2022/02/25 10:00

 旧東村北東部の沢入地区に位置する袈裟丸山(標高1878メートル)の中腹にあり、

県史跡指定の寝釈迦=正式名称は「石造釈迦涅槃像」といいます。

 涅槃像とは、釈迦の入滅(死)の姿を絵画に描いたり、彫刻にしたりしたもので、旧東村の寝釈迦は巨大な御影石(花崗石)の岩場に半肉彫りされています。だれが、いつごろ、何のために彫ったかなどはっきりしていない神秘的な仏像です。

 現在、寝釈迦を見学するには、国道122号から袈裟丸山の登山口まで車で15分。

そこから、徒歩で約1時間程です。住民の信仰を集め町町を代表する貴重な文化財ですが、厳しいハイキングコースのため、珍しさのわりには参拝者は、さほど多くありません。

 そこで、ドライブイン地内に於いて参拝者のために、実物大の全長3・68メートル、

肩幅1・30メートル、重さ7トンの寝釈迦(レプリカ)を草木湖畔に設置

本物と違ってハンサムなお釈迦様で少々リラックスしすぎですがね(笑)