ついにプロジェクトを開始することが出来ました。
9月18日にクラファン経験者の方からお話を聞かせて頂いてから1ヶ月半ほど
やりたいなーと思って動き始めていた動きがことごとく、このプロジェクトへと
結びついていく不思議な感覚を抱きながらのキックオフとなりました。
活動報告第1弾としまして、クラウドファンディング限定先行販売の
木のゆびわ 絢-aya- 市松-蘭
について深掘ってお話させてください。
市松模様というと最近では某鬼殺の剣士さんが着用している羽織の柄として
一気に認知が高まった感じでしょうか。
実はひっそりと彼の妹の帯にも採用されている柄だったりします。
柄自体の意味としては
□繁栄
■魔除け
の2点が大きく挙げられる要素です。
ネタバレになってしまうのでここでは詳しく書けませんが、和柄としてあまりに有名な市松が
あの兄弟にだけ採用されている理由が、この2点からなんとなく透けて見えるような気がします。
(他のキャラクターにも採用されていたらごめんなさい…)
kigokoro.のゆびわにはそもそも、
「円は区切れない永遠の図形、人の縁もまた途切れることなく永遠に続きますように」
という願いを込めています。
それはこの市松の「繁栄」の意味と非常に高い親和性を有しているのです。
「途切れることなく続く格子模様」
それを人の営みに重ねたんですね。
市松-蘭は「乱れ市松」という市松模様の派生した柄からネーミングしています。
正方形の連続ではなくて長方形や大小様々な柄が複雑な幾何学模様を生み出します。
乱(ラン)を字面の良い蘭(ラン)に置き換えたって感じです。
実はこの柄は元々、失敗作から生まれました。
矢絣を作ろうとして素材を準備し、サイズを間違えた事に気が付き
自暴自棄に遊んだら「ん?かっこいいぞ…?」となったのです。
上の矢絣パーツの写真を頭の中で組み替えてみると辿り着けるかも知れません…!
偉そうに柄についてあれこれ語っておきながら、偶然の産物です。
ですがここにストーリーを付けるのが僕のお仕事なのです。
偶然
■乱れ市松模様になったこと
□朱色と白色だったこと
紅白旗がモチーフの門出の柄として、これから新しいスタートを切るkigokoro.を
象徴する柄と位置付けました。
そしてその直後にクラウドファンディングを始めることを決めました。
こんなにも相応しい巡り合わせがありますか?
これが、限定先行販売の 木のゆびわ 絢-aya- 市松-蘭 完成裏話。
他のゆびわ達にもそれぞれ込めた想いがありますので、追ってご紹介していきます!