ご支援いただき、ありがとうございます!心から感謝します!!支援者募集期間の2ヶ月も残すところあと4日となりました。私のつたない文章と表現でも、7名もの方々に支援していただきました。心より感謝しております。目標金額にはとうてい及ばなかったものの、支援していただける方がいたことが何より嬉しく、私にとってこれほど夢への糧になるものはありません。今回の募集内容については、初めてのクラウドファンディングであったこともあり、当初から戸惑いながらの活動であったことは否めません。募集期間中にキャンプ場予定地が定まらなくなってしまったり、キャンプ場設立の本来の目的を見失いかけてしまったりもしました。ですが、支援していただいた方から温かいお言葉やアドバイスをいただき、ますます力が湧きました。必ずこのプロジェクトは達成して、私の宝篋山登山者のための理想郷を作りたいと思います。キャンプ場設立には資金が必要であることは当然ですが、私の中ではもう、「お金ではなく夢を現実にするため」の気概が沸騰しています。だからといってあせることなく、淡々とプロジェクト成功に向けて、今後も宝篋山山頂を見つめながら努力していくつもりですので、今後も益々のご支援をよろしくお願いいたします。一度もお会いしたことがないのに、今回ご支援いただいた方々には、本当に心から御礼申し上げます。機会があれば、一度お会いしてお話させていただきたいと願っています。募集期間は残り4日となりましたが、まだまだご賛同いただければ幸いです。そして、次は明確な内容を掲示して、再度支援者募集を起ち上げたいと思っておりますので、その際はよろしくお願いいたします。
☆笑顔が絶えないキャンプ場以前の活動報告の中でも書きましたが、僕の長男は22歳になりますが、知的、肢体とも健常者とは違う状態で生活しています。ただ、それは家族にとって当たり前のことで、ずっとそうして生きてきました。なので、この生き方を苦痛にも思っていませんし、むしろ当たり前の我が家となっています。しかし、周りを見ると、やはり健常者のようにできることが出来ずに育ってしまっていること、自由な世界が狭いことは否めません。今回のキャンプ場設立にあたっては、障がいを持った子供たちも、普通にあたりまえにキャンプ(デイキャンプも含む)を楽しんで、自然を感じられる世界を作ろうと考えていました。妻も障がい者支援施設で働いていますが、一人一人の障がいの程度も様々なことを考えると、全ての子供たちを受け入れられるようなキャンプ施設にするには、中途半端な施設では無理だと言います。どんなにバリアフリーにしても、常にそばにいて介護が必要な子をキャンプに連れていくことは、介護する側にとっても至難の業だと思います。それでも、体が不自由であるとかないとかを感じさせないような、広々とした場所で自然と朝日や夕日と空と大地と体の一体感を感じられる、ありそうでなかった、どこにもない場所を作りたいと、心から思っています。写真は今月初めに見つけた、この気持ちを確実に実現できそうな、宝篋山北側にある東城寺の、ここから宝篋山山頂ルートがあれば、最短距離になるであろう広大な場所です。現在調査中ですが、新たな宝篋山登山ルート入口としても開拓できればと考えています。
どこかなつかしくて温かい実谷オートキャンプ場とOUTLANDキャンプ場ここ最近は、これから開設しようとしているキャンプ場に近いコンセプトのキャンプ場を探して訪れています。バイクでのキャンプなので、この時期は北関東は冬季休業のキャンプ場も多いため、つくばから一泊二日で行ける南房総によく行きます。昨年11月20日に大多喜町のグリーンファームおおたき戸田キャンプ場、12月18日には館山のOUTLANDキャンプ場、先月1月22日は御宿町の実谷オートキャンプ場に行ってきました。いずれも20から30サイト程のさほど大きくはないキャンプ場ですが、ひとつのサイトが広々としており、またオーナーが一人できりもりしつつ、それでも忙しい中キャンパーといつまでも話をしてくれるような、どこか懐かしくて温かみを感じるキャンプ場でした。