2021/12/11 14:00

こんにちは!

短編映画「ファースト・ピアス」プロデューサーの荒尾です。

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、寒さに耐えきれず、念願のモフモフのバケットハットを手に入れて、ジャミロクワイのようなビジュアルで生活を送っています。

さて、先日8日は、「ファースト・ピアス」でマリアの養父であるタカ役を演じてくださる川合さんが出演している映画「ひとくず」を鑑賞してきました。

左からプロデューサーの荒尾、監督の木村、タカ役の川合さん九段下の劇場、ワイルドファイアスタジオにて



普段は、「劇団テンアンツ」を中心に、フリーの俳優として活動されている川合さん。

出演作品である「ひとくず」は、「劇団テンアンツ」を主宰する俳優の上西雄大さんが監督、脚本、主演などを務め、児童虐待や育児放棄をテーマに描いたヒューマンドラマで、国内外の賞を多数受賞しているだけでなく、公開から1年以上経つ今でも上映が続く異例のロングランを記録しています。

大学でジャーナリズムやドキュメンタリー制作を専攻している木村や荒尾に是非と、川合さんが劇場に招待してくださいました。


「ひとくず」あらすじ

生まれてからずっと虐待の日々が続く少女・鞠。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入る。幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。映画「ひとくず」公式HPより)


2時間弱という尺を感じさせないほど、引き込まれる作品でした。

児童虐待への問題提起だけでなく、登場人物一人一人が持つ愛、そして、制作陣・キャストの作品に対する情熱がスクリーンを通じてひしひしと伝わってきて、見ている自分自身が元気づけられるような、不思議な映像体験でした。

写真は鑑賞後に撮影したものなのですが、監督の木村もプロデューサーの荒尾も圧倒されてしまってどこか気の抜けた顔をしています。。。

映画の持つ人を動かしうる力を再認識しただけでなく、情熱を持って映画と向き合う勇気を、もらうことができた貴重な1日でした。

川合さん、ありがとうございました!


「ひとくずは」今も、九段下の劇場ファイアスタジオなどで上映しているので興味のある方は是非訪れてみてください!

それでは!


荒尾