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教育の機会を奪われた子供たちに絵本で笑顔を届け、学習の場を提供したい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

コロナとクーデターにより、ミャンマーでは小中高校が1年半以上閉まっています。ミャンマーにおいて、子ども達の自宅学習方法は非常に限られ、子ども達から勉強の機会は奪われています。絵本をミャンマー語に翻訳し、各家庭に届け、楽しみながらも学習できる方法を提供したいです。ご支援よろしくお願いします!

現在の支援総額

314,000

104%

目標金額は300,000円

支援者数

76

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/18に募集を開始し、 76人の支援により 314,000円の資金を集め、 2021/11/17に募集を終了しました

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このプロジェクトは、2021/10/18に募集を開始し、 76人の支援により 314,000円の資金を集め、 2021/11/17に募集を終了しました

コロナとクーデターにより、ミャンマーでは小中高校が1年半以上閉まっています。ミャンマーにおいて、子ども達の自宅学習方法は非常に限られ、子ども達から勉強の機会は奪われています。絵本をミャンマー語に翻訳し、各家庭に届け、楽しみながらも学習できる方法を提供したいです。ご支援よろしくお願いします!

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コロナとクーデターにより、学校に行きたくてもいけない。オンラインで勉強したくても電気が通っておらず、勉強の仕方がわからない。家でも自分たちで楽しみながら学習できる『絵本』を家庭に届け、子ども達に教育の灯を!



ミンガラーバー!(ミャンマー語で、こんにちは、などの挨拶の意味)

NPO法人れんげ国際ボランティア会ヤンゴン事務所の工藤絢花と申します。私は広島県出身で、これまでインド、パレスチナ、フィリピン、コスタリカなど様々な地域で平和活動を行ってきました。

現在は、ミャンマーのヤンゴンにいます。ミャンマーの未来を背負う子ども達の為に、質の高い教育を、そしてミャンマーの平和な社会を願い、学校建設、教員研修、地域開発を通し教育改革と意識開発をイラワジ管区全体で行っています。


■プロジェクトの概要

新型コロナウイルスとクーデターの影響により、教育の機会を失ったミャンマーの子供たちへ5,400冊の絵本を配布し、自宅学習方法を提供します。

新型コロナウイルスとクーデター後の情勢悪化により、ミャンマーでは小中高校が1年半以上閉まっています。ミャンマーにおいて、子ども達の自宅学習方法は非常に限られ、勉強したくても勉強できず、子ども達は困っています。絵本をミャンマー語に翻訳し、各家庭に届け、楽しみながらも学習できる方法を提供したいです。


ミャンマーの将来を担う子ども達が一人でも多く教育を受けることができるように、私たちも活動を続けてまいります!

ぜひともご支援賜りますようお願い申し上げます!



■教育を受けれないとどうなるか

 ミャンマーの子ども達はパンデミック以前より、経済的や政治的な理由により多くの困難に直面しています。6歳から9歳の子どもの10人に1人は学校に通っていません。また、15歳の頃には10人中、7人しか学校に残っていません。地方には中学校や高校の数が少なく、進学するためには遠くの村や町に行かないといけないため、経済的に進学が難しく、ドロップアウトしてしまう子どもたちがたくさんいます。2020年6月、通常であれば学校が開く時期ですが、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、高校が数週間開いただけで、学校が再開されることはありませんでした。その後、2021年6月、一度学校が再開されましたが、新型コロナウイルス感染と情勢悪化により登校率は前年の3割にも満たない学校ばかりでした。

 当会が活動をしている、イワラジ管区は地域全体の88%が農村地に住んでおり、電気も通っていない村が多くあります。最近では、ソーラーパネルを用い、スマートフォンやテレビがある家も農村地には多く見られます。しかし、安定しているインターネットはありません。日本のようにオンライン学習はできず、できることは教科書を読むことだけです。一人で学習する習慣がまだついていない小学校低学年の子ども達は、勉強の仕方がわからずどんどん取り残されていきます。
 このまま教育を受けることができなければ、子ども達は将来もっと大変な思いをしないといけません。文字の読み書きが十分にできず、必要な知識を得ることができなくなるだけでなく、仕事に就くことができなかったり、貧困の負のスパイラルに陥ることも少なくありません。考える力が身につかず、混沌とする社会に流され、自分自身の人生をしっかり歩むことが難しくなります。



