本日より5回にわたって、吉矢組メンバーへのインタビューをお送りします!
第一弾は、監督 吉矢響平(よしやきょうへい)です。
インタビュアーはメインキャストの桃山華瑛さん!
※脳内で吉矢組の会話を関西弁に変換しながらお読みください。
プロフィールは、こちらのInstagramをご覧ください。↓
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監督・吉矢響平
ーーつんく中2映画プロジェクトを知ったきっかけは何ですか?
吉矢「知り合いの監督にこんな募集あるよと教えてもらったのが”TOKYO青春映画祭。過去作の『真夏の濁流』を出してみたところU-NEXT配信が決まって。続けて、その監督に中2映画プロジェクト2022の監督募集も教えてもらって今に至るって感じですかね。」
――監督を務めることが決まった時の心境はいかがでしたか?
吉矢「メールが来た瞬間、奈良で撮ろうと思いましたね。都会に住んでいる方よりも、確実に田舎の構図とか撮り方が上手い自信があって。あと、青春ってなんか田舎が合うなあと。自分の良さを出すには、奈良しかないやろと思いました。」
真剣な眼差しの吉矢
――映画「懐胎新書(仮)」は結構攻めたテーマだと思います。なぜこのテーマをやろうと思ったのですか?
吉矢「一緒にシナリオ一緒に書いている小山と、十三と梅田に間にある川の河川敷で、お酒を飲んでたんですよ。梅田のギラギラしてるところを見ながら。結構僕らって『ヒメゴト♡ゔぁ~じん』とか、割と際どい、一凛ちゃんとかには見せられない作品を撮ってるので。(笑)」
一同「(笑)」
吉矢「青春ってテーマで僕らの持ち味を出すには、と考えた時に、ちょっとキワキワ攻めてみるかぁ…。妊娠してみるかぁ…。となりまして。でも中学生が妊娠やと既に他の作品でも扱ってるしな…。となりまして、“勘違い”にしてみようかと。プロットは、お酒飲みながらトントンと決まっていきましたね。ちょっと一回お水飲んでいいですか?(笑)」
一同「(笑)」
吉矢「緊張しますねー。(笑)」
緊張して一回お水を飲みたい吉矢
――今回は中学2年生がひとつのテーマとなっているプロジェクトですが、中学生ってどういうイメージがありますか?
吉矢「今の子はちゃうと思うんですけど、僕が中学生の時は“後先考えずにひたすら突き進むスタイル”だったんですよね。僕らって大人になったら、絶対に後のこと考えちゃうじゃないですか。今これしたらこうなるからやめとこう、みたいな。中学生は全くそれを考えないんですよ。後のことはどうにでもなれ!やりきる!みたいな。それって魅力的だと思うんですよね。それが中2だと思います。」
――監督もそんな中学時代だったのですか?
吉矢「僕は今もそういう感じですね。(笑)」
一同「(爆笑)」
吉矢「たぶん皆さん、現場入ったらわかると思うんですけど、僕ほんとに2年生くらいなんで。小学生。」
桃山「小学生!?」
吉矢「いや、ほんとに助けてくださいね。(笑)小学2年生ですからね。中学じゃなくて。」
小学2年生らしい吉矢
――オーディションはどういう選考基準だったのですか?
