2021/10/13 10:10

皆さま

今日からこのプロジェクトリターン商品の2022年カレンダーで使用している写真を13枚紹介していきます。


まず、私がカレンダーを制作する時に取り扱うテーマが3つあります

1.ニューヨークの季節感を入れる

2.その時代に起こった出来事などを入れる

3.「月とニューヨーク」をテーマにした写真を入れる

※詳しくは私のプロジェクトページに書いてます。


そして今日はこちら、表紙を飾る1枚 "Tribute in Light2021の中に輝く三日月"を紹介します

こちらは”3つのテーマ”の③であり、また②でもあります。

というのは、今年2021年は9.11が起こってから20周年という特別な年だったからです。

Tribute in Lightだけを撮影することはLightが見えるところであればどこからでも撮影出来ます。そこに三日月を入れて撮影できる場所というのは限られてきます。また、月明かりというのは街のネオンに比べると非常に明るいので、月の表面を映し込みつつ街並みのネオンも入れるとなると撮影する時間帯も限られます。最後に2本のライトの間に三日月を入れて撮影出来る時間はさらに限られます。

これらの問題をクリアして撮影できるであろう場所を予測してロケーションをいくつか絞り、当日候補地のいくつかを周りながら決め、撮影したのがこの1枚になります。




20周年・限られた場所・限られた時間帯と色々重なったこともあり、特別な気持ちで撮影しました。

他、同じ日に撮影した3枚の写真も合わせてご覧ください。


ロケーションを決め、撮影し始めた1カットになります。



2本のライトに入った瞬間を別のカメラでとらえたものになります。



マンハッタンに沈みゆく直前にウールワースビルディングと合わせた1カットになります。

ウールワースビルについてはこちらからどうぞ

ウールワースビルディングウィキペディア


最後、この1枚を撮影した現場の動画をお見せ致します。ご覧いただければお分かりかと思いますが、川沿いで行き止まり、ライトはついて明るいと言えど人気はありません。中々緊張する状況でしたが、9.11Tribute in Lightを見ていますと、沈みゆく三日月に重なりゆくシチュエーションに特別な思いを感じました。




本日は以上です、


最後まで読んでいただきありがとうございました。

私の挑戦を応援していただければ幸いです!


ぜひよろしくお願い致します!!

【ニューヨークの写真家が心に刻んだ”あの瞬間”を1冊のカレンダーに!】



Triangle NY

植山慎太郎