■子供たちの声



■絵本の力

子供たちにとって、絵本はとても重要な役割を果たします。

①読書の楽しさを知る
絵本は、子どもたちが最初に読む本としてよく知られていますが、それは絵があるからです。また、ストーリーが短くてわかりやすいのも特徴です。また、絵本を読み聞かせることで、大人が本を読む姿をみて子供も真似をし、本に興味を持ちます。

②会話が弾む
絵本の中の絵や言葉は、会話のきっかけとなり、数を数えたり、色を塗ったりといった活動を促します。物語の途中や後に、子どもと会話をすることで、子どもの興味を引くことができ、子どものコミュニケーション能力を高めることができます。興味深いことに、研究によると、子供とよく話す親は、子供とあまり話さない親よりも学校で有利になるそうです。

③視覚的思考力の強化
ページ上の絵と言葉を結びつけることで、子どもたちが言葉を理解するのを助けるとともに、絵を通して意味を結びつけることができます。。

④ボキャブラリー増加
絵本には、子供が自分で言えない長い言葉や、作り話のような言葉が出てくることがよくあります。このような言葉遊びをすることで、子どもたちは語彙力を身につけることができます。

⑤人格形成
人は幼少期には、真綿が水を吸い込むように知識や情報を学び取っていきます。そんな時期に素敵な絵本と出会うことで、想像力豊かで勇気や優しさを持った、素晴らしい人格形成がなされます。

⑥生きる力
人は幼少期には、真綿が水を吸い込むように知識や情報を学び取っていきます。そんな時期に素敵な絵本と出会うことで、想像力豊かで勇気や優しさを持った、素晴らしい人格形成がなされます。

⑦考える力
絵本は自分で考える能力や知恵を向上させ、自分で行動することのできる人間力を成長させます。




■具体的な活動の内容

このプロジェクトは、10,000冊の絵本を無料でWebsiteにあげることを目標に掲げ、世界中の子ども達が少しでも多くの良質な絵本を読むことができるようにとイギリスを中心に活動をする、Monkey Penにご協力を頂き、絵本を提供して頂いています。Monkey Penの絵本をミャンマー語に翻訳し、ヤンゴンのローカル印刷会社にて出版。イラワジ管区内の30校へ通う小学生対象に絵本を配ります。


↑絵本のサンプルです。ミャンマー語に翻訳し、子ども達に届けます。


・配布予定絵本タイトル 【テーマ】

1.Sunny Meadows Woodland School 【友情・勇気・協力】 
2.Home work YUCK! 【正直さ・家族・共感】
3.Up, Down and All Around 【好奇心】
4.Terrance Turtle's NEW HOME 【協力・団結・友情】
5.A Tricke Trike 【モノを大切に・クリエイティビティ】


・届け先
新型コロナウイルス感染対策規制を考慮し、段階を分けてイラワジ管区に配布いたします。

◇第一弾 (11月下旬~12月下旬)

当会が毎月モニタリングで訪問している、ミャンマーのイラワジ管区の10の学校に通う学校の子ども達に配布します。

1.ミャウミャタウンシップ(ミョーハウン、ガラマークイン、カデックイン、タウントンロン校)
2.エイメタウンシップ(ルーガウンチュン校)
3.パテインタウンシップ(チェッパウン、ターヤーゴン、ベイネークイン校)
4.イェージータウンシップ(ガニングゥ校)
5.ジョンゴンタウンシップ(セイップーニー校)


↑ターヤーゴン校周辺 (村人が協力して学校農園の田んぼを耕す様子)
奥に見えるような家々に子ども達は暮らしています。


◇第二弾 (12月中旬~1月中旬)

当会が毎月モニタリングで訪問している、ミャンマーのイラワジ管区の20の学校に通う学校の子ども達に配布します。

1.ジョンピョウタウンシップ(インタヨー、スィンガウンジー、マンセック―、ガネン、ニャウンレイビン、レーゼイ校)
2.モウビンタウンシップ(コッコウス、ンガジーチャッ校)
3.チャイラタウンシップ(ジョンティワ、カマチャイ校)
4.ワケマタウンシップ(サパヨー校)
5.モージュンタウンシップ(アッテモードン、メサリーウードゥ、ミッチーボー校)
6.ヒンダタタウンシップ(アワインジャウンズ校)
7.ボゴレータウンシップ(ザイェッフラ、ビューザガン校)
8.エイメタウンシップ(シュエボーイェージョー校)
9.レイミャナータウンシップ(マヤンヨウ校)
10.ミャウミャタウンシップ(タンボーズ校)



