おはようございます、LEAF 代表 山崎栞里です。
今日のタイトルかなり波紋を呼びそうなあれですね。気分を害された方、こちらのブログ是非ご覧ください。
児童養護施設で暮らしている子どもたちの中には
虐待を受けた子、
親が再婚して子どもよりも相手を選んだがためにいっしょには暮らせなくなった子、
遺棄されて生死の狭間をさまよったけど偶然にも見つけてもらえて生き延びることが出来た子、
そんな子もいます。
実の家庭よりも児童養護施設の方が毎日安心して暮らせる場所となっている子どもたちも少なくないです。
もちろんどんな親であっても自分にとっては唯一の親だから嫌いになんてなれないし、親と暮らしたい、家に戻りたいと感じている子も少なくないですけどね。
だけど客観的に見たら実の親のもとに返すわけにはいかない、親が親でいることをやめてしまったから帰れない、そんなケースもたくさんあります。
いろんな思いを抱えながら生きている子どもたちに、身勝手に接してくる親が存在します。
散々虐待を繰り返してやっとのことで保護されたのに、「あれは虐待じゃなくてしつけだ、自分が親だ、返せ」って勝手な言い分主張したり。 それで保護断念して家庭に戻した直後に子どもが虐待死してしまった事件も後を断ちません。
また、再婚相手と別れて寂しくなったからまたいっしょに暮らしたい、
自分は子育てしなかったくせに老後の面倒を見てほしい、
子どもが施設を出てお金を稼ぐようになったらお金目当てに近づいてくる。
そんな身勝手な親、少なくないです。
挙げ句の果てに自分の思い通りにならなかったら「子供に捨てられた」とわめいてみたり。あなたが子ども捨てたんでしょ、って話なんですけど。
もちろん病気や貧困でやむを得なく子供を施設に預けた方が、生活が落ち着いたからまたいっしょに暮らそうということは大変素晴らしいことだと思います。
だけど身勝手に子どもを施設に預けた親が、身勝手にまた子どもに近づいてくることはやめて、って私は思います。
結局身勝手にまた子ども裏切ることも少なくないので。
子どもって不思議と親が会いに来てくれたら嬉しいし、何度裏切られても結局は信じちゃうんですよね。そしてまた裏切られる。
そんなの、とても悲しいことだと思います。
少しでも子どもに対する愛情が残っているのなら、いろんな感情抱えながらも自分自身で作り上げた子どもの人生にもう二度と関わらない、それが親として出来る最後の愛情だと私は思います。
かなり賛否両論わかれそうなテーマとなりましたが、これが私の想いです。