4月後半から、同じ浜の漁師さんの元でシャコエビ漁のお手伝いをしています。
漁具などが一通り揃い、無事一陽丸として開業できたら、最初の仕事がシャコエビ漁になります。
シャコエビは、海中に網を仕掛け、網目に引っかかった魚を捕る「刺し網漁」で捕獲します。鮮度が落ちると殻に身がくっついて綺麗に剥くことができなくなってしまうので、網を海から上げて来たら鉤状の道具を使って手早く外さなくてはなりません。
体に小さなトゲがたくさんあるシャコエビ。おかげで網にひっかかりやすいわけですが、それはまた、網から外すのが大変ということでもあります…。
逃げようともがくので余計に体に網が巻きついたり、それをなんとか外そうとしてハサミや頭が取れてしまうことも。そうなると出荷できないため、シャコエビの外し方は慣れるまではなかなか大変です。
この日は“ゴミ”と呼ばれる海藻や枯れ葉などが多く引っかかっていました。
また、シャコエビ以外の魚もかかります。
こういった魚はまとまった数にならず出荷には至らないため、漁師たちが持ち帰り、自分たちで消費することがほとんどです。それら「未利用魚」も、ゆくゆくは販売できたらいいねと夫婦で話しています。
何はともあれ、まずは開業ですが!笑