日本唯一の烏梅農家の新たな挑戦!知られざる梅の魅力を伝えたい!

1300年前から薬、染物、口紅の原料として重宝されてきた烏梅(うばい)ですが、現在技術を継承するのは当店のみ、最後の一軒となりました。自然由来で人間にも環境にも優しい烏梅の技術を後世に残すために、口紅の開発に挑戦します。皆様の力を貸してください!

現在の支援総額

1,364,500

45%

目標金額は3,000,000円

支援者数

96

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/12/17に募集を開始し、 96人の支援により 1,364,500円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了しました

日本唯一の烏梅農家の新たな挑戦!知られざる梅の魅力を伝えたい!

現在の支援総額

1,364,500

45%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数96

このプロジェクトは、2021/12/17に募集を開始し、 96人の支援により 1,364,500円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了しました

1300年前から薬、染物、口紅の原料として重宝されてきた烏梅(うばい)ですが、現在技術を継承するのは当店のみ、最後の一軒となりました。自然由来で人間にも環境にも優しい烏梅の技術を後世に残すために、口紅の開発に挑戦します。皆様の力を貸してください!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

奈良 の付いた活動報告

奈良市仲川市長と
2025/09/30 20:03

NARAD EAT fes 奈良市代表で梅古庵の梅干しが採用され、仲川市長と記念撮影NARAD EAT FESとは、奈良県の4つの市町村(奈良市、田原本町、明日香村、吉野町)の美味食材を使用して、奈良市の人気レストラン CAFE ETRANGER NARADのシェフが考案する至極の絶品メニューを提供する2ヶ月間のお祭です。2025.10.1〜2025.11.30奈良市三条通り カフェ エトランジェ ナラッド特別メニュー月ヶ瀬の梅干しとシラスのピッツァジャポネーゼ大和牛タリアータと明日香村の柿のバターソース添え吉野町MICA卵と安萬侶さん米のカルボナーラリゾット里芋ゼッポリーニと原木しいたけのフリット紅はるかと林檎の米粉タルト本日は4市町村長が集まり、合同記者発表と試食会を行いました。どのメニューも地域の旬の食材を活かし、奈良の魅力が感じられる逸品になっています。写真1枚目のネクタイとポケットチーフは烏梅紅花染めです。奈良市観光大使のMAKI HASHIMOTOさんが来てたので梅古庵3年熟成梅干しを持っもらい記念撮影(最後の写真)NARADとはNARAとRAD(カッコ良い)を合わせた造語#奈良市#しかまろくん#フェス#紅花染め#梅干し#3年熟成梅干し#ピッツァ#梅古庵



先日の月ヶ瀬観光大使at東京ビックサイトの記事が奈良新聞に載りました。月ヶ瀬の梅などPR東京で農林水産物商談会県内から17企業・団体が出展全国各地の農林水産物生産者や地元産食品の販売者を支援する第18回「アグリフードEXPO 東京2025」(日本政策金融公庫主催)が20、21日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。「農と食をつなぐ」をテーマにした商談会で、各地の527事業者、 県内からは計17の企業・団体が出展。来場した外食チェーン、スーパー、ネット」 で商品販売するECサイト関係者らに、地元名産の農林水産物や食品などの魅力をPRした。梅の実を加工した「烏梅 (うばい)」などを製造・ 販売する「梅古庵(ばいこあん)」(奈良市月ヶ瀬尾山)は、「薬膳烏梅茶」「烏梅コーラ」のほか、同地の梅を使った梅干しや梅シロップなどを出品した。烏梅は遣隋使によって薬として日本に伝えられ、約700年前には奈良市月ケ瀬に紅花染めの媒染剤として伝わったとされる。梅古庵は、古来の伝統製法で一つ一つ手作りした無添加の烏梅を扱う全国唯一の事業者として、自慢の商品をアピールした。代表の中西謙介さんは 「烏梅を広く知ってもらい、 販路拡大につなげたい」と意気込んだ。#月ヶ瀬観光大使#烏梅#奈良新聞#東京ビックサイト#梅古庵


