前回のテストショットに続き、今回は製品に付属するデカールを公開いたします。
ご覧の通り、全体のテイストはいわゆるスケールモデルのそれに近いものにしております。人型重機は間違いなく「キャラクターモデル」ではあるのですが、設定や時代背景を考えると「スケールモデル」テイストのマーキングの方が似合うのではないかと考えています。
数字とアルファベットの下には何やら見慣れないマークが並んでいますが、これは今回のプラキットに合わせてイラストレーターのからます氏が新規にデザインを起こしてくれた架空の部隊マークになります。大きさは人型重機の胴体と胸に丁度合うサイズにしておりますので、皆さん積極的に使ってやってください。また機体各所に貼るコーションマークは全てドイツ語にしてあります。正直ここはこだわりました。
そしてデカール右下には以前の活動報告でご紹介した協賛企業様のロゴマークも配置いたしました。もちろんこれもデカールにしてありますので、是非機体各所に貼っていただければと思います。
そして一番下に目をやると、何やら気になる記述が…
1/35…???
そう、今回のプラキットは1/35スケールでのリリースとなります。
当初は1/48スケールでプラキット化を進めていたのですが、各部のバランスを調整していく内に少しずつ各パーツが大きくなって来てしまい、このままでは本来のスケールよりもキットが大型化してしまう懸念がありました。そこで今回思い切って設定寸法を引き下げてキットのスケールを1/35にしてしまいました。もちろん英断ではありましたが、戦車模型のスタンダートスケールに合わせることで、よりスケールモデルっぽい世界観を広げられるようになったのではと思っております。(1/48スケールを想定して準備されていた方には本当に申し訳ないです…)
因みに1/35スケールのモデルと組み合わせるとこんな感じになります。
どうでしょう?違和感ないと言うか、むしろこの方がしっくり来ませんか?多分こっちが正解ではないかと個人的には思っております。
8月中の発送を目指して鋭意準備を進めておりますが…
現在、製品の箱と組み立て説明書を急ピッチで作成しております。そして今回のプロジェクトのもう一つの主役であるブックレットの方も同時並行で作成しておりますが、どちらも若干遅れ気味ではあります。8月中には何とか皆さまに発送したいとは思っておりますが、より良いクオリティでお届けするために多少発送を遅らせていただく場合があるかもしれません。進捗状況は随時この活動報告でご報告させていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
それでは引き続き「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」プロジェクトをどうぞよろしくお願いします。