こんにちは。特定非営利活動法人glolab代表理事の柴山です。「みらいチャレンジプログラム」を応援いただいている皆様、本当にありがとうございます。クラウドファンディングを開始して10日あまりたちましたが、すでに多くの方から温かいご支援をいただいております。感謝の気持ちでいっぱいです。
今日は12月5日に実施した「みらいチャレンジプログラム」事後合宿の様子と3月にむけた準備状況のご報告をさせていただきます。
事後学習の様子
今回の目的は、参加者の考え、希望、提案を聞き、3月の浦幌町合宿の企画に活かすことでした。この日はこれまで以上に参加者から積極的な発言が多く、また、参加者同士や企画チームの大人との関係性が少しずつ築かれつつあることも実感できる1日でした。
浦幌町でどんな体験をして何を知りたいか考えるグループワークでは、ただ体験したいことを述べるのではなくその理由や目的まで考えてもらいました。これまで浦幌町の方々からうかがった話からアイデアを膨らませる様子が見られ
「浦幌町の食べ物を食べてみたい。でも、食の生産地だから、食べるだけでなく「食べられる」になるまでの過程が知りたい。」という提案が出ました。
また、浦幌町の自然について携帯電話で調べて、アイデアを出し合う場面もありました。
「ジュエリーアイスが見たい!」(浦幌町に行ったことがない大人は参加者の情報収集力にびっくり)
「浦幌の歴史について知りたいから博物館に行ってみたい」という希望もあがりました。
さらに、「写真だけではわからないリアルな体験をしたい」と発言する参加者もいて、デジタルネイティブ世代の彼ら彼女らもオンラインの限界をきちんと理解していることを大人側も再認識しました。
また、「8月にお世話になった方々に実際に会いたい」といった声も上がり、参加者たちが浦幌町の方々のメッセージをしっかり受け止めていることも感じられました。
こうした参加者の提案をうけて、現在、企画チームでは、①浦幌町の自然・歴史・食をテーマにした体験学習 ②浦幌町の方々と語り合い、地域の温かさを感じられるような場の提供を軸に3月の浦幌合宿の準備を進めています。
今後に向けて
回を重ねるごとに参加者が積極的に意見を述べ、主体的にこのプログラムに参加してくれているのを実感しています。加えて、今回、年上の参加者が年下の参加者へアドバイスをする場面もありました。オンラインという壁を超え、参加者同士のつながりがうまれています。
一方で、参加者からの発言にあったように、オンラインだけでは、限界があるのも事実です。3月の浦幌合宿では、浦幌町のみなさんとのリアルな出会いと体験学習を通して参加者のさらなる成長を後押しできるよう企画チームも邁進していきたいと思います。
*新型コロナの感染拡大状況によって、形を変えて開催の可能性もあります。開催形式については1月末の段階でお知らせいたします。