奈良市役所ホームページに烏梅コーラ開発物語が掲載されました。以下一部抜粋見慣れない黒いかたまり。これは、烏梅(うばい)といいます。今から約1300年前に、遣隋使が薬として日本に伝えたものです。完熟した梅の実を炭粉で覆い、地中の窯で燻蒸(くんじょう)し、天日で乾燥させる。この製法は、今日まで受け継がれています。烏梅は薬に加え、衣類の紅花染めや口紅の媒染剤として広まっていきました。その烏梅の一大産地となったのが、奈良市月ヶ瀬(つきがせ)地区でした。「月ヶ瀬には10万本の梅が植えられ、最盛期には400軒もの烏梅生産所があったといわれます。しかし、明治時代に入ると化学染料が広く普及。烏梅の需要はみるみる減少していきました。戦後、奈良市で烏梅づくりを営む最後の一軒となったのが梅古庵でした」そういって迎えてくれたのは、梅古庵の10代目にあたる中西謙介さん。幼少期から烏梅づくりを手伝ってきました。学校卒業後は、群馬県で就職。15年間ほど自動車関連の仕事につきました。この間も、毎年6月から7月にかけては奈良へ戻り、烏梅づくりを手伝ってきました。奈良へ帰り、家業を継いだのが2018年のことでした。課題:烏梅をtoBからtoCへ国選定保存技術「烏梅製造」を保有する梅古庵は、1300年変わらぬ伝統製法で烏梅を製造しています。それほど貴重な技術がありながらも、産業としては成り立っていませんでした。「2018年当時の生産量は、年間40キロほど。京都、東京、山形などで染業を行う数軒の取引先に細々と出荷するのみでした。しかし、烏梅にはもっと可能性があると思いました」では、どのように生計を立て、烏梅の文化を継承させてきたのでしょうか?梅古庵は、月ヶ瀬でお土産販売店とレストランを営んでいます。そのため中西さんは調理師免許も所有。こうしたバックグランドを活かして“烏梅のキュレーター”となり、BtoBからBtoCへと烏梅の用途を広げることに取り組んだのです。中国や台湾で親しまれている薬膳茶の酸梅湯(さんめいたん)、そして薬膳料理としての提供。また、紅花染めの教室を開催します。こうした取り組みには、女性を中心とする反響がありました。用途拡大に伴い、烏梅の生産量も2018年に比べて4倍以上へと増えています。挑戦:烏梅をクラフトコーラに?  梅古庵が新たな挑戦として描いたのは“烏梅コーラ”の開発でした。「ぼく自身、クラフトコーラがすきなんです。だから烏梅を原料にしたクラフトコーラをつくりたくなった。はじめは外注による委託生産を検討していました。でも最小ロット数が大きく、コストも高くなってしまう。そこで自由度の高い自社生産へと踏み出します」梅古庵には、すでに梅干しなどを製造する漬物加工場がありました。保健所へ確認を行うと、加工場の部分改修を行い、清涼飲料水の製造許可を取得できる見込みがありました。結果として改修、商品開発、商品デザイン、通信販売にかかる初期投資は100万円ほどに収まりました。その一部に「奈良市中小企業等新たな挑戦支援補助金」を活用したのです。「レシピ開発も自分で取り組んでいきました。烏梅に加えて、生梅も加えることでフルーティな味わいになります。烏梅と相性のよい紅花を加えよう。コーラの語源となったコーラナッツをはじめ、いろいろなスパイスを組み合わせよう。砂糖は、黒糖のほうがよさそう。そうして試作を進めていき、烏梅コーラが完成しました」まずは梅古庵や県内外のマルシェで、開発したシロップをソーダで割るところから提供をはじめていきました。お客さんに知ってもらいつつ、感想を得ることで、味の改良を重ねていきます。そこで発見したのは、これまでは烏梅に縁の薄かった男性に好評であること。ウイスキーを思わせるスモーキーな香りが「とてもおいしい」という感想につながります。また海外の観光客からの反応も得ることで、意外にもヨーロッパ圏の人から好評であることがわかりました。こうしてスパイスの種類と配合を見直したのち、お土産品の開発も行います。パッケージは袋詰め、缶詰め、瓶詰めを試作した上で、瓶詰めを採用。自社のECサイトに加えて、奈良県内の小売店での委託販売も進めていきます。梅古庵では「奈良市中小企業等新たな挑戦支援補助金」を活用して、完熟梅シロップ、烏梅エキス入りねり梅も開発しました。なかでも幅広い客層が手に取るのは、完熟梅シロップです。市場流通しづらい完熟梅を使用することで、まるで梅園にいるかのような梅の香りを味わえる仕上がりになりました。烏梅コーラと並べて販売できるよう、統一感のあるラベルデザインを採用しています。ねり梅はおにぎり、サラダ、肉料理のアクセントにもおすすめ。こちらは、お客さんの声から生まれた商品です。「烏梅ドレッシングを開発していたとき、健康志向のお客さんから『油を控えたい』という声がありました。いろいろな食材との相性を探りながら、烏梅エキスと梅干しだけのシンプルなねり梅が完成したんです」マルシェでのテスト販売が好評だったので、梅古庵にて販売を開始しました。今後はさらに烏梅のソースにも取り組んでいきたいと考えています。次の挑戦:口紅をつくりたい用途を広げていくことで、わたしたちの暮らしに烏梅を重ねていく梅古庵。烏梅の需要も、まだまだ増えていきそうです。ちなみに100キロの完熟生梅からつくられるのは、わずか14キロの烏梅なのだとか。機械化による大幅な生産量の増加も期待できそうですが、中西さんはこう言います。「変わらない製法でつくり続けることに価値があると思います」梅古庵では、今年も新たな挑戦がはじまろうとしています。「烏梅は古くから薬、染色、口紅に用いられてきました。この3つをわたしたちの暮らしに重ねたいんです。これまで薬と染色に取り組んできたので、次は口紅をつくれたら」ここで中西さんが見せてくれたのは、烏梅をもちいて紅花染めをした生地。自然界にある植物から、これほど鮮やかな色が生まれるのです。烏梅は、口紅の媒染剤としても使われてきました。ちなみに、スティックタイプの口紅が登場したのは明治以降のことだそう。それまでは、口紅といえば筆で塗るものでした。中西さんは赤膚焼の器、奈良筆、吉野杉の化粧箱といった奈良の工芸を組み合わせた口紅の開発を考案中です。地域:月ヶ瀬に産業をつくるインタビューが佳境へと差しかかったところで、外から声が聞こえてきました。「梅がとれましたよー」声の主は、月ヶ瀬梅渓保勝会の方。運び込まれたのは、収穫されたばかりの完熟梅でした。その様子を見に行く中西さんについていきます。「これが烏梅の原料です。明日から約2か月かけて、烏梅づくりがはじまります」口紅がひらくのは、烏梅の未来だけではありません。「口紅をつくる上では、紅花が欠かせません。月ヶ瀬に増えつつある耕作放棄地を活用して、紅花を栽培していけたら。この地域で仕事をつくることにもつながる。だれか、やりたい人はいないかな?」2018年に奈良へ帰ってきた中西さん。一人がはじめた挑戦は7年目を迎え、地域の挑戦へと広がりつつあります。(2025年6月23日インタビュー 編集・撮影 toi編集舎 大越はじめ)


