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命をつなぐママの力になりたい/助産師とママをマタニティ・ヨーガで繋げたい

孤立している妊産婦さんと専門職の助産師さんがつながって、妊娠初期から育児期まで、安心して、妊娠・出産・子育てができるような社会をつくるためのプロジェクトです。皆様の温かいご支援をお願いします。

現在の支援総額

1,031,000

103%

目標金額は1,000,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/01/20に募集を開始し、 73人の支援により 1,031,000円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了しました

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支援者数73

このプロジェクトは、2022/01/20に募集を開始し、 73人の支援により 1,031,000円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了しました

孤立している妊産婦さんと専門職の助産師さんがつながって、妊娠初期から育児期まで、安心して、妊娠・出産・子育てができるような社会をつくるためのプロジェクトです。皆様の温かいご支援をお願いします。

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【はじめに】

(公財)名古屋産業科学研究所・中部TLOでは、大学などのアカデミアの研究成果が速やかに社会で活用されるよう様々な支援事業を行っています。今回、東海国立大学機構・岐阜大学の研究者らが中心となり実用化を目指している「G Mam-Mwジー マム ウイズ): 妊娠期から産後まで、母親と助産師が繋がり続けるスマホアプリ」の研究開発を支援します(図1)。皆さまの応援、よろしくお願いします。


図1


【この支援プロジェクトで目指すこと】

 私たちは、妊娠・子育てライフに対して漠然とした不安や恐れを抱える女性にとって出産から産後まで「母親と助産師を繋げるスマホアプリ」が実現すれば、心強い味方になると考えています。G Mam-Mw では、広く普及しているマタニティ・ヨーガを活用することで、妊娠初期から育児期(産後1年頃まで)の女性が気軽にアクセスできるようにして、助産師による切れ目のない支援を可能にする工夫をします。そして助産師同士が最新の知識・情報を共有してアップデートするプラットフォームとして機能する側面も持たせたいと考えています。 

 今回、中部TLOが取りまとめ役となり、大学と民間企業などが連携したプロジェクトチームを立ち上げます。スマホアプリに対する皆様からのニーズの把握と、一緒に活動して頂ける専門職の方や、フェムテックなどの企業の方々との繋がりをもちたいと考えています。

注意:スマホアプリの販売等を目的にしたプロジェクトではなく、この趣旨にご賛同頂ける、個人や法人様からのご支援応援をお待ちしています。 


【社会の課題】

 今の妊産婦さんは子育てについて相談できる人がいる割合が10年前に比べて30%も少なくなっています(図2:「社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会第 16 次報告」記載のデータをグラフ化して表記しました)。


図2 妊娠から出産後の女性は、とくに心と体のバランスを崩しやすい状態で、相談できる相手が求められますが、昨今のコロナ禍もあり、母親の相談先である産後ケア事業が十分に実施できていない現状があります。こうしたケアの不足は、死亡した子供の年齢を調べるとゼロ歳児が占める割合が40.7%と極端に多くなっている状況を生む要因の一つになっている可能性が考えられます(図3:「社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会第 16 次報告」記載のデータをグラフ化して表記)。

図3

 たとえば、ある助産師は、「 日々の業務の中で感じることは、うまく人に頼れないお母さんたちの存在です。入院中でさえ、直接助産師に聞けず、ネットで調べる方が多く、氾濫する情報に振り回されているようです」と言われています。妊産婦さんは、「こんな悩みを聞いて良いのかわからない。自分だけが悩んでいるのかもわからない。」つまり、聞きたくても聞けない、伝えたくても伝えられないという隔たりが助産師と妊産婦さんの間に存在します。

 こうした現状を改善する上で、母親の変化に気づくことや、不安を相談できるサービスが必要とされています(図4:「社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会第 16 次報告」記載のデータをグラフ化して表記)。そこで私たちは、女性が気軽に相談できるためには、現代の若者が使いこなすスマホを利用して、妊娠期の早いうちから産後まで繋がり続けられたら、母親として成長していく女性の心身を健やかに保つことの助けになりゼロ歳児の死亡数も減少させることができると考えました。

