ただいま千葉県の農家さんは、絶賛、さつま芋出荷中。
しかも驚くほどのハイペース!
今週ボチボチ様子見で少な目スタート・・・と思っていたら、
40件/日も出荷して下さっています!
先日に案内した4倍の速度です。
(赤いヤツは3倍…あ、独り言です)
このペースなら2月中に発送が終わるかもしれません。
来週、私も応援に行く予定なので、
私の参戦で数が増えるか、足引っ張って数が減るか、どうなるでしょうね。
さて。
今回は、私が農作物の販売支援事業をする理由をお話しをしましょう。
さいごのサツマイモの農家さんは私に、
会社に勤めながら複業起業する決心をくださった方です。
めちゃくちゃ美味しいさつま芋だったので、
お話を伺いに300km車を走らせた去年の夏。
ご家族みなさま口をそろえて、
・特別な農法ではない
・めずらしい品種もない
・こだわりもない
・普通のさつま芋
と謙虚すぎるご紹介をしてくださいました。
でも間違いなく、お二人のさつま芋は美味しいです。
たしかに農協から出荷しているので、消費者はスーパーで購入できるし、
それにスーパーで購入できるお芋も、もちろん美味しいです。
だけど、
「このお芋美味しい!また買おう!」と思い足を運ぶのは同じスーパーですよね。
つまり判断基準が「小売店」になっており、生産者で選んでいないのです。
これは普通です。
私だって「〇月〇日に買ったキャベツが美味しかったから同じ生産者から仕入れてほしい」なんて、お店に言えません。
感激する美味しいものに出会っても、専属契約でもなければ、もう出会えないかもしれない。
専属契約する農家さんは、安定供給できる農業法人がほとんど。
じゃあ、個人事業や小規模の農家さんはどうするの?
高齢化が顕著な農業界。高齢者にこれから事業化しろと?
IT化?スマート化?効率化?スマホも苦手な高齢者が?
農業界の問題やフードロス等が着目され始め、良い風潮かもしれません。
しかしどこか、非効率なものは淘汰されようとしているように見えませんか?
ちょっと不格好だけど一生懸命編んでくれたマフラーよりも、
量産化され安くて質のいいマフラーが好きと言ってるようなもの。
(バレンタインの時、言っちゃダメですよ!)
想いの力、信じる力、念ずれば叶うとか、
どうしてもスピリチュアルに聞こえますが、
本当に大切なものは、形ではなく想いではありませんか?
この、謙虚なさつま芋農家さんのイイところ。
・先祖代々続く他人の手が加わっていない畑
・苗から育てる愛情や愛着
・一つ一つ手作業だからお芋に向き合える
・高齢ゆえに毎日が真剣勝負
・納得いかないお芋は出荷しない潔さ
たしかに時間がかかるかもしれませんが、
人が行うから想いが込められていると思います。
「非効率上等!人が行うことに意味がある。」
農家さんから学んだことを伝えたくて、起業しようと至ったワケです。
想いが宿ると温かく感じます。
そんな温かさを宿したお芋たちが届きます。
ご自身のため、ご家族のため、ご友人のため、優しさの連鎖を皆様が広げてくださいますと、これほど嬉しいことはありません。
お待ちいただいている皆様へは恐縮ですが、
農家近辺の郵便局を困らせるハイペースで出荷しておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。