奈良の食文化研究会に入れてもらいました。先日の奈良新聞で取材してもらった事をきっかけに今回ゲストで呼んでもらいました。奈良は日本のはじまりの地であり、飛鳥京、藤原京、平城京へ続く中心地、シルクロードの終着地なので、いろんな食文化が奈良から始まりました。饅頭、かき氷、お茶、清酒、豆腐の発祥の地。烏梅も遣隋使によってこの地に伝えられました。奈良の歴史をふまえ食と文化を守っていこうという理念はとても健康的であり、入会させて貰うことにしました。活動内容·生産者訪問·研究発表·新聞雑誌への寄稿·地域振興のイベント·食文化の知識·新しい味の創造奈良の食文化に興味ある方おすすめの会です。事業者も個人も誰でも入れます。ぜひ一緒にご参加下さい。写真1 手延素麺の体験。三輪の山勝製麺さんの指導写真2 素麺写真3 素麺胡桃写真4 古代菓餅写真5 料理の説明をするオオニシ恭子先生写真6 プレート写真7 畑の困りものスギナの天婦羅写真8 奈良女子大学前川先生の古代スイーツの講演写真9 ゲストスピーカーの拙者w写真10 締めの音頭#奈良の食文化研究会#奈良#食文化#薬膳#烏梅#梅古庵


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!