VILLA EDUCATION CENTER(通称VEC)は、ビルマ・ミャンマー難民の日本語学習を支える目的で2014年から活動をされている任意団体です。日本語教育、また多文化共生に関連するワークショップ等を、高田馬場で定期的に開催されています。
東京女子大学の大学院2年生 西村愛さんからお声かけ頂いて、6月15日に東京女子大学のかるたイベントに参加しました。
ヤンゴンかるた@東京女子大学
まずミャンマークイズで盛り上がった後は、ミャンマーでクーデターが起きた日のこと、日本に帰国してプロジェクトを始めた経緯をお話しました。
ミャンマーの平和な日常をかるたで知り、クーデター後にその状況がどのように変わったか、国民が工夫してデモをする様子などをポスターや写真、動画を交えて伝えました。
かるたの後は、ロンジーを着たり、ミャンマーの手織りバッグや木工製品も見て頂きました。1枚ずつラミネートして手作りしたプロトタイプの第一号かるたも見ていただきました。
6月28日は、上智大学の根本敬教授の講演会もあるそうです!
当事者ではない大多数が理解するとき 社会は動く
日本に生きる私たちは、ミャンマーの人々の苦しみを、本当の意味で理解することはできないと思います。でも、当事者である彼らに寄り添い、国際社会の中で何ができるのか、共に考えることはできます。
そうして、ミャンマーを思う人々の輪を広げていくことができれば、社会は少しずつ動いていきます。まずは目の前の一人に伝え、思いをつなげていけるように、これからも活動を続けていきます。
東京女子大学の皆さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
(野中優那)