帰呉は、「きくれ」と読みます。
わたしの造語です・爆。
高校卒業と同時に東京に出で、そのまま棲みついたわたしにとって、
「帰る」という言葉は、「呉に帰る」「東京に帰る」、
どちらにも使えるようになってしまって。
そうであっても、生まれ故郷に「帰る」ことは特別のようで特別でなく、
特別ではないようで「特別」なので、「帰呉」を創り出しました。
本来は予定があって組んだ短い帰呉でしたが、いまの違和感満載の状況下、
最初にあった予定はことごとく延期か中止の憂き目に。
そうであっても。
このたびの帰呉で、電話出演ではあったけれど地元人気のラジオ番組に
出していただいたり(呉出身パーソナリティおだしずえさま)、
地元の拠点である「KUREP」さんでつれづれな茶話会をしたり。
クラウドファンディングのやり方がわからない、うまくいかない。
そうした声もその実おおく聞くのです。
うん。みんながみんな出来るわけではない、進みすぎた情報社会。
それでも諦めず、リアルでご支援金を託しに来てくださった方もありました。
決意を、新たに結び直します。
氏神というのは実は定義?が複雑なのだけど、まあ、生まれた土地の、
もっとも馴染みあるお世話になっている神社さんです。
わたしの場合は「亀山神社」。はじめて御朱印をいただきました。
御朱印をいただく、ってことに想像つかないほど、お馴染みすぎたかな。
このごろは書きおいたものをお渡しするご時世だったそうです。
例の正体不明な細菌?のせいでしょうかね。
ですが、わたしがお参りした新年一月ギリギリは「直筆」いただけました。
宮司殿も「やっとその場で書けるようになりまして」とおっしゃられ。
ますます新たに、決意を結ぶ。
このたびの不思議は、「呉があんまり怖くない」ことでした。
ずっと、呉というふるさとの計り知れない深さに呑み込まれそうで、
このちいさな手のひらになにができるのかと畏怖するばかりでした。
やっと。
ちょっとだけ、本心の等身大で挑める?気がしました。
動いたなら、動いただけ、きっとなんらか動きがある、と。
信じて帰呉し、その通りに、たくさんのご支援とお心をいただいてきました!
次は、発刊時の帰呉になると思います。どうぞよろしくお願いいたします。