弊社は長きにわたり全国各地のフードビジネスの現場で地域資源を活用した加工食品開発の支援をしてきました。
コロナ禍になり、これまでの生業であった現地に赴いての商品開発セミナーは少なくなり、また地域食材や食品のお披露目にと都内で運営してきた飲食店も昨年末に閉店せざるをえない状況に陥りました。
しかし大変なのは弊社だけではありません。これまで苦楽をともにしてきた全国各地の食に関わる仲間たちもまた大変に苦しい状況が依然としてつづいております。
弊社には「加工食品開発」と「人材育成」のノウハウがあります。
主に地方で活動してきた弊社でしたが、最近は首都圏の飲食店や農業者からも「オリジナル商品を作りたい!」「常温で日持ちする食品加工技術を教えてほしい!」という声を多くいただくようになりました。
そこで今回、思い切って弊社のある都内事務所建物内に「食品加工ラボ(仮称:food innovation tokyo)」を立ち上げる決意をしました。
誰もが食品加工技術を学びながらオリジナル商品が小ロットから製造できる施設があれば、飲食店や農業者の皆さんをはじめ、食に関わるすべての人をサポートできると考えています。
弊社の食品加工技術ノウハウを一般化し「学びと製造の場」をつくります。技術を学び自ら製造するノウハウを身につけていただくとともにフードビジネス全般の知識も共有します。
<弊社が取得予定の営業許可>
・密封包装食品製造業
・そうざい製造業
・菓子製造業
新たに食品事業に参入するにはそれなりの技術習得が必要なのにも関わらず、食品加工について学びのための学校やノウハウ本などは直接的にはほとんど存在せず、これまでは長い年月をかけた経験や口伝、他者に製造を委託するOEMやノウハウ所有者との共同開発、学術的・化学的な知識の習得などに頼ってきたところがあります。
弊社に食品加工のご依頼をいただくときにはいくつかのパターンがあります。
例えば、
①食品加工についてのノウハウ、レシピがないのでゼロから開発してほしい
②料理レシピは持っているのでそれを加工食品にしてほしい
③冷蔵で流通しているものを常温で流通できるようにしてほしい
④既存商品から食品添加物を省いて商品化してほしい
⑤既存商品が日持ちするか調べてほしい
⑥OEM先を教えてほしい
などです。
お店の料理をダイレクトにインターネット販売するなどの業態転換を迫られても、食品加工技術、衛生管理、品質管理、パッケージデザイン、プロモーション、販路開拓という日々の調理とはまた違った技術や知識の習得が必要不可欠です。今まさに食品加工について実践的な学びの場と小ロット製造が可能な場所が必要だと考えます。
街中の飲食店それぞれが食品加工についての知識を深めることは、お客さまの安心・安全につながるとともに新たな賞味期限が付与される加工を実践することでフードロスの削減にもつながっていくものと信じています。
弊社が特に得意としている商品開発は「常温で日持ちする加工食品」です。例えばミキサー1台あれば製造ができる常温流通可能なドレッシング製造技術、ソースやピクルス・マリネなどで代表されるホットパック製造技術、スープやカレーなど消費期限が長くかつ安心・安全なレトルト製造技術です。古くから培われてきた加工技術(塩、砂糖、酢、乾燥、冷凍、冷蔵など)などさまざまな加工技術についての知見があります。
<弊社が所有する機器>
・急速冷凍庫
・乾燥機
・スチームコンベクションオーブン
・撹拌器