図4


【開発チームのこれまでの歩みとビジョン】

 

 東海国立大学機構・岐阜大学医学部看護学科に所属する金子 洋美 助教らを中心とするチームは、妊婦に人気の「マタニティ・ヨーガ」が母体に与える様々な効果について科学的検証を重ねてきました。チームはストレッチ効果を評価するための器具「O<Leg®」(オオレッグ)を開発しました(図5


図5

 継続的なヨーガ運動により柔軟性が増し、開脚度を向上することにより、骨盤出口部を拡大するので安産型になります(図6)。スマホに記録される日々の身体の変化を可視化し、客観的に捉える上でとても役立ちます。「O<Leg®」を体験した妊婦さんからは、「ヨーガ継続の励みになった」「お産の不安を解消するのに役だった」といった声が多数寄せられました。

図6

 現在、岐阜大のチームはこの成果を発展させ、助産師などの専門家に気軽に相談できるスマホアプリにしようと日々取り組んでいます(図7)。例えば、自宅で気が向いた時にヨーガをします。日々の記録から気になったこと、最近どうも体調が優れないといった悩み事について、アプリのチャット機能を通じてすぐに助産師に相談できるサービスを思い浮かべてください。産後に、突然起こった困りごとでも、妊娠中から相談していた助産師なら気軽に相談できそうではないでしょうか。


図7

 スマホアプリを選んだ理由は他にもあります。大学に所属する研究者や助産師は、毎日多くの妊産婦さんや助産師に接します。現代はスマホを使って様々な情報にアクセスできます。しかし、巷にあふれる膨大な情報から正しいものを選ぶことは難しく、多様な情報に混乱した妊産婦さんは、より不安になったり、むしろ孤立を深める状況を生んでいます。

 助産師は、出産の時だけでなく、妊産期から産後の女性に寄り添うことで様々な悩みの解決を手助けする専門家でもあります。しかし開業助産師の多くは、妊産婦さんやお母さんが来院されないと何もできず、悩みを抱える方々に繋がる手段をもたないことにとても歯がゆい思いをしています。  

 スマホアプリであれば、助産師同士が情報共有できるプラットフォームにもなり、大学に所属する研究者などから最新の情報をアップデートするなど、信頼性のあるバックアップ体制を築きます。その結果、開業助産師が自信をもって妊娠初期から育児期までの女性の心身のケアができると考えました。

 すでに日本で受け入れられているマタニティ・ヨーガを取り入れることで妊産婦さんにも気軽にダウンロードしていただけますし、ヨーガによる心身ケアと信頼できる助産師とのマッチングの促進効果を狙っています。


【資金の使い道】

ご支援いただいた資金は中部TLOが責任をもって管理し、当支援プロジェクトが一年間活動する費用に活用させていただきます(総額~200万円程度が必要になると想定 ) 。その一部は、大学におけるスマホアプリの研究費(~40 万円)、教材制作費(~20 万円)、オンライン講習会などの実施費(~10 万円)に活用させていただく予定ですが、これは集まった合計額に応じて 適切に配分する予定です。その他にリターン品に係る費用、CAMPFIRE決済手数料も、ご支援いただいた資金の中から充当する予定です。


【中部TLOから皆様へ】

 このように公益性のある研究が日本の大学で行われたことは大変素晴らしいことではないでしょうか。その実用化は、皆様からの応援支援を得られることで大きく加速します。特に男性からの応援メッセージや支援は大歓迎です!!よろしくお願い申し上げます。


【応援メッセージ紹介】


<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>


■特定商取引法に関する記載
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:加美 謙一郎

 ●販売事業者名、事業者の住所、電話番号等:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。

 ●「ヨーガによるヘルスケアアプローチ」(金子洋美 著/森田俊一 監修)を返礼品にすることについては、版元である株式会社 日本看護協会出版会様の了承を得ております。
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:iphone
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最新の活動報告

