昨日は「にじのはしスペイクリニック多賀診療所」5月の開院日でした。23頭の新たなハッピーにゃんずがびわ湖周辺各地で新たな猫生を謳歌してくれる事を願っています。前回も書きましたが、この時期になると子守り時期に入ってしまったお母さんニャンコも増えてしまうので、相談下さる方々にも赤ちゃん猫が確認できたりした場合、手術が可能となる時期の生後2ヶ月まで様子を見守って頂くようにお願いし、可能ならばお母さんネコと子ネコ達も一斉に捕獲する計画の下、手術予約をくださる様にお願いしております。なので、今回は頭数が少し抑え目となっています。しかしながら産まれてしまって…この時期らしく…とりあえず引き取って欲しいという依頼が増えてきてしまっているのも現状。
「可哀想な子猫をなんとかして欲しい」人間の欲求は人間視線を動物の世界に持ち込んでしまいがちですが、地域社会を俯瞰し可哀想な子猫が増えない様に人間が出来る事を提供していかねばなりません。今回のハッピーにゃんず23頭の八割は地域の方々が助成ではなく自費で手術をして下さったのです。五年後、十年後、地域社会のスタンダードとなる様、私達も努力は惜しみません。
70%ルールはスペイでも有効とされす。
来月には県内過剰繁殖地域から出張手術の依頼もいただいており、少しずつですがこの活動の拡がりが見えてきています。
「びわ湖ハッピーにゃんずプロジェクト」クラウドファンディング、スタートより約1ヶ月が経ち、お陰様で目標の百人の方々とのご縁に確実に近付いてきております。誠にありがとうごさいます。引き続きのご声援を何卒宜しくお願い致します。
スペイの足りない地域より引き取られた子にゃんず。