こんにちは
そらのしたの室野です。
アウトドア用品は外で使用する物なので、日光による生地の劣化や日焼けが起こってしまいます。
例えばテント。外に2~3か月張りっぱなしにすると生地がすごく傷んでしまい破れやすく、日焼けも顕著になります。
これを防止するためにUVカット加工を行います。
とは言え、このUVカット加工。本来はUVを遮断することが目的ですので、本質的な効果としては生地を通過するUVがどれだけ減らせているかとなるわけです。
例えばタープを張った際に、そのタープの下の紫外線度合いを減らすという目的ですね。
ただ、私たちが行っているUVカット加工。
副次的な効果として生地の劣化や日焼け・色褪せを防止することが可能です。
こちらの効果を見る検証を行いましたのでご報告します。
今回はヘリノックスのチェアワンを使用してみました。
新品のチェアワンそのままと
新品のチェアワン座面に弊社UVカット加工を施し、野外に放置しました。
1か月後
チェアワンの淵の青い部分に違いが見えてきました。
2か月後
淵の青い部分の色褪せが遠目で見てもはっきりと分かるようになりました。
4か月後
淵だけでなく座面も色の違いが見られるようになりました。
黒なので目立って日焼けしている感はないのですが、並べてみると色褪せ感が出ています。
UVカットの本来の効果とは違いますが、このように生地の劣化や日焼け・色あせを防止する効果があります。
私たちのUVカット加工は研究開発してきた結果、洗濯耐久性を持たせています。
洗濯20回を行ってもUVカット加工の効果をしっかりと維持することが可能です。
テントやタープはもちろんのこと、今回のようなチェアにも加工が可能です。
私たちそらのしたは耐久撥水加工をはじめとして様々なアウトドア製品の機能を維持・向上させるための研究開発を行っています。
世界に誇るアウトドアのメンテナンスカンパニーを目指して、今後も努力していきます。