県立記念公園四十八滝にある創作料理店「八光苑」さま。
三代目料理長の北村家光さんは、平成12年に東京の高級料亭から帰ってきて家業を継がれました。「八光苑」は北村さんの祖父が、この地に開業して65年の老舗料亭。地元の冠婚葬祭によく利用される名店です。座敷からは四十八滝や高山の自然が堪能できます。
飛騨でフグ料理を提供するきっかけは、平成21年に地元の調理師会から深田社長を紹介されたことです。当時、深田さんが「飛騨とらふぐ」の養殖を始めたころで、地元でふぐを本格的に調理できる人はいなかった。
東京の料亭にいたころ、ふぐの調理師免許(国家試験)を取得した私に相談があった。お店のメニューに「飛騨とらふぐ」のコースを提供し、人気メニューになりました。
飛騨とらふぐの良さは、他の養殖ふぐに比べて「甘み」があること。食感も海のものよりも良かった。ふぐを食べる習慣のない地元の人も名物の「飛騨とらふぐ」を食べるようになりました。観光客にも飛騨で「とらふぐ」が食べれると評判になり、注文も年々増加しています。
飛騨とらふぐを使ったメニューは、飛騨とらふぐコース6500円~。観光シーズンには「飛騨とらふぐランチ」を提供しています。