Check our Terms and Privacy Policy.

私たちは、学びたい ─難民の子どもたちの夢を叶えるシェルター作り─

ガーナで暮らす、ニジェール紛争難民の子どもたちが安心して生活し勉強をするためのシェルターを作ります!まっすぐで明るい子どもたちが、広い世界へと羽ばたいていけるよう、一緒に応援していただけませんか?

現在の支援総額

2,811,721

112%

目標金額は2,500,000円

支援者数

235

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/11/18に募集を開始し、 235人の支援により 2,811,721円の資金を集め、 2021/12/31に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

私たちは、学びたい ─難民の子どもたちの夢を叶えるシェルター作り─

現在の支援総額

2,811,721

112%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数235

このプロジェクトは、2021/11/18に募集を開始し、 235人の支援により 2,811,721円の資金を集め、 2021/12/31に募集を終了しました

ガーナで暮らす、ニジェール紛争難民の子どもたちが安心して生活し勉強をするためのシェルターを作ります!まっすぐで明るい子どもたちが、広い世界へと羽ばたいていけるよう、一緒に応援していただけませんか?

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

皆様の暖かいご支援のおかげで、紛争難民の子どもたちのためのシェルター「Inna House」をオープンし、一年間運営を続けることができました。昨年末にInna Houseの資金を集めるためクラウドファンディングを立ち上げ、1月からスタートしましたが、何から何まで全てが手探りで、たくさんの壁にぶつかりました。それでもここまで進んでくることができたのは、皆様の応援のおかげです。本当に、応援ありがとうございました!!

2022年を振り返って

1月。皆様から頂いた寄付でシェルター「Inna House」をオープンしました。生まれてからずっと路上で生活をしていた子どもたちが初めて、暖かい家の中で安心して眠り、一日3食のご飯をお腹いっぱい食べられるようになりました。子どもたちは家の中で生活をしたことがなかったので、初めの頃のInna Houseは荒れ放題で、動物園のような状況でした(笑)

しかし子どもたちは教わったことをどんどん吸収して成長し、今では洗濯も掃除も自分達でできるようになりました。机に向かって座り、鉛筆を握って勉強をすることもできるようになりました。

▲4月になるとガーナの物価が3倍にまで上がり、近隣に住む貧困層の人々は生活を極限まで追い詰められてしまいました。2ヶ月にわたりストリートボーイズにInna Houseの給食を届けるなど、地域にも貢献することができました。

5月に入ると、ガーナの環境保護活動を行なっているNGOと協力してInna Houseにコンポストを設置し、子どもたちとゴミの分別の仕方を勉強しました。

6月。政府が突然ニジェールからの難民を強制送還すると発表しました。子どもたちをInna Houseで保護し、ストリートに出ることを禁止しました。子どもたちの親は、子どもが物乞いをしないと収入がなくなるため、無理やりにでも物乞いに行かせようとしましたが、実際ストリートに出ていた難民のほとんどは、紛争が続いている危険なニジェールに強制送還されていたため、Inna Projectから子どもたちに家族のための生活費を配って、なんとか子どもたちを守ることができました。

これまでは机に向かって座ること、塗り絵などペンを握ることの練習をしていましたが、9月に入って本格的に勉強をはじめました。イギリスから大学生のコフィ君が来てくれて、ボランティアで英語の先生をしてくれました!

また、隣国トーゴの子どもたちに寄付を届けに行きました。訪れたのはMahanaim Orphanage Homeという貧困家庭の子どもたちのための学校です。とても貧しくても学ぶ意力に溢れた子どもたちで、遠い道のりを毎日学校に通って一生懸命勉強しています。彼らに食料や通学バッグ、教科書用のブックカバー(彼らのリクエスト!)をプレゼントし、彼らは劇やダンスを披露してくれました。

社会科見学も実施しました。ガーナで生まれ、ストリートチルドレンとして育ち、今や世界で活躍するダンサーであるE-flexさんのダンスの練習風景を見学し、11月のよさこい祭りで完成したダンスを見学しました。彼らが見えないところでどんな努力を重ねているのかを知ることができました。彼の姿が子どもたちにとって、夢や希望になると信じています。

Inna Houseのスタディツアーもスタートしました。また、ガーナ大使公邸でチャリティヨガイベントを開催しました。日本からだけでなくガーナでも活動資金を集められるよう、ヨガクラスの参加費の3分の2をInna Houseの給食費として寄付していただくことになりました。12月には、ドイツでアーバンアグリカルチャーを研究している友人が、ボランティアの先生として来てくれました!来年もInna Houseを一緒に支えてくれる心強い仲間です。

2023年に向けて

来年から、6人の子どもたちが学校に通い始めます!それに伴い、Inna Houseの運営形態を新しくすることになりました。インナプロジェクトを立ち上げてから5年間、子どもたちの親を説得し続けて、今年ようやく6人の子どもたちが学校に通えることになりましたが、いつか全員が学校に通えるように頑張ります。

来年から新たにトイレやシャワーなど簡易的な宿泊設備のついた物件を借り、学校に通っている子たちと通っていない子たちで寝泊まりする場所を分けます。子どもたちは深夜に繁華街で物乞いをするため、生活リズムが学校に通う子たちとは全く異なるためです。

しかしこれまで通り、Inna Houseは物乞いをしている子どもたちの駆け込み寺としての役割を果たします。日中は解放し、子どもたちがいつでも来て学べる環境を整え、生活サポートも継続して行います。

そして、来年から、Inna Projectで新しいプロジェクトを始動します!!

Green×Inna で「グリーンナプロジェクト」です!

アクラ市郊外のアコソンボ地区の農村地帯で、持続可能な自給自足型の村を作ります。とても穏やかで美しい村なので、「幸せの村」と呼んでいます。グリーンナプロジェクトは、その美しい村を守り、村人の生活をサポートするプロジェクトです。詳しくはまた別の記事でご紹介します。

そして、トーゴのMahanaim Orphanage Homeの子どもたちを応援するため、子どもたちの「ファミリーサポーター」を募集します! 未来ある、この地球の光である子どもたちの学習支援をしてくれるサポーターを探しています。金銭面の支援だけではなく、子どもたちの「家族」として、彼らの将来のことを一緒に考え、「支えてくれる家族がいる」という安心感を子どもたちに届けたいと思っています。

皆様に支えられて、Inna Houseを一年間運営することができました。本当にありがとうございました!!皆様のサポートのおかげで私も子ども達も元気に過ごすことができました。

素敵な一年を締めくくれること、心から感謝申し上げます。来年も引き続き応援していただけると嬉しいです。

皆様も、お身体にお気をつけて良き新年をお迎えください。


Inna Project 代表 山口韻奈

シェアしてプロジェクトをもっと応援!