山猫瓶詰研究所として生まれ変わる旧鹿籠金山郵便局には、100年以上の歴史があります。
はじまりは1903年(明治36年)。
日本ベースの中に洋の雰囲気を落とし込まれたこの時代特有ともいえる建物は、建設された翌年、三等郵便局として開局しました。
昭和初期に一度建て替えられたともいわれていますが、建て替えをした方も今の私たちと同じように「残したい」と思ったのでしょうか。
開局後、改修を繰り返しながらも、その佇まいは1903年に建ったあのときからあまり変わらないといいます。
1981年(昭和56年)、ついに老朽化により郵便局は閉局し、その数年後空き家となって30年余り。
「もう壊さねば」という時期。
枕崎市の地域おこし協力隊のりっかさんの一つのツイートが二度目のはじまりをつくりました。
「壊されるくらいなら、誰か買い取って何かしませんか?」
残したいという思いに駆られ手を挙げた三代目薩男。
人々が集った郵便局が、30年の時を経て、カフェ・ショップ、工房、宿として再び人の集う場所になります。
明治から令和へとつなぐ、印象的なあの風貌は残して。
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