燕市の日本酒プロジェクトにご賛同・ご支援いただき誠にありがとうございます。
今現在、70名もの方からご支援を頂きました。
本当に感謝申し上げます。
ご支援の方・ご支援をお考えの方へ、弥彦酒造様から「haretoke」の近況報告をお伝えいたします。
①精米したお米(樋浦さんが丹精込めた五百万石)を洗米後に吸水しております。
吸水時間はとても重要で、時間を計りながら慎重に行っております。
60%に精米された酒米がキレイに洗米されており、これが「haretoke」になります!!
皆様へお届けされる日本酒の原料米です。
ワクワクしますね(^^)/
②その後、酒米を甑(こしき)に張り(酒米を入れこみ)、蒸します。
日本酒の酒米は、蒸します。炊いたご飯はモッチリしていますが、麹造りにおいては、粘りが強いと作業性が悪く、醪(もろみ)に入れるとすぐ溶けてしまいます。米が溶けすぎると、そこに含まれる雑味成分も一緒に溶け出してしまいます。その絶妙な蒸し時間・吸水が非常に重要となる作業です。
蒸米の状貌(じょうぼう)を見てます。(水分量や硬軟)
③蒸米を上げて、ムロ前で粗熱を取り、温度を見ていきます。
便利な機械が開発される中で、手仕事が日本酒造りには、とても重要です。五感を研ぎ澄まし、米の状態を見極めているのです。
これが、「haretoke」なっていくと思うと、想いを込めて飲みたいものです。
熱い酒米を丁寧にほぐしていきます。
④粗熱が取れた後、ムロに引き込み、種付けします。
一見簡単そうに見える作業ですが、麹菌の胞子(種)を満遍なくつくようにするには、長年の経験・技術が必要です。
以前聞いた事があるのですが、酒造りの時期になったら、決して朝食などで納豆を食べるのは、厳禁との事。納豆菌などは、酒造りに必要な微生物の邪魔をすると言われていて、必要の無い微生物は蔵に持ち込まないと言うのが大原則です。
⑤「床もみ」し保温をします。
「床もみ」とは、種麹を撒いた蒸米を混ぜながら温度と湿度を調整し、米粒に種麹を行き渡らせるのが目的です。
床もみが終わったら、麹米を山積みに丸めて布で包み保温します。しばらくたったら、一度山を崩し、麹米を混ぜて温度を均一にしながら麹菌に酸素を与えます(切り返し)。
良い麹米になるように、ぬくぬくと寝てもらいますよ~!(^^)!
本日のご報告は、ここまで~
日本酒造りは、手仕事です。職人です。
燕市の職人達と共通する部分が、今回垣間見えました。
職人のプライドが、この日本酒には詰まっています。
皆様のご支援が、日本酒になっております。
本当に感謝いたします。
弥彦酒造様、お忙しい作業の中、写真撮影にご協力いただきました。
感謝申し上げます。
また、質問等がございましたら、遠慮なくご連絡ください。
高畑 篤志