・レトルト釜
・真空シーラー
・冷蔵庫
・金属探知機
PC画面では右カラムにリターンが表示されていますが、こちらではその詳細を順不同で紹介していきます。弊社が商品開発に携わった各地の商品をご紹介させていただきます。
弊社と関係の深い全国各地の食に携わる方々を招聘しオンラインで食の現状と未来について語っていただくオンラインイベント「food innovation meeting フード イノベーション ミーティング」(弊社のラボのお披露目、ご紹介も含む)を開催します。食品加工をビジネスとして携わる方々が一堂に会しミーティングの場を持つこともあまりないですし、それぞれが抱える日々の製造や課題、将来への展望などお聞きしながら、都市と地方そして食の未来を考える機会になればと考えています。農業者や飲食業の方々、一般の消費者の方々にとっても食品加工についての知識を深めるチャンスになれば幸いです。
※イベントは12月開催予定です。詳細決まり次第随時追記させていただきます。
『レトルト』『ロゴデザイン』
弊社で店舗ロゴをデザインさせていただいた「ツバキ 神田鍛冶町」もまたコロナ禍で夜の営業を自粛していました。元々は全国各地の日本酒が愉しめる日本酒バーでしたが、コロナ前からはじめていたランチのカレーが大ヒット!カレー激戦区でメキメキと頭角を現し、今や神田にツバキありというそんな実力店に成長しました。
また、今年2021年春、ツバキ店主の出身地である千葉県旭市に自社工場を開設、長年の商品開発期間を経て冷凍カレーやソース等皆様がお家で安心してお召し上がり頂けるラインナップを製造・販売してことを先日発表されました。
そして今回はこのクラウドファンディングのためにツバキと弊社がコラボレーション。新たにレトルトカレー商品の開発に取り組もう!ということになりました。チャレンジするのは「ビーフ」「ポーク」「チキン」の3種類。開発状況は順次アップしていきたいと考えていますので追加情報はお楽しみに!
そしてこれは今回限りの限定版、現在のところ再販予定のない商品です(皆様の美味しかった声が届けば再販の可能性はありますが!)。
▲写真はツバキのポークヴィンダルー。千葉の菜の花うましポークを黒酢等でマリネし、八角、花椒、五香粉香るルーと合わせた一品です。(例えばこのようなメニューを商品化していけたらと構想中)
今回はリターンの品として、クラウドファンディング限定ツバキカレー「ビーフ」「ポーク」「チキン」各2種類ずつおよびオンラインイベント「food innovation meeting」の参加URLをセットにしてお送りさせていただきます。
※竹内さんも参加いただく方向で調整中です。
※リターンの品は、弊社が製造し弊社よりお届けいたします。
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『ドレッシング(非加熱、常温流通可)』『小ロット製造』
温暖な鎌倉で100種類以上の野菜をつくっている盛田さん。年間を通じてマーケットで戦えるものとしてドレッシングが最適と考え、弊社との共同作業の中で妥協のないドレッシングを昨年ついにローンチしました。[鎌倉野菜の人参]と[最上級の料亭仕様信州吟醸味噌]を使用し、盛田ファームさんが販売者、弊社が製造者になっています。盛田さん自身初めての加工品へのトライだったわけですが、おかげさまで売れ行き好調、取り扱ってくださる店舗もどんどん増えています!