吉矢「オーディションの時点では、既にプロットは決まっていたので、その話に合う方を探していこうという感じでした。ヒロインは、奈良の田舎の中学2年生…。もう一凛ちゃーんって感じで。(笑)」
一同「(笑)」
吉矢「お姉さん役は、ヒロインよりも年上で大人びて見える方。というのも、中学2年生と中学3年生って、たった1年の差やのに凄く大人に見えることあるじゃないですか。10代の1年って凄く大きいと思うんで、その差を出したくて高校生から選ぼうかなと。それではんなさんを選びました。」
はんな「なるほど~。」
吉矢「で、気の強そうな、桃山さん。(笑)」
一同「(爆笑)」
吉矢「あと先生は絶対必要やと思ってて、真理さんはオーディションでも心理学をやられてるって言ってて、色々教えてほしいなの気持ちもあり、真理さんって感じでしたね。」
――それぞれのキャストの今の印象と、期待するところを教えてください。
✡一凛
吉矢「実際お会いしたのは今日が初めてなんですが、会った瞬間びっくりするくらい綺麗な方やなぁって。内面の印象でいうと、今まで連絡を取り合う中では結構気の強い返信とか返ってきてて。(笑)気の強い子なんかなぁと思ってたんですけど、今日会ってみたら結構無口?緊張してるからかな?」
桃山「人見知り?」
一凛「いや、人見知りじゃないです…。」
吉矢「これから心開いてくれたら印象変わるのかなって感じですね。期待するところは、画の中に溶け込んで欲しい。さっきちょっと撮影で公園行って木に触れてもらったんですけど、もうそれだけで奈良行ってるんですよね!凄いことだと思います。演技は今回初挑戦ということなんで、色々相談しながら作っていけたらなと思ってます。」
✡はんな
吉矢「はんなちゃんはもう、そのままでいてください!(笑)」
一同「(笑)」
吉矢「本当に元気良くて。ただ、実際会ってみて感じたのは、元気なだけの子じゃないなって。たぶん内面に何か隠してるなと。それを撮影中に出していけたらなと思っております。」
はんな「(笑)」
吉矢「期待するところは、とにかくそのままでいてほしいですね。はんなさんがいたら場の雰囲気良くなるじゃないですか。癒されるしね。(笑)で、スタイルもいいし。だから、一凛ちゃんと姉妹…。めっちゃ良いですよね!?え、ちょっとお姉ちゃんって言ってみて?(笑)」
一凛「お姉ちゃん…。(笑)」
一同「(爆笑)」
吉矢「よいよいよいよいよいよい!(笑)ほんまにいい感じに見えます!」
姉妹役の一凛さん(左)とはんなさん(右)
✡真理礼
吉矢「真理さんはね…。皆でいる時はね、僕のこと避けてるのかなって。」
一同「(爆笑)」
吉矢「コイツしっかりせぇやって思ってんのかなって。(笑)」
真理「いやいやいやいや。(笑)」
吉矢「けど、2人の時は気さくに話してくれて。」
真理「邪魔しないようにと思ってるだけですよー!(笑)」
吉矢「いやぁ、コイツしっかりせぇやって思ってるんやろうなぁって。(笑)けど僕ほんとにしっかりしてないんでそう思ってもらうのめっちゃ有難いんですよ。小学2年生なんで。期待する部分は、今日会ってみて気づいたのですが、真理さんの目がとても素敵で。真理さんの役は、言葉では表現せずに表情で表現してって場面があるので、目のアップとか入れたいなと思いましたね。なので、そういう微妙な表情の動きに期待したいですね。」
✡桃山華瑛
吉矢「桃山さんはね…。大好きです。」
一同「(爆笑)」
桃山「ありがとうございます。(笑)」
吉矢「印象は、前も言いましたけど、めっちゃ丁寧な方やなって。僕が撮影とかが入っててちょっと離れてた時も、凄く丁寧にSNS更新とかしてくれて。それが一個一個確認とかもめっちゃ丁寧で。そんな丁寧な人、僕見たことないですよ。」
桃山「心配なだけです。(笑)」
吉矢「でも、丁寧さってめっちゃ大事やと思うんですよ。何をするにしても、丁寧に仕事する人が最後に生き残る人やと思うんで、それは凄い才能やなと思いました。期待するところは、お芝居の部分でも丁寧さってめっちゃ大事やと思うんで、一個一個聞いてきてほしいですね。なんかこう、自分でこれはこういう芝居でいいかなって決めつけちゃうんじゃなくて、「監督、これはこんな感じで大丈夫ですか?」って聞いてもらえると。とにかく話し合いたいですね。」
――撮影に向けての意気込み等あれば教えてください。
吉矢「具体的に言うと、映画で一番大事なのはやっぱり本やと思うんで、ロケハンに並行して、脚本の精度をあげていきたいですね。」
――最後に、ズバリどんな作品にしたいですか?
吉矢「最高のエンターテインメント作品にしたいですね!」
一同「…?(笑)」
吉矢「あくまで、楽しんでもらわないと意味がないと思うので。やっぱり伝えたいことがあるからこそ、エンタメにふりたい。なので今回はエンタメ作品にしたいです!」
――ありがとうございました!今回のインタビューはここまで!
引き続き、映画「懐胎新書(仮)」クラウドファンディングの応援よろしくお願いいたします!次回もお楽しみに!