2月1日と2日の2日間にわたって、草木染めハンカチづくりを行いました。今週末から高校3年生は自主登校となるためギリギリのスケジュールでしたが、何とか生徒全員で取り組むことができたのでほっとしています。
雪がちらつく中、講師として久瀬の校舎に来て下さったのは、揖斐川町春日で活動している「手しごと屋 RIKO-NAGI」の岩田真理子さん。道具の準備やハンカチの下地染めなど、何から何までお世話になり、本当に感謝しています。2日間、ありがとうございました!
今回使用した染料はログウッドという木心材で、アメリカの先住民族マヤ族が「神が宿る木」として伝統的に使用していたもの。ログウッドは染めたばかりは深い紫色で、年月が経つとチャコールのような色に変化し、西濃学園がこれからもっと発展し、変化していく様子を表現するためにこの染料を選んだそうです。
初日は輪ゴムで巻いて模様付け、2日目は煮出し作業を行いました。煮出し・色止め・水洗いの行程を何度も繰り返すので、途中で飽きてしまうのでは?との心配もありましたが、生徒たちは役割分担しながら楽しそうに取り組んでいました。水洗い作業で手が真っ赤になった生徒が、「おかあさんはいつもこんな冷たい水でお米を研いでいるんだ」とぽつり。草木染めを通して、いろんなことに気が付くこともできました。
みんなで作ったこの草木染めのハンカチは返礼品の一つになります。支援してくださった皆さま、楽しみにお待ち下さい♪