↑ビューザカン校周辺の様子


・配布方法

各学校には、村人で構成される『学校・開発プロジェクト委員会』があります。彼らを通して、小学校低学年が住む家庭に直接届けてもらいます。遠方に住む学生の場合は、委員会に預かってもらい、生徒に直接取りに来てもらいます。これらの学校は当会のプロジェクトで学校新校舎を建て、開発プロジェクトをしている学校なので、必ず子ども達のところへ絵本を届けることができます。


・本の扱い方啓発

ミャンマーのほとんどの学校には図書館がありません。その為、子ども達は本を読む習慣がないどころか、本の正しい扱い方を学んでいません。本を読むことを習慣にすることを目指し、『本の扱い方』をまとめたパンフレットを作成し、村の委員会を通し、子ども達、そして子ども達の親に本についてのトレーニングをしていきます。







↑作成中のパンフレット(デザイン:せとうちあんこ)




・このプロジェクトで目指すこと

以下の四点を目標に活動を取り組みます。





■応援メッセージ

このプロジェクトに賛同される方々から、温かい応援メッセージを頂きました。このプロジェクトを一人でも多くの方に知って頂き、ご支援を頂けるよう、皆様のご協力をお願いします。








■資金の使い道

①印刷費:約26万円
 絵本一冊(14ページ、ハードカバー)約48円で印刷できます。
 50円×5,400冊=26万円
※物価の変化が激しいため、変更される場合があります。
②運送料:約1万円
 (ヤンゴンからイラワジ管区(2時間~4時間)車と船で移動します。)
③手数料:2.7万円+2700円(9%+税)
※GoodMorning/ソーシャルグッドカテゴリの手数料は9%(税別)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 30万円

※緊急支援のため、多少変更が起こることをご了承下さい。
※インフレが進行中のため、支援内容に影響が出る可能性があります。
※上記はあくまで目安とご理解頂ければと思います。
◎本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


■実施スケジュール

10月01~10月30日 絵本選定、翻訳
11月8日~11月22日 絵本出版
11月中旬から12月中旬 絵本配布◇第一弾◇
12月中旬から1月中旬 絵本配布◇第二弾◇
2022年3月 リターン発送
2022年3月下旬最終報告書発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最後に

皆さんは小学生の頃、どのような生活をしていましたか?
私は、毎日学校に行き、教室で学び、友達と遊び、帰りに図書館や公民館で本を借りて帰っていました。『勉強』をすることになんの障害もなく、毎日平和に暮らしていました。この日本での『あたりまえ』がミャンマーにはありません。教育は子供たちにとって、かけがえのないものです。そして子ども達はミャンマーの未来です。どうか、ミャンマーの子ども達の教育の灯を消さないよう、ご協力をお願いします。


■認定法人れんげ国際ボランティア会(ARTIC)
れんげ国際ボランティア会(当時は蓮華院国際協力協会)は1980年以来、カオイダンやサケオに開設されたカンボジア難民キャンプで図書館の運営や図書の印刷・出版活動を行いました。当会の活動はこのカンボジア難民キャンプヘの支援をきっかけに、以来30年タイ、カンボジアをはじめスリランカ、インド、ミャンマーなど、貧困、差別といった厳しい状況に置かれた人々に対して教育を中心とする支援活動を続けています。 ミャンマーでの活動は2013年から開始し、学校校舎建設・開発プロジェクト・自立プロジェクト・教員人材育成プログラムを主に行っています。活動の詳細についてはこちらをご覧ください。


■税制優遇について

「本プロジェクトへのご寄付は認定NPO法人れんげ国際ボランティア会への寄付となり、弊会が寄付金の受付及び領収証発行を行います。このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、認定NPO法人れんげ国際ボランティア会が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。(領収書の発送時期に関するご説明)※領収証はCAMPFIREではなく当会が発行・郵送いたします。



■プロジェクトメンバー

プロジェクト計画・実施: 工藤絢花(ARTIC)、Hung Kee (ARTIC)
グラフィックデザイン: Alvin Kurnia Sandy , せとうちあんこ
絵本提供:Monkeypen
翻訳:Nant Monaliza(ARTIC)

