こんにちは!!東京朝鮮中高級学校3年李輝龍(リフィリョン)です今回の部展「未知しるべ」は高校生で最後の展示になります。その前に今回紹介するのは、画像にある作品「変わる」について説明をしていこうと思います。これは、2020年度の部展「はじめての日常」で制作した作品です。2020年3月から発生している新型コロナウィルスの影響でオリンピック等のイベントが延期、中止になりました。この作品は、「もし」この世界にコロナがなかったらという理想と現実が合わさった人物を私がパフォーマンスで演じました。話が急に変わりますが、今回の作品の説明をすると、未知の人物がある場所にいる作品(ある場所はまだ未定です)になっていますので是非見に来てください!ご支援よろしくお願いします!!
前回の部展「はじめての日常」から、もう一年が経とうとしています。去年末、コロナの状況はとても悪化し、はたして年始に展示ができるのかどうか、分からない状態のまま制作を行いました。展示会場の安全対策や観覧規則に従った開催方法を模索し、最悪、展示会場を閉鎖し、Web上でみせるという手段を考えていました。緊急事態宣言が出るかどうかも、報道で一転二転する状況を横目に美術部員たちは全力で制作しました。まさに展示タイトルにある「はじめての日常」を体現しながらの準備でした。開催にこぎつけた矢先に緊急事態宣言が発令され、展示期間どのように開催するかを様々な方に相談もしながらの展示でした。結果、最終日まで無事に開催しましたが、正月の池袋はお店も閉まり気味で夜8時にはメガホンを持った職員さんたちが人々を繁華街から追い出すような風景も見られました。いつもなら駅から流れる様に芸術劇場に歩いてくる人たちはそこにはありませんでした。そんな中、その状況に抵抗する様に結果500人を超える観覧者を集めました。展示「はじめての日常」は、まさにその名の通り、日常の変容する中で行われた展示になったと思います。そんな中、参加したアーティスト達の表現は非常に的を得た、今を表現する作品たちでした。その作品たちが集まった会場は観る方たちに、展示のテーマを確実に伝える事になったと思います。日常や常識の弱さ、危うさと、日常いかにちゃんと視ていないか、考えていないかが浮き彫りになりました。そして、平凡なる日常の大切さ、日々を生きる事の奇跡的な偶然についても考えるきっかけになったと思います。自然の大きな流れに抗ってきた人間はもう一度自分たちについて考えるきっかけを得たのではないでしょうか。今回の「未知しるべ」は考えるきっかけを得た人々に何かを感じ、動くための道標になること、暗闇を歩くための灯りになることを一つのテーマにしています。かといって、何か難しく理論を並べ立てる事ではなく、今を感じ何かを作る「表現者」たちが素直に自分の中からひねり出すものを皆さんにお見せできればと思っています。美術部員たちが「未知しるべ」のタイトルに行きついたその後ろにはいくつもの「没タイトル」が眠っています。そのモヤモヤした残り火から違う形に生まれ変わった作品たちに出会えるかもしれません。そんな作品たちと出会えるかもしれない今回の展示を是非応援してください!よろしくお願いします!!
12月13日(日)美術部生徒たち3人(部長フィリョン、2年テオ、スリョン)で東京都美術館の中央展を行いました。中央展は東京都内の美術部生徒たちが出品する高校生猛者揃いの展示です。高級部員の7作品を展示してきました。一作品立体が入らなかったので後ほどアップします。この作品たちも部展に出品する作品たちです。まずあ中央展を是非ご覧になってください。高校生たちのパワーがみなぎっています。19日、日曜日までです。部員たちはこの展示に参加する高校生たちにも部展をアピールするつもりです。生徒たちはただ今試験期間に入りました。来週から部展に向けてまっしぐらに頑張っていきます。応援よろしく願いします!!
2日前の日曜日まで美術部は浦和の埼玉会館にて学生美術展に参加していました。日曜日の1時半からはアーティストトークがあり沢山の方々にご覧いただきました。ありがとうございます。今年の1月に行った美術部展「はじめての日常」に出品した作品たちも展示しプレゼンを行いました。全員はプレゼン出来ませんでしたが、新しい部員も初プレゼンを緊張の中行い、いい体験が出来ました。来年1月17日から行う美術部展「未知しるべ」でもアーティストトークとパフォーマンスを行いますので是非ご覧ください!私たち美術部は「未知しるべ」で皆様に変化した現状の中、どのような道を示すことができるか、一所懸命に表現していきます。そのためにはこのクラウドファンディングを成功させなければなりません!みなさん、どうぞこの美術部展にご支援をよろしくお願いします!