今回はリターンの品として「人参ドレッシング(yellow)&(pink)」およびオンラインイベント「food innovation meeting」の参加URLをセットにしてお送りさせていただきます。
※盛田さんも参加いただく方向で調整中です。
※リターンの品は、弊社が製造し弊社よりお届けいたします。
▼人参ドレッシング(yellow)(pink)
〈原材料〉人参(神奈川県産)、食用植物油脂、マヨネーズ(卵、小麦を含む)、三温糖、りんご酢、味噌(大豆を含む)、食塩、レモン果汁/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物〈内容量〉200ml〈賞味期限〉製造より6ヶ月〈保存方法〉直射日光を避け冷暗所で保管してください。
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『冷凍スイーツ』『パッケージデザイン』
イーナバリ株式会社オリジナル無添加おやつ「いちごババロア」「安納芋ババロア」と「むらさき芋ババロアwithココナッツクリーム」は、ムースのふんわり感とプリンのなめらか感が合わさった新食感のおいもスイーツです。
今回はリターンの品として、「いちごババロア」「安納芋ババロア」と「むらさき芋ババロアwithココナッツクリーム」各3個ずつ入ったセットおよびオンラインイベント「food innovation meeting」の参加URLをセットにしてお送りさせていただきます。
※イーナバリ株式会社代表の杉岡さんも参加いただく方向で調整中です。
※リターンの品は、三重県名張市で製造しお届けいたします。
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『ドレッシングタイプ調味料』『ピクルス』『ドレッシング』(常温流通可)
今回はリターンの品として、道の駅ましこの「とろたまディップ」「ましこピクルス(ランダム)」「ドレッシング(ランダム)」各1本ずつの特別セットおよびオンラインイベント「food innovation meeting」の参加URLをセットにしてお送りさせていただきます。
※「food innovation meeting」は、ましこカンパニー(道の駅ましこ)の高橋さんも参加いただく方向で調整中です。
※リターンの品は、栃木県益子町で製造しお届けいたします。
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『ホットパック』『パッケージデザイン』
今回はリターンの品として、へしこ工房HISAMIの新商品「旨米鯖」「燻製オイル漬け」「〆鯖ピクルス」「鯖MISOリエット」1個ずつ入ったセットおよびオンラインイベント「food innovation meeting」の参加URLをセットにしてお送りさせていただきます。
※「food innovation meeting」は、へしこ工房HISAMIの今出さんも参加いただく方向で調整中です。
※リターンの品は、京都府京丹後市で製造しお届けいたします。
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今回はリターンの品として、弊社創業者の書籍「農と食ビジネスへの転身〜移住、転身、帰郷、転職、農業進出、再起の時〜」1冊およびオンラインイベント「food innovation meeting」の参加URLをセットにしてお送りさせていただきます。
※「food innovation meeting」は、弊社主催でオンラインにて実施いたします。
※リターンの品は、弊社よりお届けいたします。
(書籍について)
テーマは移住、転身、帰郷、転職、農業進出、再起で畑違いの業種から農と食ビジネスへの転身をした人やカップル22を取り上げました。この方々をテーマにしたのはとても楽しそうに人生を生きているからです。内容は「新型コロナウイルスから脱出方策」という単純な提唱ではありません。今が幸せな方々を書きたかったからです。合わせて+1で私の生い立ちを書きました。私は農家の長男に生まれましたが、農業をしていません。22の方々と逆の立場です。新型コロナウイルスが襲来しなければこの本が世に出ることはありませんでした。一読いただければ幸甚です。著・鳥巣研二
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1アイテムの商品開発を支援いたします。
・レシピ開発(試作3回まで)
・工業化マニュアルの作成
・製造実習指導も可(オンラインも可)
・OEM先のご紹介
※12月以降での商品開発スタート
※原材料代、容器代は含まれておりません
※パッケージデザイン制作は含まれていません
※菌検査、栄養成分等の検査費用は含まれていません
※同業者の方はお申し込みいただけません
※開発可能商品の例は当ページのリターンにてご確認ください。リターンにあるような商品でしたら開発が可能です。それ以外の商品開発の場合はお申し込み前にお問合せください(弊社の営業許可の範囲であれば検討可能です)
※開発予定期間は最低2〜3ヶ月になります(内容により前後します)
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1アイテムの商品開発を支援いたします。
・レシピ開発(試作3回まで)
・工業化マニュアルの作成
・製造実習指導も可(オンライン指導も可)
・OEM先のご紹介
※12月以降での商品開発スタート
※原材料代、容器代は含まれておりません
※パッケージデザイン制作は含まれていません
※菌検査、栄養成分等の検査費用は含まれていません
※同業者の方はお申し込みいただけません(お問合せください)
