こんにちは!20期のさえです。この度はクラウドファウンディングのページをご覧いただきありがとうございます。
また既にご支援くださった皆様、ありがとうございます!部員一同、感謝申し上げます。
今回の活動報告では、私の初めての「M責」についての話をしたいと思います。
私は今、公演のgirl'sのM責をしています。正直2年前、いや1年前ですら、私が公演のM責をしているなんて思ってもみなかったです。
実は、正確に言うと今回のM責は初めてのM責ではなく、2年のDNのときに、20期のこまゆと2人でgirl'sのMを出していました。コロナの影響もあり道半ばでMが消滅してしまい、自分の中では「M責」の「責任」という部分が全うできなかったことにずっと心残りがありました。
幹部代が始まって数ヶ月が経った頃、悔いなくFreeD生活を送って引退したいなと思い始めたとき、公演のgirl'sのM責は昨年の心残りを払拭し、そのときの分の責任も果たせる良い機会だと思い、M責をすることに決めました。
M責をやると決めてからは、ストーリーの読み込み、曲探し、構成決め、振り作りなどが楽しく、8/30の練習開始までには自分の中であらかたのMの全体像を決めていました。
ここまでは自分でも正直順調だなと思っていました。
実際、練習開始直後は夏休み中に作りためていた振りを淡々と写し、ずっと前から考えていた構成を入れるなど、ほとんど作業のようにM練を行って予定通りに進んでいました。
ところが、
練習にも慣れてきた9月の最終週のM練で、私はMメンバー1人1人に一切寄り添えていないことに気づきました。各メンバーが個々人で踊っている印象を強く受けました。私の考えは伝わっていないし、彼女たちとの間に大きな見えない壁を感じました。
私はただ淡々とM練をこなしていただけで、みんなで練習してMを作り上げる感覚を皆に伝えられていないのかもしれないと思った瞬間、私の思う「M責」とは、ただMを作ってそれをメンバーに写すだけではなく、その上でメンバーの個性を活かしながらみんなで一つのMを作り上げることを誘導する存在であり、私はその「M責」からは程遠いことを感じさせられました。
私自身の性格の問題もあるかもしれませんが、これにはコロナの影響もあると思います。
Mメンバーの3分の2以降がコロナ禍が始まってからFreeDに入部した21期・22期で、正直彼女たちのことをほとんど知りません。言い方を選ばず言うと、彼女らの踊りでしか彼女たちを知らなかったとも言えます。
コロナ前であれば駒外で気軽に集まって補習練をしたり、練習前後に食事をしたりなどして仲を深められたのかもしれませんが、補習練のたびにスタジオを取らなければならない今では、補習練をすればするほど金銭面でのメンバーの負担が増えるため、それほど回数をしていません。食事も控えています。明らかにコミュニケーションが足りていませんでした。
私たちが先輩方にしてもらっていたように後輩に接することはできない、あの頃のFreeDの雰囲気を同じようには伝えることはできない、ということに悲しさと悔しさを覚えながらも、自分のできることをできる限りやっていこう、Mをメンバーと一緒に完成させる、私の思う「M責」になれるように頑張ろうと思うようになりました。
まだまだ未熟ではありますが、残り少ない現役生活で、思っていたのとは違う環境下であっても、周りに支えられ、周りに感謝しながら、あらゆる意味での「M責」の「責任」を果たしていけたらなと思っています。Mメンバーにはいつも感謝しかありません。いつもありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、クラウドファウンディングのご支援および拡散にご協力していただけましたら幸いです。
2021.12.2 20期さえ