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昭和のバブル時代だからこそ花開いた一幅の絵のような打掛の本を出版します。

幕末から明治・大正・昭和と代々受け継がれてきた旧家・名家の打掛の紹介や高度成長期の日本の花嫁衣裳とバブル期に贅を尽くし、職人の匠の技の限りを尽くして作られた打掛の一枚の絵のような美意識を本にします。色や文様に込められた嫁ぐ娘のしあわせを祈る親の想いや、日本の結婚式の大切な儀式の衣裳を後世に伝えたい。

現在の支援総額

1,390,000

22%

目標金額は6,300,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/11/09に募集を開始し、 46人の支援により 1,390,000円の資金を集め、 2018/01/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,390,000

22%達成

終了

目標金額6,300,000

支援者数46

このプロジェクトは、2017/11/09に募集を開始し、 46人の支援により 1,390,000円の資金を集め、 2018/01/10に募集を終了しました

幕末から明治・大正・昭和と代々受け継がれてきた旧家・名家の打掛の紹介や高度成長期の日本の花嫁衣裳とバブル期に贅を尽くし、職人の匠の技の限りを尽くして作られた打掛の一枚の絵のような美意識を本にします。色や文様に込められた嫁ぐ娘のしあわせを祈る親の想いや、日本の結婚式の大切な儀式の衣裳を後世に伝えたい。

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今回のヴィンテージ打掛の本、錦の舞を出版しようと決めたのは、50年前に私が切り抜いていた写真(6)との再会でした。アパレルのデザイナーの卵の頃に何故か切り抜いていました。出版会社のエディトリアルスーパーバイザーの棚町さんが気づいてくださり、サロン・ド・テ・ミュゼイマダミナコ先生のお衣裳と言う事が分かり、錦の舞に掲載させて頂けることになりました。そして、昨日50年ぶりにお衣裳と対面すことが出来ました。 今田先生はとても、控えめでいらっしゃいますが、、内面からの情熱はキラキラ輝いていて少女の様で可愛らしかったですよ!http://www.imada-minako.co.jp日本で初めて、ヨーロッパ伝統のお菓子を紹介した著書が人気を呼んでお菓子教室を開くようになり、今田美奈子食卓芸術サロン"を開設し。全国各地から学びに訪れた生徒は2万人を超えます。2009年新宿高島屋4階にミュージアムスタイルのティーサロン、「サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ」がオープン。  打ち掛けも、黒引きも60年前の先生の結婚式にお召しに成られたものです。さすがにため息が出るほどの繊細で華やかで美しいお衣裳でした。詳しいコメントは紙面の中でお話いたしますね!   打ち掛けは川島織物でたてわく模様で織られたものに、本金の金駒刺繍が施されています。扇面の地を埋めた金糸刺繍はすべて文様が違います。また、黒のお振袖は幔幕に雲を配した模様の中には数百種の柄が盛り込まれ、あらゆる技法を尽くした、まさに技術の限界に挑戦した作品です。詳しいご説明は京和工藝株式会社の村田和夫代表にお伺いしました。


4年前から、亜細亜大学の経営学部ホスピタリティマネジーメント学科のゼミで日本於伝統花嫁衣装をご覧頂きながら着物文化について講義しています。 一番最初に説明したのは「染め」について、金色に輝く秋山先生の打掛からです。藤原紀香さんの結婚式の衣装をお作りになられた秋山章先生の作品です。本手書き友禅金彩工芸の素晴らしいものです。染めの中の手描き友禅に金箔で豪華さを出したものです。紀香さんが、秋山先生の衣裳を着ることになり京都のアトリエに通い、様々なことを学ばせて頂きましたが、「華やかに対しての概念が大きく変わりました」とおしゃっています。こんなに金箔をかさねてていても、決して見せかけの派手さではなく、それが真の「華やかさ」であることを知りました。とおっしゃっています。金は錆びない永遠の繁栄を表しています。 次は縫と箔を説明しました。2枚目の打掛ですが、引箔相良刺繍四季花文様これこそバブル期の贅を尽くした芸術的な打掛です。上品な金と銀の引き箔の地に相良刺繍で四季の花々と美しい野鳥の活き活きとした様子を表現した一枚の絵の様な打掛です。「梅に鶯」も粋な構図は慶事のおもてなしの心配り。薔薇の花や、艶やかな牡丹、子孫繁栄を表わす紫陽花が見事に咲き誇る春の花々と、秋の風情を表わす高貴な紫色の桔梗や、漆箔と刺繍で描いた紅葉の贅沢な逸品です。 最後に、西陣織の織について説明しました。織といますのは唐織と書きます様に古来より中国から渡来いたしました。手織の技術が西陣の職人の技と日本の美意識の高さから独特の絢爛豪華に昇華させたものです。織り上がるのに長い年月を要します。昔はお蚕さんとおまで付けて家の中で桑の葉を食べさせて育てたシルクですから糸からが違います。いまは輸入の糸です。この3枚目の打掛は恐れ多くも昭和61年に英国のダイアナ妃が日本にいらし時に、献上した打掛のレプリカで当時3億円と言われたものです。桐竹鳳凰麒麟紋という非常に貴重な文様で一番格式のある文様です。私が収集している打掛の中には麒麟が描かれているのはこの一枚だけです。


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「錦の舞」に掲載する打掛、3日間で104枚の撮影を終えました。さすがに71歳にもなれば長時間の立仕事はこたえました 〓それでもカメラマンの中村淳さんやアシスタントさん、ハースト婦人画報社の寺坂さん、中島さん、高木さん、スタジオのかた、私の大切な助っ人宇田川さんのチームワークがバッチリで無事とりおえました。 中村さんがこんな凄いのなかなか見たことが無いです ❗しかも一堂に観れたことはカメラマン冥利です ❗と仰ってくださいましたが、打掛は金箔や金糸の刺繍が多く金の輝きを写真に上手く載せるために悪戦苦闘してました。 江戸時代の小袖の立派な本はありますが、打ち掛けの本はありません ❗書店での販売は有りませんので見ごたえのある錦の舞を是非ご覧下さいね ❤ さあーこれからがまた、難関が待っています。原稿やレイアウト等頑張ります!進行状態をまた、ご報告致しますね ❤