いつもありがとうございます。
東京練馬区のエステティックサロン「Creschambleur(クレッシャンブルール)」です。
震えながら公開したこちらのプロジェクトもあと4日となりました。
たくさんの方のご支援と、温かいメッセージに心から感謝しております。
さて、本日は容器についてのお話第三弾です。
長くてすみません…。
色々悩んでいた時、今回のプロジェクトに協力してくれた友人が
「容器って2種類用意できないんですか?クラファンなら予約販売という形をとれますし、どっちが人気あるか実際に商品を作り始める前に見ることができるので、反応を見ながら改善していく場として利用される方も多いですよ。支援者の方に相談してもいいと思いますし。」
と、アドバイスをくれました。
「なるほど!」
たしかに容器はひとつでなければいけないなんてことないですよね。
そして、今回のプロジェクトを立ち上げる決意が固まったのでした。
ただ、最低発注数があるので、ある程度の数×2種類作らなくてはいけないのはかなり悩みどころではありました。容器の単位が個人が日常的に扱う数ではない事が多いのです…(T_T)
とはいえ、そんなことも言っていられないので、なるべく環境負荷の少ない素材で、且つなるべく気分があがるような化粧品らしい(?)容器について考えました。
素材を探していく中で、環境に配慮して生まれた素材にもいくつか出会いました。
しかし、未知のものなのでなかなか何十年何百年先にこの容器がどうなっているのかわからないものだらけで「よし、これだ!」と決めかねていました。
そこで一度初心に戻り、リサイクルしやすい瓶にしようと思い直しました。
製造メーカーさんに相談してみると、少し値上がりしてしまいますがスポイトのキャップ部分のプラスチックの一部を竹に変更する事もできるという事で、0にはできませんでしたが、かなり使用量を抑えることができたと思います。
事情を話し、パウチの方は単価が少し高くなってしまいますがサンプル扱いという事にしていただき少量で、瓶も思ったよりだいぶ少ない数で作ってくれることになったので(と言っても結構あります笑!)2種類の容器を用意することができました。
ロゴなどはそれぞれに直接印刷する事も可能だったのですが、全く見た目が異なる2つの容器。
どうやって同じブランドの同じ商品に見えるようにするか考えました。
そして、ラベルシールで統一することにしました。
しかし、ラベルシールを貼るということは直接印刷するより追加の資源を使うことになります。ゴミも増えてしまいますし、コストも上がってしまいます。
「ラベルを増やしたことで、ただ廃棄される資源にならず、少しでも何か前向きな活動のきっかけになる方法はないのか…」
そうして出会ったのが、アフリカ南部の国ザンビアで育ったオーガニックバナナの茎から作る「バナナペーパー」です。
バナナは1本の茎から1度しか実が取れないため、収穫時には茎も切ってしまうそうです。
しかし、切った茎は1年以内に再生し、また新しいバナナが育ちます。バナナペーパーは、かつては廃棄されていた茎を再利用した資源なのです。
ラベルの製作費はザンビアに還元されるので、この素材を使用するだけで「廃棄物の有効活用」「野生動物や森林の保護」「ザンビアの貧困の解決」「教育の支援」など様々な活動に参加することができます。
生産されている方々のインタビューを見ていると、皆さん仕事にとても誇りを持っていて、笑顔で活き活きとしていました。こんなに笑顔で生産されている素材があったのだなと感動して、ぜひこちらでラベルを作りたいと思いました。
希望枚数で作成してくださるということで、はじめはとても少量になってしまうのですが「早くたくさん還元できるように頑張ろう!」という前向きな気持ちにさせていただけた気がします。
なお、プリントには「バイオマスインキ」を使用いたします。
こうして、たくさんの方の協力のもと「tamotsu」の第一弾の容器2種類が完成しました。
しかし、目指している理想の容器までの道のりはまだまだ険しそうです。
今回は容器を薄型にしポスト投函でのお届けをする事が難しかったので、こちらは次回以降の課題となりました。
将来的にはポスト投函が可能な薄型容器で展開し、不要な再配達を減らし、トラックから排出されるCO2の削減へと繋がるようにしていきたいと考えています。
スタート地点に立ってすらなく、まだ地点に向かっている状態の私たちですが、試行錯誤しながら製品完成に向け取り組んでいきますので、これからもよろしくお願いします。
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