今晩は。
ドリル饅頭の中西広和です。
さて、今回は、タイトルにも掲げました通り、作品についてお話させて頂ければと思います。
【三粒の大豆】
上記作品は、プロフィールページにもあらすじを書いておりますが、今日は、それ以外の部分で重要な事をお話させて頂ければと思っております。
少し長くなりますが、最後までお付き合い頂ければ幸いでございます。
さて。
プロフィールで書いた部分は、あくまでも『表』の部分でありまして、そのまま目の前で紡がれるお話を子供達にまっすぐに受け取って貰えるよう要約致しました。
ただ、このお話(三部作全てに当てはまる事なのですが)には、裏設定という『裏』が存在致します。裏設定は、私が思う『未来を憂うメッセージ』というものでございます。
まずは、三部作において、その代表格でもある『三粒の大豆』からご説明申し上げます。
私はかねてから「これから高確率で起こるであろ世界的な食糧危機」と言うものが、とても気になっておりました。それを語るに切っても切れない問題が、地球の温暖化です。
地球温暖化を食い止めるには、二酸化炭素の削減がマストです。そしてこの二酸化炭素問題で密かに注目を集めているのが、家畜から出る二酸化炭素です。これは主に「牛のゲップ」ですね。温暖化の一因にもなってしまった、牛のゲップの削減をすべく、今では、ゲップがなるべく出ないようなエサを開発したり、牛の食事の方法を変えてみたりと、色々な事が試験的に試されている所ではありますが、手っ取り早いのは、単純明解、牛の生産頭数の削減です。絶対数を今よりも減らす。これはフードロスなどにも繋がり、無闇に牛の命を奪う事への削減にもなります。個人的にはとても良い事だと思っております。
しかし、牛を減らして二酸化炭素を今よりも削減できる、これは結構な事なのですが、それとは裏腹に、恐らく人口はこれからも増え続けます。せっかく住みやすい地球環境に作り替えても、新たな人類が摂取しなければならない、貴重なタンパク源としての食糧は、すっかり減ってしまっている。闇雲にただ、牛の頭数だけを減らしてしまうと、今度は食糧が不足してしまうという問題が起こります。
そこでこの問題を解決すべく、新たな担い手として考えられているのが、生産する上でも地球環境に優しい、ダイズを主原料とした高タンパクな「お肉の代替え食品」です。
大豆ミート
皆さんも一度は、耳にした事があるかも知れません。これからは、そう言った代替え食品が、もしかしたらスタンダードになるかも知れません。
私は、環境にも優しく、人にとっても体に優しい代替え食品は、人類にとって、とても素晴らしい事だと思っております。
三粒の大豆という作品で、あからさまに問題提起を押し出している訳ではございませんが、そんな思いも、この作品には込められております。先に作品の説明をこう言った形で、しかも裏まで解説する事は、今まで一度もなかったのですが、今回は、クラウドファンディングという『見たこともない作品』に対しての評価を頂く形になっておりますので、先にこう言った事をご説明させて頂きました。
近いうちに、三粒の大豆の魅力を更にお伝えすべく、まずは、どう言ったお話であるのか、その全容を少しでもお伝えするため、「朗読」と言う形で、簡易動画を製作しようかと考えております。
朗読動画を先に見るか、この活動報告を先に読むか、どちらが先でも構わないのと思っているのですが、とにかく、大人にもお子様にも、家族みんなで楽しんで貰えるような作品を一生懸命、作りました。
最終形での製作が出来るよう、お一人でも多くのお仲間を増やすべく、まだまだ色んな発信に励んでまいります。
長くなってしまいましたが、最後までお読み頂き、誠にありがとうこざいました。
それでは、引き続き宜しくお願い申し上げます。