実谷オートキャンプ場はずっと休業していたキャンプ場を今のオーナーが購入して、4年前に営業を再開したキャンプ場で、山間にあるとても素朴なロケーションでしたが、広々とした平坦な敷地と白山羊と黒山羊ととてもおとなしい犬と、そして満点の星空と森に囲まれた静かな風景は、まさに隠れ家的な、また来たくなるような場所でした。オーナーにはキャンプ場開設について色々相談に親身にのっていただき、かなり勉強になりました。オーナーは40代くらいで、僕よりかなり若いと思いますが、とても真面目で実直で人柄がよく好感のもてる方でした。実谷キャンプ場は地名からきているそうですが、実直キャンプ場でもいいんじゃないかと思うくらいでした。OUTLANDキャンプ場では、キャンパーに手作り干物をプレゼントしてくれ、それを炭火で焼いて酒のつまみにしましたが、もう、絶品でした。そして、ちゃんと原木を割って屋根下で乾燥させた薪がなんと無料!でした。実谷キャンプ場では量り売りの薪が安く、しかもれまで40年以上の僕のキャンプ経験の中で、出会ったことのない火持ちが良く、熾火のとても長いいい薪でした。僕の父も広葉樹の薪ストーブ用の薪を原木から乾燥させて販売していましたが、こんな良い薪には出会ったことがありません。どちらのキャンプ場もこれから何度も訪れて、いろいろ相談させていただこうと思います。
ここで書いていないことここまでの経緯の中で記載していない事実があり、私もその事のためにこのプロジェクトを立ち上げた私情があります。私の長男は先天性の脳性麻痺(2歳からずっと「自閉症」といわれていました)で、現在21歳になりますが、未だに会話はできず、食事もトイレも一人ではできません。寝たきりではありませんが、肢体不自由なため、つんのめりながら歩くことはできますが、放っておくとどこに行ってしまうかわかりません。そのため通っている施設では車椅子、帰ってきてから家の外に出ることもできませんし、この頃はいたずらもするので、私も妻も叱ってしまうことが多くなりました。でも、ずっと前から息子を広い場所で、つんのめっても転んでも大丈夫な場所でめいいっぱい駆け回らせてあげたい、、、そうですドッグランと同じです。このことは、私がキャンプ場を起ち上げたい気持ちと重複してはいますが、いつも心の中にある現実で、キャンプ場を作ったら息子と、息子と同じような子供たちを太陽の下で生き生きと居られる場所を作りたいと考えているのも事実です。ですがこれをを書いてしまうと、「偽善者」や「慈善事業」扱いされてしまう事に抵抗がありました。私の友人から「本心を書け」という忠告があり、追記させていただきました。毎週あちこち場所を探っていましたが、先週、宝篋山裏山にあたる東城城近くにビックリするような広大な放棄地をみつけました。ネットで調べると昔の砕石採取地だったようですが、現在全く使われておらず、敷地内も私有地なので柵がまわされています。これから色々確認・調査してみたいと思います。写真の右上に見える電波塔が宝篋山頂です。
宝篋山登山コースは7コース以上ありますが、その中で小田休憩所からのメインコースが極楽寺コースとなります。沢づたいに登る登山道は距離や傾斜の歩きやすさを考えると、宝篋山登山コースの中では初心者向けだと思います。その東側には常願寺コースがあり、こちらも沢づたいの道ですが起伏や岩、急傾斜が多く距離が長いことを考えると、宝篋山登山コースの中では上級者向けと言ってもいいでしょう。このコース入口周辺も休耕田であり、景色の良いキャンプするに最適な場所が沢山あります。特に沢に近い林間キャンプができ、しかも、極楽寺コースのように沢山の登山者がいない(今のところ)も魅力です。また、コース横に新池という昔からの溜池があり、釣りを楽しむこともできます。こちらも父の作った掘っ建て小屋があり、今でも電気も水も通っていてキャンプ場予定地としています。