本日は、ユウセイ部長。
「一年中楽しい公園」
こども公園部長は7人の小学生なので、全員集まると、それはもうにぎやかです。
そんなこども公園部長の中では、ユウセイ部長は、おとなしく落ち着いた存在です。
今回の「こんな公園にしたい!」も、すぐに、勢いよく書き始める部長も多いなか、
ユウセイ部長はじっくり考えてから書いてくれました。
「一年中楽しい公園」
これはなかなか鋭いところをついています。
園むすびスタッフ、パークマネジメントに取り組み始めて、大きな壁に気付きました。
富山県の人が公園で遊ぶのは、とても条件のいいときだけなんです。
雨も雪も降っていなくて、暑くも寒くもなくて、つまり、穏やかな季節の天気のいい日。
これ、富山で子育て中の人は「普通、そんなもんでしょ?」って思いませんか?
ところが、全国的に見ると決してそんなことないんですね。
北海道、東京、横浜、大阪、兵庫…
いろいろな地域でパークマネジメントに関わる人たちから学んだことですが、
暑くても寒くても雨が降っていても、公園にたくさんの人がいる地域、あります。
雨の中、傘をさしたり、カッパを着たり、長靴をはいたりして外で遊ぶこと、
子どもたちは、大好きです。(舟橋村でも実際はそうでした!)
でも、大人はそうじゃないですからね。
「こんな日に、わざわざ公園なんて行かないよ!」と言います。
なんでしょうね、超車社会の富山で暮らす大人は、わざわざ雨の中、外で遊ぶとか、
真夏の灼熱の太陽の下、公園で遊ぶとか、考えないですね。
雪でも積もって、そり遊びや雪だるま作りができるほどになれば、それはまた
公園に人が集まるんですけど、雪国と呼ぶにはここ数年、たいした積雪もなく。
雪のない、ただ寒い公園に、富山の人は遊びにきません。
ですから、ユウセイ部長の言う「一年中楽しい公園」は、ここ富山では、かなり
大きな課題であります。園むすびスタッフも、ぶちあたっている壁です。
ユウセイ部長、お願いだ!いっしょに考えよう!