おはようございます。「障害者にもやさしい企業を増やそうプロジェクト」の内木です。今日は、りくと君ママの想いをみなさんにシェアしたいと思い、投稿しています。事の発端は今月上旬。私がモデルの保護者様宛に、「親としての想いをクラファンに掲載させていただけますか?」とご相談しました。するとみなさん快諾して下さり、続々と想いを送ってくださいました。中でも、りくと君のお母さんは本当に熱くて想いの詰まったメールを下さいました。残念ながら、他とのバランスを考慮してページには一部のみの掲載となりましたが、とても胸を打たれる文章なので、りくと君ママの想いをみなさんとシェアさせていただきたいと思ったのです。※りくと君ママのご了承はいただいています。障害児の親=不幸、大変、つらいという印象をお持ちの方は多くいらっしゃると思います。かく言う私も、タケルに障害があるとわかるまではそう考えていました。でも、障害当事者側になった今、今の私は昔の自分にこう言いたいです。「知らないのに勝手な想像で人を判断するのは良くない。人を『不幸』と思うのであれば、まずは知る努力を。」りくと君ママの想いをご拝読いただき、1人でもいいので、障害者やその家族に対する見方が変わるきっかけになれば嬉しいです。---------- ここから ----------------------------------【知的障害児モデルをやろうと思った理由】もともと「障害児」とわかる前からスタジオ等で写真を撮影してもらっていました。そのときの笑顔がとてもかわいく(親バカですみません)、また周囲の方にも「モデルになれるのでは?」ともよく言われていました。ですが障害があることがわかり、なかなかそれは難しいと考えていたところにこのプロジェクトを知りました。障害があって指示に従うことが難しく「俳優」は難しい。でも、「モデル」であれば多大にスタッフの方々の努力労力を拝借することにはなりますができることはあるのではないか、と思いました。今は「障害がある」ということで色々なことをあきらめなくてはならないこともあるけれども、それはやっぱり身近に「障害児」「障害者」がいる環境ではなく、「知らない」「わからない」から何ができて何ができないかがわからないということが多いからだと思っています。まずは「障害がある」ということがどんなことかを「知っていただく」こと。それがこの世の中でこの子たちが生きていく上で大事なことではないか、と思いました。そのためには「隠す」のではなく、「出ていくこと」が必要なのではないかな、と、そんな想いから参加させていただきました。そして、うちの子どもの特長はぶっちぎりのエンジェル・スマイルです。 笑顔で接すれば、みんな喜んでくれる。そういう経験から子どもの自尊心が育ってもらえたらいいなともおもっています。【障害児の親の想い】親として最大の悩みは「親亡き後」です。子どもの老後までをカバーできるくらい親が稼げれば話は別ですが、現実的には難しいです。「普通の世の中」にフィットできるように徹底的に厳しく指導していくことで、もしかしたら技術を獲得しある程度経済的にも居場所を得られるようになるかもしれません。ですがそうすることで「二次障害」となるのではないかということ、そこまでしないと障害児は「世の中」では生きていく権利が得られないのかという悲しい想いもあります。障害があってもできることがある、障害があっても居場所がある。障害があってもなくても、それぞれみんなができること、できないことがあって、いろんな形で助け合いながら生きていけるような世の中になって、安心して「親亡き後」を迎えられるようにしていってあげたいと、想っています。先日東京で行われた「The Valuable 500」の対談の中でもあった「雇用だけではない。こんな大きな市場から背を向ける選択肢はない。同情がほしいのではない。元々の潜在能力を、バリアーをなくすことで発揮できるようにしてほしい」そんな世の中にしていくためには「始めることが大事」なのではないかと考えています。【クラファンのページを見ている方へのメッセージ】日本全国、海外の「障害児」「障害者」に関わる制度・サービスがもっと増え充実し、障害児/者家庭がそれらを自由に選択し利用できる未来になってほしいと思います。そして本クラウドファンディングにより、障害児のチャンスが広がり、世の中に障害児/者の居場所が増えていき、障害児/者家族の孤立感が少しでも和らいだり、障害児/者について知る方が増えたり、助けになりたいと思ってくださる方が増えることで、日本の障害福祉も未来も輝いていくと思います。このプロジェクトをもっと知っていただき、使っていただける企業様等が増えていってほしい。そのためには宣伝広告費や備品等も必要となります。本プロジェクトにご賛同いただける場合、ご支援をお願いしたいと思います。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。---------- ここまで ----------------------------------





