2021/12/02 23:05

こんにちは、KOICHIRO COFFEEの一戸です。

現在、クラウドファンディングを開始して3日目になりますが、目標金額の半分の50万円にせまってきております!ほんとうにすごいことだと思っています。みなさま、温かいご支援と応援、ほんとうにありがとうございます!


この機会に、KOICHIRO COFFEEのことをもっと知っていただこうと思い、修行先の喫茶店について書いてみたいと思います。お時間のあるときにぜひお読みくださいませ。


本文でも触れましたが、ぼくがハンドドリップの修行をさせて頂いたのは、愛知県日進市にある「森の響(もりのおと)」という喫茶店です。

森の響は、車がないとなかなか行けないような閑静な場所にあり、「ほんとうに喫茶店?料亭か何かじゃないの?」というような佇まいをしています。

こちらが外観。まさに森です



入り口には京都の職人さんが作った茅葺き屋根が


茅葺き屋根をくぐると、瞬間、風を感じ、別世界へ突入したような気持ちになります。石畳のアプローチをあがっていくと、飛騨高山の職人さんが建てられた古民家風の建物が。店内に入ると、木とコーヒーの良い香りがフワァ〜ッと漂います。この時点でリラックス感が半端ないです。

お店は2つのスペースに分かれていて、向かって左側がカフェスペース。右側がギャラリースペースになっています。

2部屋からなるギャラリースペース


ギャラリーの展示は、絵画や陶器・服・アクセサリー・木工などなど。展示は週に1度入れ替わるので、毎週休憩時間にギャラリーを覗くのが楽しみでした。

作家さんは全国各地から来られます。毎年予約をしている作家さんも多く、1年越しにお店で再会できるのはスタッフとしても嬉しかったです。(ギャラリーは2年先まで予約でいっぱい!)

左側のカフェスペースは、窓から見えるお庭がとても素敵なんです。窓際に座りたくなること必至。店内はゆったりとしたテーブルの配置になっていて(コロナ以降さらにゆったりに)、コーヒーやサンドイッチ、チーズケーキなどのこだわりのメニューを頂きながら、きれいに手入れされた苔や、枝振りの良い木々を眺めることができます。冬は薪ストーブがつきます。


店内から季節の移り変わりも眺められる



無垢一枚板のオープンカウンター(コロナ仕様)




お花はマスターが生けます




オリジナルスイーツ「松の実トルテ」。もっちもち食感!



ハンドドリップコーヒーはNoritakeで


コーヒーは「とうきょうブレンド」「なごやブレンド」「いたりあんブレンド」の3種。ユニークな名前もいいですよね(たまに「なごやかブレンドください!」と言う人もいましたが...)。

コーヒーは忙しくても一杯づつ淹れるのが森の響流。アメリカンやその場で淹れるアイスコーヒー、カフェオレ、シャンパングラスに入ったウィンナーコーヒーも人気です。その他、ハーブティーや紅茶などこだわりのドリンクメニューも揃っています。


森の響のPR動画があったので、よろしければご覧ください。




ステキですね!!


ここまで見て頂くと、ゆったり優雅なお店にみえますが(もちろんそうなのですが)、こんなに素敵なお店をお客さんは放っておくはずなどなく、土日は1時間待ちなど珍しくない超人気店でした。

このような素敵なお店で、スタッフの方々と和気藹々、バタバタ忙しく3年以上働かせていただき、ハンドドリップコーヒーや、カフェのお仕事などをいろいろと教えていただきました。まさにkoichiro coffeeの原点です。

で、(たしか)32歳でこのお店をオープンし、それから現在17年経営されているマスターも凄すぎますが、お店で働くスタッフの皆さんもなかなかの強者です!

例えば、大先輩でベテランのYさんとAさんは、めちゃくちゃ動きが早い。色々なオーダーを同時進行でこなすその捌き方は、一生ぼくにはマネできないと思うくらいです(笑)。

さらに、森の響で使っているコーヒーポットは通常の倍以上の重さなのですが、それも軽々と使いこなしておられます。実はぼくが最初にポットに触らせて頂いたとき、このポットが重すぎて持ち上がらなかった、という恥ずかしいエピソードがあるのですが、、、。

YさんやAさんをはじめ、スタッフの皆さんには本当によくして頂きました。今があるのは皆さんのおかげさまです!

そんな森の響ですが、特にハンドドリップには並々ならぬこだわりが。スタッフは1年以上の練習をつみ、マスターのOKが出てようやく、お店でコーヒーを淹れさせていただけるようになるのです。そして、ここからが本当のスタート。お客さまにコーヒーを提供しながら、さらなる美味しさを求め続けるのです。

koichiroも森の響と同じポットを愛用しています。


森の響では、スタッフは一杯一杯、常に最高のコーヒーを淹れたいと思ってドリップしています。なので、毎日たくさんテイスティングをして、お腹いっぱいになることも(笑)。

そうやって毎日コーヒーを飲んでいるうちに、知らず知らずのうちに味覚が鍛えられ、それが、「美味しいコーヒーを淹れる」ことや「美味しいコーヒー豆を焙煎する」ことに繋がります。

ちょっと話がそれてしまいましたが、、、お店の雰囲気も、飲食も、接客も、全てに関して満足度が高い、それが森の響だと思っています。あーまた行きたいなぁ。

そんな森の響ですが、マスターが長野県の安曇野で休息中に、森の葉の音に癒されたことから店名を決められたそうです。森の響の原点は実は長野だったのかも!?しれません。

ということで、koichiro coffeeの原点「森の響」をご紹介させて頂きました!
最後までお読み頂きありがとうございました!

もし愛知県に行かれた際は、ぜひ「森の響」に行ってみてください。癒されること間違いなしです!

そして、クラウドファンディングは12月21日まで続きますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!