森山です。
小高の3B(Beautiful Madams)の1人、廣畑さんから 応援メッセージを頂きましたのでご紹介させていただきます。
廣畑 裕子
小高工房 代表
彼らの 毎日を 小高の毎日に プラスしていく! そんな風になったら なんかうれしい。
いつも くたくたになりながら 頑張っているのを頼もしく見ています。
この街 小高には 「みんなちがってみんないい」 そんな空気を おくりこんで ワクワクするような 時間を過ごさせていただいている感じがします。
それなりで良いところにも 「それもあるけど こうじゃない!」のアドバイスに 新しい発見をいつもいただいています。 こんなことが 実現していく。
若者がいきいきくらしているのを そんな小高を応援してください。
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広畑さんと私たちの関係は、なんといったらいいのか、もはや応援する人応援される人という枠を飛び越えていて、運命共同体のようなレベルになっているように思います。
3B = 震災後の小高でカルチャーをつくった"オカン"たち
小高に暮らしているとこの3Bという存在はとても大きいと感じています。なんだったら僕らヨソモノは彼女たちがつくったレールを歩かせてもらっているように感じることもあります。
小高という場所をなんとか前のような活気に戻していこうと
根底に流れる小高の「自分たちでまちをつくる」文化性
そういう彼女たちの気質も、小高の文化性を引き継いでいるのかなと思うことが多くあります。
行政区 (集落単位の集まり)の区長さんの会合などに参加させていただくこともあるのですが、皆口を揃えて「まず自助があって、互助があって、共助があって互助がある。まちはこの順番でやらないといけない」というようなことをおっしゃっています。
ともすれば地方交付金だのみで「行政がー」「政府がー」といいがちな地方のまちづくりの中で、こうした自立心をもって行動されている(そして実際に行動されている方が多いこと!!)のはとても素晴らしい文化だなと思っています。
実際、震災前の小高では、日本や地域に誇れる名店がいくつもあったり、ギネス記録に挑戦してみたりととにかくいろんな方策でまちおこしをしていた歴史があります。こうした文化性が、3Bの動きを形にし、われわれのようなヨソモノやワカモノの世代が自由に動いても応援されているように感じられる空気感を醸成しているように私は感じています。
だからこそ、私たちが今楽しくこうやってまちの動きをどうやってつくるか、という話をするときには、どうしても彼女たちの動きは無視できない存在です。
ヨソモノとワカモノの動きを見守っていてくれる人であり、戦友である
特に、廣畑さんについては私の中では「戦友」という感覚が強い気がしています。
2016年に避難指示が解除され、いろんな活動も動いてましたが、2017年には少し陰りが見えてように思います。砂漠に水をまいている気分というのか、最初はみんなボランタリーな活動を応援してくれていても、だんだん関心や足が遠のいていくのを感じて、少し疲弊感が漂っていたように感じていました。
ちゃんと「事業として成り立たせる」
そういう中で、僕と広畑さんは割と早い段階で活動を事業として成り立たせることを目標にスイッチしていったように思っています。
時間がかかっても、今やって来たことの芽を絶やさずに少しずつ育てていく。とにかくできることはそれしかないんだ!!といったような気持ちだったような。
唐辛子プロジェクトも、一味から始まって、激辛ができて、焼豚ができて、カレーができて・・・と少しずつ商品・取扱高を増やしながら成長している。
うちもそういう廣畑さんの頑張りをみながら、カフェが店舗になり、サンドイッチをだし、カレーをだし、と少しずつ進んでいます。
うちでも廣畑さんのカレーを食べられます。こうやって少しずつ連携して共存してく道を探している気もします。
"諦めない"でいられる存在
僕個人にとっては、「諦めない」でいられる存在です。何度も何度も心が折れそうになっていますが、そのたびに、励ましてくれたり、背中で示してくれたり。おそらく廣畑さんがこうやってがんばっている姿がなければオムスビが続いていることもなかったんだと思います。
廣畑さん、応援メッセージありがとうございます。がんばります!!
ちなみに、廣畑さんのところでつくっているこのゆず胡椒、ドライタイプなのですがめちゃくちゃ使いやすいです。
唐揚げや串焼きなどお肉類や油のあるものと合わせるとメチャウマーなのでぜひお試しくださいませ!! ビーフカレーもおすすめ!!
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