※開発可能商品の例は当ページのリターンにてご確認ください。リターンにあるような商品でしたら開発が可能です。それ以外の商品開発の場合はお申し込み前にお問合せください(弊社の営業許可の範囲であれば検討可能です)
※開発予定期間は最低2〜3ヶ月になります(内容により前後します)
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1アイテムの商品開発を商品完成まで支援いたします。
・レシピ開発(試作3回まで)
・工業化マニュアルの作成
・製造実習指導も可能(オンラインも可)
・パッケージデザイン
・菌検査
・初回お試し製造可(最大半日で製造できる数)
・OEM先のご紹介
※12月以降での商品開発スタート
※原材料代、容器代は含まれておりません
※同業者の方はお申し込みいただけません(お問合せください)
※開発可能商品の例は当ページのリターンにてご確認ください。リターンにあるような商品でしたら開発が可能です。それ以外の商品開発の場合はお申し込み前にお問合せください(弊社の営業許可の範囲であれば検討可能です)
※フルパッケージの開発のため開発予定期間は最低3〜4ヶ月になります(内容により前後します)
▼機器の移設・加工場の施工の一部費用・・・100万円
現在千葉県内にある弊社の商品試作室を都内の弊社事務所建物内に移設するために、弊社事務所1階のガレージ部分を施工していく段階にあります。機器の移設・加工場の施工をするための一部費用として使わせていただければと思っております。また日頃お世話になっている事業者の皆さまに少しでも販売の手助けになればと思い今回のようなリターンを考えさせていただきました。
▼スケジュール
2021年10月 着工開始(約3週間)
2021年11月 プレオープン(操業開始)
2021年12月 本オープン
2021年12月 food innovation meeting(オンラインイベント開催予定)
□最後に
このようなクラウドファンディングにチャレンジするのははじめてです。
「これまでにない加工食品を皆さんと一緒につくっていきたい!」そんな想いです。
食に関わるすべての人に、ビッグエールを!
株式会社キースタッフ
〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-6-4 トーエイビル
TEL 03-6262-8188
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:株式会社キースタッフ
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:野口朋宏
●事業者の住所/所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-6-4 トーエイビル
●事業者の電話番号:Tel:03-6262-8188
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る神田ツバキとコラボレーションしたレトルトカレーは来週発送予定です。
2022/02/01 11:14神田ツバキとコラボレーションしたレトルトカレーをご支援頂いた皆様へ。お待たせいたしました。ようやく今週パッケージデザイン(印刷)が納品される予定で、パッケージへの封入作業完了後、来週中には発送の手続きをさせていただきますのでもうしばらくお待ちください。宜しくお願い致します。 もっと見る
神田ツバキとコラボレーション。レトルトカレー作りにチャレンジ!
2022/01/24 15:46下記リターンプランにてご支援をいただいた皆さま、お待たせいたしました。====================【レトルト】神田ツバキのレトルトカレー(ビーフ、ポーク、チキン各2袋)+food innovation meeting参加URL(オンライン開催)東京神田、カレーの人気店「ツバキ神田鍛冶町」とのコラボ新商品を共同開発し新設の加工場で製造しお届けします。※食品加工ラボ完成後、開発をスタートします。※内容量は各150g〜200gの予定です。====================先日、神田ツバキさんと弊社食品加工ラボにてレトルトカレーの試作開発を実施しました。今回のこのクラウドファンディングのために準備した「ビーフ」「ポーク」「チキン」の3種類を早速レトルトにしてみました。納得のいくものが製造できそうな段取りとなりましたので今後パッケージを整えたのちご支援いただいた皆さまに発送させていただきます。※1月中の発送を目標としておりますが2月にずれ込む場合は速やかにこちらやメッセージでもご案内させていただきます。ご了承くださいませ。よろしくお願いいたします。 もっと見る
ご支援いただきありがとうございました!
2021/11/27 11:41この度は多大なるご支援をいただきまして本当にありがとうございました!目標金額の半分を達成することができました。また複数商品開発のお問い合わせをいただくこともできました。★ご支援くださった方へリターン欄記載の月内に順次発送させていただきますのでしばらくお待ちくださいませ。本当にありがとうございました。そして、当食品加工ラボは本格稼働に向けて準備を進めます。食品加工技術を実践的に学び、自走できるところまで持っていくのが我々の役割です。食品加工のことでわからないところが出てきた際はぜひお気軽にお問い合わせください。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
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