フィリピンを襲った台風オデット。台風から10日以上経ちますが、未だに殆どのエリアでライフラインが戻りません。また火事などの二次災害が発生したりしています。そんな中、ようやくラーニングセンター建設予定の山のスラムのへ支援物資を届けに行くことができました。
台風で、屋根も壁も大事にしてきた家財道具も、あちこちに飛ばされていました。もともと歩くのもやっとな急斜面。飛ばされたガラスなども飛び散り、靴も履かずに歩く子ども達が足を怪我しかねない状況でした。
それでも、子ども達はバランスをとるのがやっとの私の手を引き、一軒ずつ一緒に回ってくれました。
一軒ずつ訪問しながら、一緒に頑張ろう!と声がけをし「時間はかかってもこの地に頑丈なラーニングセンターを建てねば!」と改めて強く思いました。
子ども達を少しでも元気づけられたらと、絵本の読み聞かせも行いました。
コミュニティでは、ラーニングセンターを待っています。子ども達も希望を失っていません!このような災害時にみんなが肩を寄せ合ったり、1次避難所としても役割を担ってくれると思います。
このような状況下ですぐに、ラーニングセンターを建てることはできませんが、必ず実行しますので引き続き応援宜しくお願いいたします。
いつも、現地と連絡を取り合い、状況判断をしてガイドしてくださる国際協力団体 go shareさんへもこの場をお借りして御礼申し上げます。
なお、go shareさんは緊急支援のためファンドを立ち上げられましたのでもしご協力下さる方がいらっしゃいましたら、以下のリンクよりご支援いただけますと幸いです。
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ラーニングセンタープロジェクト
渡部 歩