フリースクールを運営している同士と、現状や課題などを共有するオンラインシェア会を実施致しました。
参加者は3名でした。
多くのフリースクールは、週1日〜週3日の運営であることが見えてきました。
フリースクールだけでは、運営していけないというのが一般的な現状の様です。
その背景には、まだまだ不登校の児童生徒が、自宅で過ごしているケースが多いということ。
それが全て悪いわけではありませんが、運動不足にはなりますね。
ただでさえ、コロナ禍で体力が低下しているのでは無いかと不安になってしまう状況に於いて、運動は適度に必要。
近くの体育館や公園に行って、トランポリンを跳んだり、バドミントンや卓球をしたり、サッカーやテニス、フリスビーをしたり・・・様々な運動経験が出来れば、その中から夢中になれるものを見つけられると思います。
そういえば、私が日体大に入学して1年生の授業では、様々なスポーツを経験しました。当時は無名だったアルティメットやペタンク、カバディという鬼ごっこ、目隠しをして視覚障害者の気持ちになってスポーツをしたり、バディを組んで仲間と助け合ったり、チームで体操やダンスの振付を考えたり・・・本当に様々な経験を積ませてもらいました。
楽しくて、夢中になって、学校に行くのが楽しみでした。
高校の時は、テニスが無かったら学校に行ってなかったと思います・・・正直言って、2年生位から大学受験モードに入っていく同級生やクラスの雰囲気があまり好きになれなかったんだと思います。
中学の時、学校に行くのは楽しかったんですが、サボってみたくて、仲間と学校行くフリして釣りに行ったら、クラスの7人位が同時にサボった為、家に帰ったら大変な事になっていて大目玉食らったこともあります。
小学校の時、体が小さく『チビ、チビ』言われて、どんどん周りの子と身長差が出来て、影で泣いた事がありました。
昔は逃げる場所がありませんでした・・・
今でも、まだまだ罪悪感を持っている子ども達や保護者がたくさんいるのも事実です。学校に行かない事が残念な事になっています。
そうではなくて、自分らしく今を生きているか!それが大事なのでは無いかと考えています。
これは、フリースクール運営者みんなが共通する想いでした。
10年後、20年後を考えるのも大事な事ですが、考えてばかりで今、何もしていなければ、イメージした未来にはなりません。
やりたい事、やれる事、やるべき事を見つけて、これに向かって少しでも行動する事の大切さを見つけてもらえたら最高だなと感じました。
運動やってみたけど、やっぱ合わなかったと思ったら、またすぐに自分に合う場所を見つけられる位、たくさんのフリースクールがあれば、もっともっと利用する人は増えると思います。
それが、これからのフリースクールの運営の助けにもなります。
儲けたいと思ってフリースクールを運営している経営者はほとんどいないと思います。儲けたいなら他のことやってますよね。
だからこそ、志し高い経営者が運営し続けて行ける環境も大切だと感じました。
過度にお金をかけなくても運営はして行けます。
そして、この『フリースクール』という職場が不登校経験者の輝ける場になっていけば、同じ気持ちで苦しんでいる子たちが安心して通える場所になっていくと思います。