いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は、この郵便局のこれまでを少しお話したいと思います。
この旧郵便局は、鹿籠金山郵便局といいます。
明治37年(西暦1904年)に※三等郵便局として開局しました。
昭和初期に建て替えられ、今の形となります。
戦後は特定郵便局と呼称が変更され事業を続けていましたが、昭和56年(西暦1981年)に局舎の老朽化に伴い閉鎖されました。
所有者一家が数年間住んだのち空き家になって30年余りの時を経て、遂に売りに出され、私たちはこの郵便局と出会いました。
明治から始まり、昭和に一度幕閉じたこの場所で、令和となった今、かつて人が集まったあの頃のように再びそうなる場所として生まれ変わります。
100年以上の時を経て、形は変われど繋がっていくってなんだかワクワクしませんか?
もしかすると、100年前の人が触れているものに触れられるかもしれません。
そんな場所で作られる山猫ピクルス。なかなか動きにくいご時世ではありますが、この空間をピクルスに込めてお届けできればと思っています。
※三等郵便局…国家財政が乏しい中、全国に郵便局制度を普及させるため、郵便の取り扱いを地域の資産家に土地と建物を無償提供させ、事業を委託する形で設立した郵便局のこと。
Facebookのグループページでは、ピクルスの他にも山猫瓶詰研究所で販売予定の食品雑貨・文具雑貨等のお話や周辺エリアの小話なども日々更新しています。ぜひ覗いてみてください。
https://www.facebook.com/groups/319324453144308/