出版社から許可が出たので、本の「はじめに」の部分を少しだけ先行公開します!
中小企業の、警備会社の私たちが、どうしてTikTokをはじめたのか?
そのはじまりと思いを書いています!
少し恥ずかしいですが、ぜひ読んでみてください!
感想もお待ちしています!
「はじめに
この本を手に取ってくださった方は、きっと私たちのSNSを見てくれているファンのみなさんか、そうじゃなければきっと会社の行く末を案じている経営者・役職者の方だと思います。
「商品・サービスが売れずに困っている」
「人手不足が続いてどうしようもない」
「今の状況をどうにか打破したい」
「問題は山積みだけど、何から始めたら良いか分からない」
数年前、私もまったく同じ状況でした。
先代である父から会社を継いだものの、2年後に父が他界し身近に相談相手もいない。
「そもそも、社長って何をすればいいんだ?」
途方に暮れました。
そんな中、私に光を照らしてくれたのは東京・新宿にある大型書店です。
「何が分からないかが分からない」状態の私でも、ビジネス書の棚の前に立ってしばらく背表紙を眺めているとピンと来るものが見つかります。
それが自分にとっての正解かどうかは分からなくても、片っ端から読み漁り、できることはすぐに行動に移していきました。
試行錯誤をしていく中で、最も成果を生んだのがSNSの活用です。
私たちがSNSを活用し始めたのは2019年のこと。きっかけは人手不足を解消するためでした。当時の警備会社の有効求人倍率は99倍。名前も知られていない中小企業に勝ち目はありません。
これは本章で詳しく解説しますが、ある程度のお金をかけないと効果が見込めない広告とは違って、SNSには誰にでもチャンスがあります。
実際、TikTokに会社の公式アカウントで初めて投稿した後、1週間でフォロワー数は2000人になりました。その翌週にはある投稿をきっかけに、たった一晩で...」
続きは本を手にご覧下さい!