2021/12/20 19:33

秋田県湯沢市ふるさと応援大使の高橋純一と申します。このたびの株式会社CRAS奥山和宣さんのクラウドファンディングプロジェクト成功をお祈りし、応援をさせていただきます。三関セリの地元、秋田県湯沢市についてご存知ない方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、ご紹介をさせていただけましたらと思います。


 秋田県湯沢市は秋田県南部に位置する、人口約4万3千人の小さな街です。雄勝平野と呼ばれる広大な平野には田園風景と畑が広がり、市の南北を一級河川の雄物川が流れ、別名秋田富士と称される“鳥海山”を市内から目にすることができます。冬は積雪量が多く、寒さは厳しくなるものの、四季の移り変わりを肌で感じとる事ができます。災害も全国的に比べ非常に少ない事も特徴的で、住みやすいまちです。


生きる大事な糧である“食”も大変豊富です。さくらんぼ、りんご、イチゴ、ぶどうなどの果物。秋田米ブランド“あきたこまち”の生産地。そして日本三大うどんのひとつとされる“稲庭うどん”の産地としても全国に知られています。また「東北の灘」と呼ばれるほど酒造りが盛んな地域としても知られ、現在は4つの酒蔵から全国に向けて出荷されています。また発酵作用を利用した醸造食文化もたくさん湯沢市には残されており、味噌やしょうゆ、酒かすなどは目を見張るものがあります。

 湯沢市は地名のとおり、温泉にも恵まれ、実に6つもの温泉地(泥湯温泉、小安峡温泉、秋の宮温泉郷、奥小安・大湯温泉、湯の原温泉・ゆざわ温泉、湯ノ沢温泉)を有します。また、温泉のもととなる地下の熱エネルギーを利用した「地熱開発」も盛んです。近年は国内最大規模の地熱発電所が数十年ぶりに稼働するなど、再生可能エネルギーの生産拠点としても大変注目されており、これからのカーボンフリー社会を実現していく上でのモデル地域となることが期待されております。


 最後になりますが、湯沢市は平安時代を生きた歌人“小野小町”の出生および終焉の地であり、市内には小町にゆかりのある史跡などが数多く点在しております。その場所をめぐるだけで古代の歴史のロマンを感じとる事ができます。最近では前内閣総理大臣、菅義偉(すがよしひで)さんの出生地としても多くの皆さまに知られるようになりました。


“食”のまちゆざわ、

“しげん”のまちゆざわ、

そして、“びじん発祥”のまちゆざわ。


ぜひ秋田県湯沢市を一度訪れていただけましたら幸いです。


三関セリはその湯沢市を代表する野菜として、私も小さい頃から食してまいりました。特徴はなんと言っても、葉から根っこまで安心してすべて美味しく食べられること。まさしくフードロスを軽減できる野菜であり、シャキシャキした食感が爽やかなビタミン、ミネラルが豊富なスーパーフードでもあります。


 湯沢市が誇れる「三関セリ」を鍋の主役に据えた「ゆざわ根が美人鍋セット」。地元湯沢市、秋田県の経済の活性化につながる鍋セットとして、私も多くの皆さまに魅力をお伝えできればと思っております。


皆さまのご協力、お力添えくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。



湯沢市ふるさと応援大使

全国秋田県人会・あきたいざたん創設者

高橋純一