最新の活動報告

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  • お世話になっております。れんげ国際ボランティア会の工藤です。このメールはクラウドファンディング『教育の機会を奪われた子供たちに絵本で笑顔を届け、学習の場を提供したい!』にご協力頂きました皆様にお送りさせて頂いております。皆様からの温かいご支援により、ミャンマーの子ども達に絵本を届けることができました。少しばかりですが、現地の様子をお伝えできたらと思い皆様にレポートをお送り致します。お手数をおかけしますが、以下のリンク先にてご確認の程よろしくお願いいたします。https://drive.google.com/file/d/1YNkpSRzxv8KkB4tvUlF5gZNSxkSaCLSp/view?usp=sharing改めまして、ご支援・ご声援ありがとうございました。れんげ国際ボランティア会 工藤 もっと見る

  • \ミャンマーの子ども達の絵本が届きました!/この度は、クラウドファンディング『教育の機会を奪われた子供たちに絵本で笑顔を届け、学習の場を提供したい!』にご支援ご協力を頂き、誠にありがとうございます。2022年1月末から配布が始まり、現在ミャンマーイラワジ管区に住む小学生1500名以上に4500冊+1500部のパンフレット)が届きました!!!!学校に来ている子ども達は先生から受け取り、学校に来ていない子ども達は学校の委員会(村人)から絵本を受け取りました。   ←学校で絵本を受け取る生徒達          ↑家で村人から絵本を受け取る小学生絵本を読み、感想文もかけるように一緒にコメントブック、そして本の扱い方を学べるハンドブックも一緒に渡しております。子ども達はミャンマーではあまりない絵本を手に取り、目を輝かせていました。↑プロジェクト主催者(工藤)と絵本を受け取った子ども達細かなプロジェクト内容やについては最終報告書にてご報告させて頂きます。現在、イラワジ管区内の35村にて配布をしておりますが、学校への登校率は依然と低いままで、子ども達は親の手伝いをするか、家で兄妹の面倒を見て遊んでいることがほとんどです。家には絵本どころか本がない家庭が多く、学校に行かないとなれば教育に触れる機会はほぼありません。絵本を読む経験から、楽しみながら文字の勉強ができたり、読解力を鍛えることができます。そして、困難な社会を生き抜くにおいて重要な思考力も高まります。ミャンマーの状況は厳しい状況が続いておりますが、皆様のご支援とご協力により次世代リーダーを生み出すために元も重要な教育の発展に微力ながら貢献することができました。引き続き、ミャンマーに一刻も早く平和が訪れるように現地の先生方、村人と協力して教育の発展に向け尽力してまいります。ご支援頂きました皆様に改めまして心より感謝いたします。ARTIC 工藤 もっと見る

  • 皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。\絵本の見本が届きました/昨年は、皆様の多大なるご寄付により、政情不安で学校に行けない子どもたちのための資金を調達することができました。子どもたちの教育の大切さを理解してくださっている皆様のおかげで、私たちはプロジェクトを実施することができます。改めて心よりお祈り申し上げます。受け取った本の見本はこちらです(*^-^*) 絵本2冊、感想を書くコメントブック1冊、本の管理方法についてのハンドブックを子どもたち一人ひとりにお届けする予定です。残念ながら、ミャンマー国内物価上昇により本の数の変更と、スケジュールに遅れがでていますが、近日中に子どもたちに届けられるように準備しています。前回お伝えしたように、絵本の配布は、学校の委員(村人)と高学年の生徒が担当しており、現在名簿を揃えており、1月後半にまずは10校にお届けする予定です。今回は少し、ミョウハウン校でのプロジェクトの準備の様子をご紹介します。学校委員会と、だれがどの地域を担当するか話し合い、どのように本を届けるかを話し合いました。当初は、子どもたちが読んだ絵本を学校の図書館に寄贈してもらう予定でしたが、政治的な理由で学校訪問をためらう生徒もいるようです。そこで、配布後2カ月が経過した時点で、担当者がいるところに委員会が回収に伺うことにしました。これからのスケジュール①委員が子どもたち(政治的な理由で学校に行けない子も含む)一人ひとりに絵本を配る。その際、パンフレットを使いながら、子どもたちに本の扱い方を指導します。②子どもたちは絵本を読み、コメントブックにコメントを書いたり、絵を描いたりします。③全児童から絵本を回収し、5冊読んで感想や絵を書いた児童からコメント帳を受け取り、コンテストに参加。④委員会が絵本と感想文を各担任に提出。⑤先生方が入賞者を決定します。⑥ARTICは、絵本と引き換えに賞品を提供します。このように行うことで、来年もエーヤワディ地域のさまざまな学校や村で、同じような絵本プロジェクトを実施することができ、一人でも多くの子ども達に絵本の楽しさを広めることができます♪次回は、配布後の様子をお伝えします! もっと見る

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