みなさん、おはようございます。ダブディビ・デザインの柊伸江です。
ダブディビ・デザインの初クラウドファンディング、
【毎日が楽しくなるポップでキュートなハンカチ! アートとデザインで暮らしに彩りを】
のページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回、クラウドファンディングを始めるにあたり、たくさんの皆様から応援メッセージをいただきました。
プロジェクトページでは残念ながら全文のご紹介が出来なかった方もございました。
ここで改めまして、メッセージをお寄せいただきました方のプロフィールと共に、応援コメントの全文をご紹介させていただきたいと思います。
■甲南大学文学部教授 服部 正様
服部先生は、障害のある方のアートだけなく、アウトサイダー・アートやアール・ブリュットに関する研究の第一人者として知られている先生です。
兵庫県立美術館、横尾忠則現代美術館学芸員を経て、2013年より甲南大学で教鞭をとられています。研究活動の他に、展覧会の企画や公募展の審査員、セミナーやトークイベントでの講演などの活動も積極的に行われています。
また、服部先生の著書、『障がいのある人の創作活動』(編著、あいり出版、2016年)では、ダブディビ・デザイン柊も執筆で参加させていただいたご縁があります。(私はその本の中で、障がい者アートをもとにした商品化の現状や課題などについて書かせていただきました。)
難しいお話もわかりやすく丁寧にお話ししてくださる、温かなお人柄の先生です。
服部先生のWEBサイトはこちらです。
https://tadashi-hattori.com/
そんな服部先生からお寄せいただいた応援コメント(全文)は以下です。
↓ ↓ ↓
障害のある人の創作物を商品に。そのこと自体は目新しいことではないかもしれません。多くの障害者支援事業所が、ポストカードやトートバッグなどを販売しています。我が家のカレンダーも、毎年大阪のとある事業所から購入しています。
このプロジェクトの特徴は、事業所がその施設の利用者の創作物を商品化するのではなく、ダブディビ・デザインという外部の事業者が企画・販売を行っていることです。そのことによって、福祉の枠組みとは違うアイディアや人のつながりができていくことに大きな意味があります。
このような取り組みも近年では少しずつ増えてきましたが、ダブディビ・デザインは早くからこの活動に取り組まれていて、この分野のパイオニア的存在だと思います。特定の団体や個人が企画から運営までをオールインワンで行うのではなく、立場の異なる人たちがリソースを持ち寄って実現するこのプロジェクトが、障害のある人の創作活動を支援するひとつのモデルケースになることを期待しています。
(以上)
服部先生に、この分野の“パイオニア的存在”だとありがたいお言葉をいただきました!!
実は、私が障害のある方のアートの商品開発を始めたころは、まだあまり同業の方はいらっしゃいませんでした。今ではいろんな企業やデザイナーさんが障害のある方のアートの魅力に気付き、たくさんの活動が広がっています。発信する側だけでなく、社会がそれを受け入れるようになったことも大きな変化ではないかと思います。
また、服部先生が書いてくださっている「オールインワンで行うのではなく、立場の異なる人たちがリソースを持ち寄る」こと、これもまさにシェアリングエコノミーですね!
みなさんからの応援の言葉をかみしめ、頑張ってまいりたいと思います。
引き続き、ご支援・応援をよろしくお願いいたします!!