子どもたちは普段、夜中に物乞いをし、昼に帰ってきて睡眠をとる、という生活を送ってきました。成長期の子どもたちへのこのような昼夜逆転の生活による悪影響は計り知れません。
また、子どもたちは学校に行ったことがないので「時間通りに行動する」ということを経験したことがありません。
そもそも、時計の読み方もわかりません。
スマホで時間を確認することはあっても、「8時」と「8時59分」は彼らにとっては同じ「8時」。
一時間がどれくらいのスピードで進むのかも分かっていません。
子どもたちが成長して社会に出たときのためにも、「時間を決めて何かをする」ということを少しずつ練習する必要があります。
しかし、突然一日のスケジュールを組んで子どもたちに時間通りに行動することを強制することはできません。
少しずつ子どもたちに慣れていってもらい、「時間」というものを身近に感じられるように、まずは子どもたちが大好きなサッカーを1日の日課に取り入れることにしました。
運動することは脳にもとても良い影響があるので、「毎日午後4時はサッカーの時間」ということにしています。
徐々に徐々に、子どもらしい、健康的な生活が送れるよう、子どもたちを全力でサポートしていきます!