クラウドファンディング開始からいよいよ折り返しとなりました中、皆様からのあたたかいご支援誠にありがとうございます。今回は、クラウドファンディングを通じて知り合うことができましたパトロンの今泉さんとのビデオ通話を通じての発見やブータン渡航に向けて知ることができたことを紹介できればと思います。
今泉さんは、Triipというシンガポールの会社にてJapan Headを務められており、事業の一つとしてブータンへの旅行代理店事業を日本で展開されています。ブータンツアーを日本で行うため、まず日本人がどういう人か理解する必要性を感じられたことより30人ほどの方々に「幸せの構造化インタビュー」を実施され、それから私たちのブータン人への幸福に関する調査に関心を抱いてくださりました。私たちメンバー一同も、共通した活動にシンパシーを感じてくださってという話を聞いてとても嬉しかったことを覚えています。今泉さん含めパトロンとして支援や関心を示してくださった素敵な方々に改めて感謝を申し上げる次第です。
今回のブータンスタディーツアーにおいては、調査法の確立がやはり深めなければならないところであると考えています。私たちは開発学において用いられる、なるべく調査にかかわってくださる方々に影響力を及ぼさず、目的に応じて比較的自由に裁量できる手法を用いることを考えています。今泉さんは、経営学的な観点において重要視される要素を取り組んだ手法のインタビューを日本人に向けて実施されたそうで、調査法においてどのような特性を用いることが自分たちの企画に沿うか、まだ考慮の余地を感じさせられるところでした。
また、調査の対象者を選定する際、それが自らの企画が遂行したい事柄まで落とし込めるかどうかという点がお話を通じて出ました。私たちWell-Bの企画では設立当初から現在まで、ブータン人の幸福観を伝えること、日本において調査実態を伝えること、還元したいことなど様々な形としての成果を目指しています。それらがしっかりと成し遂げられるため、調査対象者にどう対応していくかが課題だと思います。スタディーツアーでは、私たちと同世代のブータンの学生、農村部に居住される方々、ブータン政府関係者といった様々な層を対象に調査を試みることから、対象者それぞれに合う話し合いや調査のための良い環境づくりが大切と考えました。これにあたり、渡航前には日本に留学されているブータンの大学院生などに会う機会が得られれば、ブータンの学生への対話をするための適切な準備が試みれるのではと思います。
このほか、今泉さんの紹介でブータン人として旅行関係を担当されているキンレイさんともお話できる機会をいただきました。現在私たちが訪問を考えているハがどういった場所か、携行する必要のある備品のことや現地の方との挨拶の仕方など実質的な疑問に返答をいただけました。また、ブータンで問題となっている雇用問題について、現地の方がどういった仕事を目指しているのか、日本に留学している学生がブータンに帰国後どういった体験を述べているかなど注目すべき話題について実際のブータン人としての感想を伺える貴重な機会をいただきました。
今回のお話を通じて、ブータン渡航に向けて注意していくべき事柄や現地の実態についてお話を聞けることができましたとともに、何より今泉さんとキンレイさんの優しい対応がとても嬉しく感じられ、ブータンを焦点としてこの企画を遂行していくことができてよかったと改めて思います。
現在は、メンバー一同少しでも良い調査と報告ができればとの思いで事前準備を頑張っている最中でございます。クラウドファンディングも後半を迎えることとなりまして、少しでもご支援をいただければ幸いです。
Well-B一同
企画詳細の方は下記のホームページよりご覧になれます。
オフィシャルウェブサイト:http://isyhappier.wixsite.com/bhutan-studytour