きっかけはヨーガの逆立ち。そこから始まる瞑想の旅路を、旅行記を読むように皆さんに追体験していただきたい。
この本は私の個人的な体験から始まっています。鹿児島ラ・サール高校時代に頭を良くするためにヨーガの逆立ちを始めて、時間さえあればいくらでも覚えられるようになりました。人間で不思議だなと思ったのを覚えています。
そして、二十歳のころにまだ瞑想をやってないなと思い、数息観をはじめたらドッカーンという体験(禅定体験)をしました。インドで日本語を話せるお坊さんに再会してとき「あなた何か経験しましたね」と言われました。何を観たのか聞けばよかったと思います。そうしたことを無料公開している「はじめに」に書きました。
そこから私は誰かに瞑想を教わるということではなく来ました。それでも、17歳でヨーガを始めて、ここまで44年間、ヨーガとか瞑想とかリラクセーションとかマインドフルネスとかそういうのをやってきましたので、もう人生の3分の2はそういうことをやって来ています。もうそうなるともう、習うとか習わないとかではなくて、人生を生きていること自体でそういうことを実践していることになります。
この本が皆さんに提供できるものは何かというと、あっちにぶつかりこっちにぶつかりして思索を深め、実践を深めてきた、そういうことを追体験していただけるのではないかと思います。
私がたどってきた旅路を、紀行文や旅行記のように本書を読むことで、一緒にたどっていただければと思います。
そして、それによって、瞑想とかマインドフルネスとかに、それほど馴染みがない方にも楽しんでいただけると思います。また、そういうことを続けてこられた方には、何か共通したところを読み取っていただけると思います。
皆さん方一人ひとりの日本的なマインドフルネス、日本的な精神性、日本的な宗教性、日本的な身体性、そういったものにつながっていくものが皆さん方の中に必ずあると思います。海外の方でも、日本に暮らして、日本語を話していたら日本的マインドフルネスというものが動き、生まれていると思います。本書を読んでいただくことで、そういうものを皆さん一人ひとりが掴んでいただければよいなと思っています。
(熊野宏昭先生のお話の要約)
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