これまでご支援くださったみなさま、ありがとうございます!
この活動報告も、クラウドファンディング終了までにお届けするのは今回が最後かもとおもうと、ちょっぴり寂しくもあります。
私たちが活動するウガンダでは、女性の就労率は46%と言われています(男性は60%)。
また、地方に暮らす人々の平均月収は、都市部の2分の1で、約120,000ウガンダシリング(日本円で約3,700円)。
私たちがこの農業プロジェクトを行う地域(首都から車で3時間の農村地域)で実施した調査では、HIVとともに生きるシングルマザーたちの【平均年収は約2万円】でした。
学年が上がるにつれて、年間の学費はかさみます(ウガンダでは授業料は無償化されていますが、制服代や進級のためのテスト代、教科書代など学校に通うために必要な経費は、小学校6年生で1万円を超えます)。
夫をエイズで失い、自身も悪化する体調と向き合いながら、少ない収入で暮らすシングルマザーたちは、「子どもたちを学校に通わせたい」「夢をかなえさせたい」と願っても、夢で終わってしまいます。
そうしたシングルマザーたちに出会って、お母さんたち子どもたちの夢が、夢で終わらずに、「きっと叶えられる」と信じることができる未来を作りたい!そんな想いでこのプロジェクトを始めました。
ネクストゴールの達成まで【あと25万円】。
私たちが出会ったシングルマザーたちは、たしかに貧しく過酷な暮らしですが、それは、彼女たちの能力や可能性がないわけではないのです。少しの「機会」や「チャンス」で、その人が持っている可能性は未来に向かって切り拓かれていく。そんなお母さんたちが、一人またひとりと増えることで、子どもたちの未来も、地域の未来も、変わっていくのです。
どうか、お母さんたちにより多くの「機会」と「チャンス」を、子どもたちに「エイズで親を失っても、あたりまえに勉強できる未来」を届けられるように、みなさんのご支援をお願いします。
出典:The LFPR was higher for males (60%) than females (46%)
(UGANDA BUREAU OF STATISTICS 2016)
*写真は、私がウガンダで出会ったシングルマザー、ベティさん。自身のお子さんと、エイズで亡くなった娘さんの子どもたちも引き取って暮らしています。