こちらのリターンのお届けは2022年の収穫後になります 。玄米、胚芽米、白米の精米の種類や配送方法は、メールにてご相談いただけます。 )

・各種スポンサー

詳しくはリターン一覧をご覧ください。


2021年11月29日 クラウドファンディング終了

クラウドファンディング終了後速やかに、リターンに関するご連絡をいたします。

2021年11月~ 20haの農地取得に向けて動き出します。 併せて20haの農地でお米を作る為の農機具や納屋を2022年9月までにそろえるように取り組んで参ります。

また、日和ファームの今後の展望は、以下のように想定しています。

【STEP1】
一般企業と同じように社員が満足して働くことのできる企業として確立する。

【STEP2】
日本の農家さんが事業として十分成り立つよう、連携して効率化していく。IT 戦略もこれからの農業の鍵であり、スマート農業にも力を入れる。

【STEP3】
世界にも進出し、世界を代表するような、有機栽培を手掛ける会社になる。


日本の農家は非常に衰退してきており、有機栽培の面では海外に大変遅れをとっております。現状、表向きは整っているように見えていても、裏では農家さんが疲弊しています。
そんな日本の農業の現状を変えるために、日和ファームは企業として向かい合っていきます。日本の未来を守ることにつながる取り組みになると自負しております。

私たちの活動に共感いただける方は、ぜひご支援をよろしくお願いします!


■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:株式会社日和ファーム
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:平田 辰徳
 ●事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●送料:送料込み(離島価格など例外がある場合には記載)
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • その後のご報告

    2022/11/30 11:01

    クラウドファンディング目標達成から約1年。皆様からご支援いただいた資金により、達成できた事業をご報告いたします。■農地拡大昨年の経営面積7haから、今年15haと大幅に拡大。面積拡大により収量は約12tから約25tに増収。■従業員の雇用女性スタッフを1人増員。■設備投資・約40坪の農業用倉庫の借り、内部に30ha分のお米が保管できる巨大冷蔵庫を設置今後数年、農地拡大で増収しても余裕で保管することができ、お客様にお届けするまで、美味しい状態で保存することができます。・フォークリフト、パレットの購入女性スタッフでも楽に作業できるよう、フォークリフト(30㎏x40袋をまとめて移動)を購入。来年はライスホルダー(30㎏を1袋ずつ移動)を導入します。・中古コンバイン、中古トラクター購入、修理面積2倍に増え、コンバインも2台体制で収穫を進めることができました。トラクターは現在修理中。修理完了後、3台体制で農地整備。■絶滅危惧種保全コガマを自社圃場の水路に移植。今後、看板を設置するなど、地域住民へ絶滅危惧種に対する理解をひろめていきます。■今後の活動・株主コミュニティ制度を活用し、株式発行若者に農業への関心を持ってもらうため、学生を対象とした株式を12月から発行します。・農地拡大3年後50haを目指します。他の農業経営体とも連携し、同じ農法で栽培したお米を買い取るなど、お米の販売先を確保し、自社経営農地以外の農地も継続できるよう支援してきます。・6次産業化米粉の製粉機を導入米粉生食パンをキッチンカーやオンラインショップで販売しています。近日お米麺の販売も始まります。今度、米粉製品のバリエーションを増やし、お米の消費先を確保します。オンラインショップ https://hiyorifarm.jp/shop/products/list今後もご支援いただいた皆様のご期待に沿えるよう、様々な活動を行っていきます。FacebookやInstagramで、日和ファームの活動や日常の出来事などを投稿しておりますので、ぜひフォローをお願いします。Facebook   https://www.facebook.com/hiyorifarm.jpInstagram  https://www.instagram.com/hiyorifarm/ホームページ   https://hiyorifarm.jp/末永く、お付き合いいただければと思いますので、よろしくお願いします! もっと見る

  • ご支援ありがとうございました!目標金額390%越え!

    2021/12/02 16:06

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 日和ファームをご支援してくださったサポーターの皆様、興味を持ってページをご覧になってくださっている皆様、誠にありがとうございます。現在公開しておりますリターン品の紹介をさせていただきます。***日和ファームの水田オーナー権***このリターンには、これまでに紹介いたしました長生米の年間発送と、圃場の杭にお名前を掲載、農業体験などが含まれています。圃場の杭は、このhiyorifarm看板のミニバージョンを考えております。お名前の杭の前での写真撮影などを想像し、かっこよく作りますので、楽しみにしていてください。 また、オーナー権の一番の特権は、農業体験ではないでしょうか。家庭菜園などではなく、農家が行う実際の農作業、田植え機やトラクターなどの農機操作はめったにできない貴重な体験です。長生の美しい景色を肌で感じ、作業を行い、そのお米を頂く。お米のおいしさが何倍にも感じられます。募集終了まで、残りわずかとなりました。少しでも多くの方にシェアしていただけると幸いです。引き続きのご支援、よろしくお願いします! もっと見る

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