こんにちは!YSCグローバル・スクールの田中宝紀(たなか・いき)です。
コロナ禍で学びとつながりの機会がいっそう減少している海外ルーツの子どもための奨学金クラウドファンディング、現在目標の【39%】に!これまでに【106名】の方々がこのプロジェクトに参加してくださいました。(感謝!)
プロジェクト終了まであと【32日】。
皆様の引き続きのご支援とご協力をどうぞ、よろしくお願いいたします。
<フォトジャーナリストの安田菜津紀さまより応援メッセージをいただきました!>
「言葉の壁が学びの壁とならないように。コロナ禍が将来まで奪うことがないように。共に生きる場を築くのは、私たち大人の責任です。本来であればしっかりと、公的資金によってこうした学習の場が支えられるべきですが、制度や仕組みが変わるのを待つ間にも、子どもたちは成長していきます。さらなる公助を求めつつ、YSCグローバル・スクールの取り組みを支える一人でありたいと思います。」
安田 菜津紀(やすだ なつき)
NPO法人Dialogue for People 副代表/フォトジャーナリスト
―1987年神奈川県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
<安田さんと海外ルーツの人たち>
安田さんは海外だけでなく、日本国内でも難民や入管問題など重要な発信をしてくださっており、たびたび学ばせていただいています。特に名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)の施設で収容中に亡くなられたウィシュマ・サンダマリさんについて、様々なメディアを通して広くご発信を続けておられ、直近では、スリランカのご家族の下を訪ねてその想いを取材し、伝えてくださいました。安田さんの発信は常に、取材対象者と「社会課題(の象徴)」ではなく、ひとりの人として向き合っておられ、その姿に勇気づけられています。
安田さんのメッセージにあるように、本来であれば海外にルーツを持つ子どもたちの日本語教育は公教育および公的資金で保障されるべきものです。しかし、政府や自治体の取り組みは、進展は見られるものの、まだまだ地域間格差があり十分ではない状況です。海外にルーツを持つすべての子どもたちに、適切な教育機会が保障されるまで、しっかり手を伸ばして行きます。
安田さん、心強いメッセージをありがとうございました!
YSCグローバル・スクール 田中宝紀
協力:NPO法人Dialogue for People(https://d4p.world/)