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  • ご支援いただいた皆様、これまで一年間のプロジェクトの活動をご報告申し上げます クラウドファンディングで目標達成後、集まった皆様の支援金を活用して、ヨガのストレッチの効果を測定する評価器具「O<Leg®」(オオレッグ)を製作(写真1)、スマホアプリ「G Mam-Mw®」とともにユーザーテストを行いました。 ユーザーテストの結果、開脚度を測定する器具をスマホカメラで撮影することで、簡単に角度測定とスマホにデータが記録できる点はおおむね好評でしたが、スマホの機種、撮影角度の違いによって測定値が変動してしまう問題が見つかりました。また、測定器具の一部が股間に触れてしまうことで他人と一緒に使うのが気になること、測定器具が大きく、また畳めないので収納に困ることも課題として判明しました。写真1:O<Leg® による測定の様子 そこで、3Dデザインのできる名古屋市のスタートアップ企業にご協力していただき、股間に接触せず、折りたためるようにするとともに、女性に好まれるような外観デザインを検討しました。検討では、妊産婦さんが素材に敏感であることも考慮すべきとのことで、測定器具の材質をプラスチックから温かみのある木材へと大きく変更することにしました。 昨年8月まで検討を重ねて基本デザインを完成させました。 幸い、測定器具O<Leg®を考案した岐阜大学の所在県は、「飛騨の匠」として知られる木工の地でもあります。今回、地元の木製品の技術相談で定評のある岐阜県生活技術研究所が新デザインの測定器具の設計と製作を引き受けていただけることになりました。 今年2月、生活技術研究所で第1号試作機が完成しました(写真2)。基本デザインでは、強度等が考慮されていなかったこともあり、適切な木材選定、可動部の工作などで多くの労力があったとのことです。新しい測定器具は、股間部に接触せず測定でき、コンパクトに収納できます。木の温かみと丸みのあるデザインで女性や妊婦さんにとって受け入れやすいものと思われます(写真3)。O<Leg® の考案者の金子助教は、現在、できるだけ早期に評価するための準備を進めています。写真2 製作者:岐阜県生活技術研究所 木工職人 小池氏写真3:新しく製作した測定器具 この1年間、皆様の支援金を有効に活用し、当該シーズを社会実装に向け活動してきました。実際のところ、新たに測定器具を製作するほどの予算には足りなかったのですが、本プロジェクトに賛同した企業団体からの暖かいご協力が得られたことで何とか製作することができました。これは大きな喜びです。今後、岐阜大金子助教らと連携して社会実装に向けてがんばります。【開発チームメンバー: 岐阜大学医学部看護学科 助教  金子 洋美】支援者の皆様 皆様のご支援を頂きまして、より精度の高い測定器の開発が進んでおります。ひとえに支援をしてくださいました皆様、中部TLO様と関係者の方々のお力と心より感謝申し上げます。皆で子育てできる環境を作っていくために今後も精進してまいります。これまでのご支援に深く感謝するとともに、今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます。【支援プロジェクト代表: 名古屋産業科学研究所 中部TLO 事業部長 加美 謙一郎】ご支援いただいた方へ 今回、多くの方に支えていただいたことに改めて感謝申し上げます。支援する過程で、金子先生のこのプロジェクトに対する強い想いや皆様からの期待の大きさを感じ取ることができました。ひき続き皆様の温かい応援を賜りますようお願いいたします。 もっと見る

  • 返礼品の発送作業の状況につきまして

    2022/03/25 22:01

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 数多くの方々からのご支援や応援メッセージ、心より感謝申し上げます。こうした皆さまからのご声援を後ろ盾とし、中部TLO関係者と開発チームが一丸となって社会実装に向けたシーズ育成に全力で取り組む所存です。クラウドファンディングも残り1日、ラストスパートのご支援よろしくお願い申し上げます! もっと見る

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