アスプラウト株式会社の喜多村です。
ご支援、応援メッセージいただいている皆様、いつもありがとうございます。
宮城県の帰りに、福島県へ寄ってとても美味しそうな長芋と大きな蕪、
そしてあるバラエティー番組のご当地ポテト選手権で1位になった
ももポテトチップを買って帰りました。
このポテトチップすごいです!!!
桃なので甘いのを想像していたのですが、ん?食べたらポテトの味も香りも
そして塩味もあって、ポテトチップの風味は全く邪魔していないんです。
なのに「もも!」がいるんです。
何言ってるのか分からないと思いますが(笑)とにかく桃がいるんです!
これはスゴイ…1位になったのが分かる気がします。
例えば「コンソメ味」とか、味を変えるのは簡単というか、分かりやすい
行程だと思います。
この桃に関しては、味ではなく香りというか…「存在」を入れているんです。
ポテトチップの香りも味も一切邪魔せずそのまま。
なので、封を開けてニオイを嗅いでもポテトチップで、桃は出てきません。
食べると桃が出てくるんです!
このポテトチップを完成させるのは、とても大変だったのではないでしょうか?
「もも」を入れた事に福島の思いも込められてる気がしました。
普通の考えならポテチに桃は入れないですよね。
ここにも女性ならではの目線が取り入れられているそうです。
福島県は、東日本大震災の原発事故で農業や酪農など、様々な被害を受けました。
桃の名産地でもありますが、福島県産はやはり放射能汚染が恐れられています。
昨日野菜を買った私も、やはり2児の母であり、子ども達が食べる食品については
放射能の事はどうしても気になります。
今回ポテトチップの話をさせていただきましたが、私が一番伝えたかったのは
「努力している」というところです。
皆さんにお届けする食品が安全であるようにする努力、福島県の名産品を
アピールする努力、元に戻していく努力と更に発展させる努力。。。
今回のポテトチップは女性農業者の思いに企業や行政などが連携して完成したものです。
全国どの地域も努力はされていると思います。
が、福島県などのように「汚染」に対して努力をしなくてはならない
地域はなかなかありません。
自然豊かで実りの豊富な長閑な地域が、震災により数日で暮らせない地域に変わる。
明日は何が起こるか分からないという事です。
今日は平和でも明日はどうでしょう?
災害は防げませんが、減らす事や早く回復させることは可能です。
それには皆さん一人一人、みんなの力が必要だという事です。