どこかなつかしくて温かい実谷オートキャンプ場とOUTLANDキャンプ場
ここ最近は、これから開設しようとしているキャンプ場に近いコンセプトのキャンプ場を探して訪れています。バイクでのキャンプなので、この時期は北関東は冬季休業のキャンプ場も多いため、つくばから一泊二日で行ける南房総によく行きます。昨年11月20日に大多喜町のグリーンファームおおたき戸田キャンプ場、12月18日には館山のOUTLANDキャンプ場、先月1月22日は御宿町の実谷オートキャンプ場に行ってきました。いずれも20から30サイト程のさほど大きくはないキャンプ場ですが、ひとつのサイトが広々としており、またオーナーが一人できりもりしつつ、それでも忙しい中キャンパーといつまでも話をしてくれるような、どこか懐かしくて温かみを感じるキャンプ場でした。
実谷オートキャンプ場はずっと休業していたキャンプ場を今のオーナーが購入して、4年前に営業を再開したキャンプ場で、山間にあるとても素朴なロケーションでしたが、広々とした平坦な敷地と白山羊と黒山羊ととてもおとなしい犬と、そして満点の星空と森に囲まれた静かな風景は、まさに隠れ家的な、また来たくなるような場所でした。オーナーにはキャンプ場開設について色々相談に親身にのっていただき、かなり勉強になりました。オーナーは40代くらいで、僕よりかなり若いと思いますが、とても真面目で実直で人柄がよく好感のもてる方でした。実谷キャンプ場は地名からきているそうですが、実直キャンプ場でもいいんじゃないかと思うくらいでした。
OUTLANDキャンプ場では、キャンパーに手作り干物をプレゼントしてくれ、それを炭火で焼いて酒のつまみにしましたが、もう、絶品でした。そして、ちゃんと原木を割って屋根下で乾燥させた薪がなんと無料!でした。実谷キャンプ場では量り売りの薪が安く、しかもれまで40年以上の僕のキャンプ経験の中で、出会ったことのない火持ちが良く、熾火のとても長いいい薪でした。僕の父も広葉樹の薪ストーブ用の薪を原木から乾燥させて販売していましたが、こんな良い薪には出会ったことがありません。
どちらのキャンプ場もこれから何度も訪れて、いろいろ相談させていただこうと思います。