いつもご支援いただきありがとうございます。
12月に入り、3月の演奏会に着々と近づいているのを感じ、
団員もみんな練習により精が出ているようです。
演奏会をお楽しみに!
今回は、各パートリーダーからのパート紹介と意気込み、第五弾でございます。
フルート編です。
みなさんこんにちは!
フルートパートのパートリーダーを務めている、菅野悠衣です!
フルートパートは、大学生4人と高校生4人の合わせて8人というオケの管楽器としては大所帯となっております。うち5人は今期から加わった団員ですが、お昼ご飯を一緒に食べたり、休憩中は談笑をしたりと和気藹々と過ごしています。
そのおかげか、フルートパートにはどうしたら曲がより良くなるのかを積極的に共有する雰囲気があります。それは今期だけでなく、卒団されたOGの先輩方を見ていても感じられるものでした。第九の中でフルートが繊細なメロディーを描く部分は、短い休憩時間でも合わせ練習を行い、お互いにイメージを共有して、リズムや表現を合わせて合奏に臨んでいました。また、「もっとこうしよう」「ここはどう吹くのがいいんだろう」などイメージを共有し、団員が変わっても期を重ねるごとにコミュニケーションが深まっていると感じております。
そして、今年の見どころは、坂本監督の新曲である『今時間が傾いて』と第九のpやppになる(小さな音で吹く)ところです。
『今時間が傾いて』では、木管とホルンが全員同じリズムで8部音符を演奏する長い場面があります。音の移り変わりやハーモニー、そして一体感を楽しむことができる楽曲です。
そして第九に関しては、以前の木管セクション練習で東京フィルハーモニー交響楽団のファゴットの先生から、pで吹く部分について「響きはあるけど閉じた雰囲気で吹く」よう習いました。今までpを吹くときは、身体に力が入ってしまいなかなかうまく吹くことができませんでしたが、このご指導のおかげでpの理解が深まり、楽にpが吹けるようになりました。その他にも、演奏時はたくさんアンテナを立てること、テンポが甘くならないようにすること、16分音符を感じること、などなど第九以外にもこれから活かせることをたくさん学び、とても実りあるセクション練習となりました。柳澤先生からも今期は特にpをしっかりpで吹くよう言われているため、習ったことを忘れずに、本番で表現できるようこれからも練習に励みます。
改めまして、事務局の方、ご支援頂いている方、東北ユースオーケストラを応援してくださっている方のおかげで活動できていること、心より感謝申し上げます。